神鳥〔イビス〕
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明治期の女流写生画家の幻想絵(花鳥絵)に魅せられた挿絵画家が、三文小説家と一緒に明治期の絵に描かれた朱鷺の痕跡を求めて、奥多摩の日原から鷹巣山に登る途中、幻想的な風景のなか幻の巨大な朱鷺 に襲われ、死に物狂いで小説家と共に留浦まで下りるホラー小説。山好きであれば、日原から稲村岩コースを経て、鷹巣山に登り、峰谷橋経由で留浦に下山するコースが頭に浮かぶ。切れのよい文体により怖さと美しさの共感を味わうことができる。 | ||||
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オチてない、自分たちの身に降りかかった怪奇現象について判明し、これから解決方法を探しにいくぞ!といった所で話が終わる。何も解決していない、そんなのありえるのか?プロの書いた本でこれだけ評価されてるのにこんなオチとか信じられない。そもそもトキが絶滅させられたから人間を怨んで肉食幽霊になって発狂するまで襲い掛かってくるという展開自体荒唐無稽にも程がある。 | ||||
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どんなホラーなのかと思って読んだが、直接の怖さとしてはヒッチコック映画の「鳥」を連想した。 | ||||
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ホラー部分については、小松左京あたりが短編で書いていそうな発想です。 そういう意味では、篠田節子もSF的な発想を持った作家ですし、ストーリーテリングのうまさでも共通しています。 加えて、謎を追ってあちこち調べ回るという、ワクワクなプロットもこの作家の得意とするところ。 卑近なドラマ的部分も派手な映画さながらの手に汗握る部分も、引き込まれ読まされてしまいます。 そして、ハッピーエンドではないのに、ラストに力強い希望を示すところもすばらしい。 否定的なレビュアーが嫌う葉子と美鈴のキャラクターも、このためだったのかと見事に納得させられます。 同じ体験をしたであろう画家と映画監督の死の理由も、最後にしっかり納得させてくれます。 何もかもが計算された設定と展開だったことがわかるのです。 刺激的なホラーだけを求める人には物足りないかもしれませんが、総合的な娯楽小説としては完成度の高い傑作だと思います。 | ||||
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美鈴のキャラ造形はかなり厳しい。80年代青年誌的エロコメ風キャラとでもいいましょうか。 でも葉子さんの良さを出すにはこれくらいあけすけで可愛げのある相棒がいいのかな。 読んでいて、最後には彼のことも好きになってましたね。 朱鷺は脳内でモンハンのイヤンクックに変換されてしまった。 | ||||
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