聖域
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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宗教色がかなり濃い作品です。著者が真面目に宗教に対峙して書き込んでいることが伺え、また、作品の後半には新興宗教の題材も記載し、そういう面では一種の社会派小説の側面もあるかもしれない。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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作中、色んな人物や事柄が提起されるが、最終的にその伏線は回収されることなくモヤモヤした気分で話は終わる。新興宗教のくだりは?未完成小節の結末は?篠原と水無川との関係性は?読者に興味を十分沸かせる筆力がありながら、結局、有無を言わさずブツ切りで話を終わらせる。 悪く云えば竜頭蛇尾。好意的な解釈なら、この小説自体が作品「聖域」を倣い、読者に結末を知り得たい衝動を惹起させている。この可笑しさが作者の狙いか・・・。 | ||||
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印象に残ったフレーズが 、恋をしたことのない者に本当の恋物語は書けない、人の本当の悲しみを知らない者に胸を打つ作品は書けない、姿無き者への本当の恐怖を知らない者にホラー小説は書けない、虚構でありながら、小説は書き手の真の心の有り様を映し出す、また精神とか魂とかいうものも、肉体というハードウェアを無くしては存在しない、宿命も他界もない、あなたにあるのは、人の心に入り込む技術、記憶を探り、それを意識上に浮かび上がらせてみせる技術だけだ、でしたが、この小説が青森が舞台になっていますが、青森に偽史東日流外三郡誌があり、平内のホタテの貝殻の再利用方法の苦心や六ヵ所に核燃料リサイクル施設があり、貯蔵施設ですが、また明治期に遁走した榎本武揚が函館に建てたのが蝦夷共和国らしく、全国紙も全国紙に掲載もなかったと、宮沢賢治の雨にも負けずの詩に東に病気の子供あれば看病してやり、西に疲れた母あれば、行ってその稲の束を負い、南に死にそうな人あれば、行って怖がらなくてもいいと言い、北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろと言い、がありますが、皆、公平に1日に24時間しかなく、その宮沢賢治自身の西に東にの実経験と思うが、あまりに大したことはしていないですが、 | ||||
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ホラー小説なのか…新興宗教の話なのか…訳が分からないし、個人の感想ですが無理でした。 | ||||
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読み終わるとちょっと不満が残りました。むしろ、作中作品である「聖域」の方を、入れ子構造にせず頭から尻尾まで読みたかったという不満です。何せ、地の文より作中作品の方が迫力があるし、主人公とプラトニックな関係にすらない女性が何回も霊として登場する地の文より、蝦夷の中で魑魅魍魎と遭遇する修行僧の物語の方が遙かに面白い。 | ||||
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イタコとはどのような人達なのかがよく分かります。 誤解していた部分もあり、勉強になりました。 初めて篠田節子さんの本を読みました。 スピリチュアルに興味のある方にはお薦めです。 | ||||
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