冬の光
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60年代の学園世代も大学を卒業すると、卒業すると大多数が企業戦士として世に出る。この小説は そのような企業戦士が家族をつくり、家族との葛藤、不倫などを経て、退職し、東日本大震災後のボランティア活動を経てこれまでの人生を振り返るために、四国遍路をしてその帰路、船から転落し、死亡する事故が起きた。そこに至るまでの経緯を妻、長女、次女、不倫相手(学園紛争時の友人)の目を通じて描いた物語で、最後に意外な真相が明らかにされる。読み始めたら止められないいつもの篠田節子による物語である。 | ||||
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登場人物が長い時空の中で寄り添ったり離れたりして、解けた糸が再び絡み合っていく素晴らしい人生を描いた秀作でした。 | ||||
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新卒で入ったエネルギー系の会社で昔は良かった、過去の実績をよく語るような主人公の康宏と同世代で働いている人たちを思い起こさせた。頑張れば右肩上がりの中で休息もないまま休日の接待や仕事に翻弄したが、出世コースから外れた時の心情がよく描かれているのかもしれないと思った。紘子をどうしても忘れられないことなど康宏には思い入れはできなかった。ただ震災の悲惨さはリアルに伝わってきた。時が経てば感じ方も変わると思ったので数年後に読み返したい。 | ||||
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この作家にはまり、読みまくってます。 多作な作家には、中には駄作もあります。 申し訳ないですが、この男、ムカつく。 良い大学に入って、一流企業に勤めて、それで役員になれなかったから、自分は負け組? お金の苦労はした事なくて、年金も預金もたっぷり。 家族にも恵まれて、趣味もいろいろ、私生活も充実して、人脈もあってって‥。 すごく鼻につく! 要するに、無いものねだりでしか無い! 終盤の梨緒との絡みは吐き気がしてきた。 篠田先生、なんでこれを書いたの⁉️ | ||||
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知りもしない時代の学生運動の頃の空気感がなんとなく漂い、仲間と熱く語らうも仕事に就かなくては生活ができない。 そんなジレンマを当時の方々は持っていたのか、それとも少々過激なサークル活動の体験だったのか。 当時の高ぶった経験を共有する相方と付かず離れずが続き、奥様を裏切る結果となるも、大震災の復旧作業で自らのモヤモヤは浄化され、被災者供養なのか永年の相方の供養なのか巡礼へ。 変に悟ったような巡礼になるが最後は落命。 昔の思い出は昔の出来事でしかなく、懐かしんでいるのは誰しもあること。 でも家族を裏切ってしまってはね。 でも面白い話でした。 | ||||
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