転生



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初公開日(参考)2007年10月
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長編小説

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転生 (講談社文庫)

2011年04月15日 転生 (講談社文庫)

謎の死を遂げたパンチェンラマ十世が、突然蘇った。卑しい男の魂が転生してしまったのか、この活仏は意地汚くて女好き。動くミイラと化したラマは、当局の目を避け、小僧のロプサンを連れてインドへの道を急ぐが…。核の脅威が迫るチベット高原でラマはある行動に出る。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

転生の総合評価:8.40/10点レビュー 15件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

パンチェラマに興味ある?

ありえないところから話が始まるというところが普段の篠田節子と違うのかな?だけどおもしろく読めるよ。チベットに興味があるなら読んでもいいかも。

コンレチェ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(4pt)

「痛快」というレビューに惹かれて読みました

感想を述べるのが、なかなか難しい作品でした。冒頭のスラップスティックさが、もっと持続するのかと思っていたら、チベット問題はシリアスで、パンチェンラマもどんどんまともになってくる。
 著者が伝えたかったのはいうまでもなく、中国によるチベット及びチベット人の取り扱いの酷さであり、入り口を喜劇的にすることで多くの読者を政治的主題に引きずり込むという意味では、大成功作でしょう。
 しかし、愉快痛快娯楽作として読むには無理があり、結果として笑うことも感動することも、私にはできませんでした。解説でも述べられているとおり、本書登場の「奇跡」はミイラ蘇りの一点のみで、それなりに重たい気分になることを覚悟した上で読むべき本だと思います。
転生 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転生 (講談社ノベルス)より
4061825623
No.13:
(5pt)

信仰の力で巨大国家に一撃を入れる

実在したチベットの転生活仏パンチェンラマ10世は、死後布を巻かれ金箔を貼られミイラにされていたが、なぜか蘇り、金ピカのミイラのビジュアルのまま現地の少年と共に冒険をし、巨悪を目論む大陸の共産国と戦う…という壮大なフィクションです。

短くまとめると何が何だか分からないですが、これを最後まで読ませる著者の筆力は物凄いです。

そして、ダライラマと同じ転生活仏というよくわからない存在を私達にも共感できる聖俗を行き来する存在として描いており、何度もくすりとさせられます。この活仏はモモというチベット料理にいつまでもこだわったり、急に女性に見境なく触ったりします…ただ最後は、宗教指導者兼政治指導者らしく、巨悪を叩き一時の平和をチベットにもたらします。

最後の演説のシーンには、涙させられました。いつでもどこにでも現れる姿は、現世に再訪されたお釈迦様や困った人をたちどころに助ける観音菩薩のようです。ただ神通力ではなく、人とトラック等で移動しているのが余計に良いです。

仏教やチベット問題についての知識がある方は複雑な気持ちになりながらも楽しめると思います。そうでなくても十分楽しめ、考えさせられる作品です。
転生 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転生 (講談社ノベルス)より
4061825623
No.12:
(4pt)

シシャパンマ(ゴサインタン)爆破計画を阻止せよ!

復活したパンチェンラマが3人の従者を引き連れ、シナ(中国)のヒマラヤ縦貫計画の策謀をぶっ潰す!
それにしても、パンチェンラマとかダライラマだったら、本当にチベット女性は何されても怒らないのだろうか?
転生 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転生 (講談社ノベルス)より
4061825623
No.11:
(4pt)

ゴサインタン(シシャパンマ)爆破計画を防げ

復活したミイラ・パンチェンラマ十世が、自身が安置されていた寺の小僧ロプサン、行商人サムドゥ、やり手の青年サンポの3人のチベッタンを従者にシナ(中国)政府の核を使ったヒマラヤ縦貫大工事計画をぶっ潰す!シナが核爆弾で崩そうとしているのはあのゴサインタン(シシャパンマ) ふざけて書いてるようでテーマはシリアス。一気に読みきった。まさに大活劇。
転生 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転生 (講談社ノベルス)より
4061825623
No.10:
(3pt)

チベットを舞台に、よみがえったミイラが大活躍!

チベットに安置してあるパンチェンラマのミイラがよみがえった!
少年ロプサンを主人公・狂言廻しとして、パンチェンラマのミイラが中国政府を相手に大立ち回りを演じるというドタバタ劇。

特にひねったストーリーではないが、中国とチベットの関係がうっすらと分かるような作品。チベットの人たちが漢民族を見下しているような発言をするシーンも多々あるし、中国人がチベットの人たちを徹底的に管理したり痛めつけたりする話も出てくる。決して一方的にチベットを支持する反中物語ではない。もちろん、誇張もあるだろうし、他国の人間には分からない事情もあるだろう。

ドタバタ劇なので、肩の力を抜きながら、中国とチベットの緊張関係に触れるという読み方で良いのだろうと思う。
転生 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:転生 (講談社ノベルス)より
4061825623



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