聖域



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    初公開日(参考)1994年03月
    分類

    長編小説

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    聖域 (集英社文庫)

    2008年07月18日 聖域 (集英社文庫)

    異動先の編集部で、偶然目にした未発表の原稿『聖域』。なぜ途中で終わっているのか。なぜこんなに力のある作家が世に出ていないのか。過去を辿っていくと、この原稿に関わったものは、みな破滅の道へと進んでいる。口々に警告されるが、でも続きを読みたい、結末を知りたい。憑かれたように実藤は、失踪した作家、水名川泉を追い求め東北の地へ。そこで彼が触れたものは。長編サスペンスの傑作。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    聖域の総合評価:8.17/10点レビュー 41件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    聖域の感想

    宗教色がかなり濃い作品です。著者が真面目に宗教に対峙して書き込んでいることが伺え、また、作品の後半には新興宗教の題材も記載し、そういう面では一種の社会派小説の側面もあるかもしれない。
    といっても、ガチガチにクソ真面目で、面白くも何ともないということは一切無く、当方も一気に読み終わったように娯楽色も十分にあり、楽しむことが出来た。
    ラスト近辺における主人公実藤と謎の作家水名川泉との激烈な対峙。ここで多くの宗教用語が飛び交うが、知識の無い方にはやや難解である。しかし、深い意味は分からなくてもスイスイ読み進めることが出来、これこそ著者の筆力の確かさであろう。
    ただし、題材のせいもあるのか、読後感は余り良くない。何か夢の無い結末であった。
    しかしながらこの小説を俗物的な見方で読み、出版社の編集者が良い作品を求めて偏執的に葛藤する姿をギャグにした業界小説と見なせば、笑い話で済ませることができそうと思うが、著者には失礼かな(笑)

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    No.40:
    (3pt)

    風呂敷広げすぎ

    作中、色んな人物や事柄が提起されるが、最終的にその伏線は回収されることなくモヤモヤした気分で話は終わる。新興宗教のくだりは?未完成小節の結末は?篠原と水無川との関係性は?読者に興味を十分沸かせる筆力がありながら、結局、有無を言わさずブツ切りで話を終わらせる。

     悪く云えば竜頭蛇尾。好意的な解釈なら、この小説自体が作品「聖域」を倣い、読者に結末を知り得たい衝動を惹起させている。この可笑しさが作者の狙いか・・・。
    聖域Amazon書評・レビュー:聖域より
    4062070006
    No.39:
    (4pt)

    日本の平均米の日本米の原産地が青森県産米だった

    印象に残ったフレーズが 、恋をしたことのない者に本当の恋物語は書けない、人の本当の悲しみを知らない者に胸を打つ作品は書けない、姿無き者への本当の恐怖を知らない者にホラー小説は書けない、虚構でありながら、小説は書き手の真の心の有り様を映し出す、また精神とか魂とかいうものも、肉体というハードウェアを無くしては存在しない、宿命も他界もない、あなたにあるのは、人の心に入り込む技術、記憶を探り、それを意識上に浮かび上がらせてみせる技術だけだ、でしたが、この小説が青森が舞台になっていますが、青森に偽史東日流外三郡誌があり、平内のホタテの貝殻の再利用方法の苦心や六ヵ所に核燃料リサイクル施設があり、貯蔵施設ですが、また明治期に遁走した榎本武揚が函館に建てたのが蝦夷共和国らしく、全国紙も全国紙に掲載もなかったと、宮沢賢治の雨にも負けずの詩に東に病気の子供あれば看病してやり、西に疲れた母あれば、行ってその稲の束を負い、南に死にそうな人あれば、行って怖がらなくてもいいと言い、北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろと言い、がありますが、皆、公平に1日に24時間しかなく、その宮沢賢治自身の西に東にの実経験と思うが、あまりに大したことはしていないですが、
    聖域Amazon書評・レビュー:聖域より
    4062070006
    No.38:
    (2pt)

    分からない

    ホラー小説なのか…新興宗教の話なのか…訳が分からないし、個人の感想ですが無理でした。
    聖域Amazon書評・レビュー:聖域より
    4062070006
    No.37:
    (4pt)

    読んでいるうちは夢中になれました

    読み終わるとちょっと不満が残りました。むしろ、作中作品である「聖域」の方を、入れ子構造にせず頭から尻尾まで読みたかったという不満です。何せ、地の文より作中作品の方が迫力があるし、主人公とプラトニックな関係にすらない女性が何回も霊として登場する地の文より、蝦夷の中で魑魅魍魎と遭遇する修行僧の物語の方が遙かに面白い。
    聖域Amazon書評・レビュー:聖域より
    4062070006
    No.36:
    (5pt)

    東北地方の精神世界

    イタコとはどのような人達なのかがよく分かります。
    誤解していた部分もあり、勉強になりました。
    初めて篠田節子さんの本を読みました。
    スピリチュアルに興味のある方にはお薦めです。
    聖域Amazon書評・レビュー:聖域より
    4062070006



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