消滅世界
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いか面白くないかとか好きか嫌いかなんてのは置いといて、着眼点とか世界観とか発想は凄いと思いました。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「当たり前、常識、普通、正常」ってそもそも何なんだろう?それに悩んだり苦しんだり囚われる必要なんてない。そんなものの中身はたやすく変化するのだから、自分の気持ちや価値観を大事にして。というポジティブなメッセージとして捉えた。作者の意図はそうじゃないのかもしれないし、ポジティブな話ではないし、気持ち悪いというか心底不気味に思える描写もあるけど。普段ホラーとかミステリーさえも読み慣れない私ですが、好きです。夢中で読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作家 パターンが同じ問うている本が多い。 この本は特に、作家の苦楽をこれでもかと詰め込んだ悪趣味な創作物。生々しい執着が見える。 見たくないものを見た感覚。テロ。 この世の全てを敵に回しても伝える意思。読み手に寄り添わない。勇ましい自我の塊。 総評:ストーリーは別に面白くないが、作者の念を感じる。何が評価されて本になったのか分からないけど、あまりに突飛。作者の人間性が怖い。なんだか怖いので唯一無二。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんとか最後まで読みましたが嫌悪感で苦痛でした 性行為はなくとも夫婦である以上それなりの嫉妬、独占欲はあってもよさそうだと思う 私自身は村田先生と同年代だがこのような作品を生み出した村田先生には敬意を表したい もし私が20代の若者なら受け入れできていたのかなぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説も期待を裏切らず、気味が悪い世界だった。 ※ネタバレあり 【主人公の雨音の好きなセリフ】 「世界で一番恐ろしい発狂は正常だわ。そう思わない?」 「私はどの世界でも正常になってしまうの」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューを見て面白そうと奮発して読んだものの… 世界観に驚かされたがあまり意外性、広がりはなかった。 以下、ツッコミ(ネタバレ込み、私個人の願望込み): ・序盤中盤のキャラクターとの恋愛に関する話が冗長だった。 ・人口受精等の先進的な生命科学技術と、CDやキーホルダーという古い時代の産物が同時期に存在しており、ちぐはぐ。時代設定は現代で、おそらく我々の住む世界のパラレルワールドという設定のようだが、2023年現在より明らかに科学技術が発展している世界なので、キーホルダーではなくせめてスマホやVRの中のキャラクターに恋愛する、とかにしてほしかった。 ・SFとして来たる近未来の形として描いてもらえると、より現実感や緊張感が生まれただろう。 ・男性の性欲の性質が無視されている。男女の性欲の感じ方はもっと違う。性欲を排泄する対象としたのは面白かった。 独創的な世界観に惹かれ本書を読んだ。期待が大きすぎたのか、それを超えてくるものは感じられなかった。 我々はこの世界に洗脳されて正常さの尺度を持っているのだろう。ならば、新しい正常の形を自分たちの手で作ってしまえば、最初は奇妙に見えても案外人類は受け入れてしまうのかもしれない。 多様性、ジェンダー平等の先に待つのは没個性、均一性か。 人類は潔癖な生き方しかできなくなるのか。 そのうち全ての人間同士の交流はリスクを孕むとされて無くなっていくような気がする。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 68件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|