カノン
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篠田節子さんの作品は「社会性を持たぬ天才の苦悩と地に足をつけて生きるも天才に焦がれる凡才」が多すぎませんか? ハルモニアは面白いと思いましたがこうも何度も同じ設定で書かれると食傷気味になります。 一番おかしいと思ったのが主人公がチェロの構え方を忘れていた点。 プロを志していたような人間はそう簡単に忘れないのでは…? 中学の部活レベルの自分ですら担当楽器や、何だったら小学校で習ったソプラノリコーダーの運指も練習曲も覚えているのに…。 そのせいで作品全体のリアリティが皆無になり、説得力に欠ける薄っぺらな作品になってしまったような気がします。 | ||||
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作品の内容はとても気に入っています。 作者特有の厚みや深みが感じられる心のドラマです。 そして、そこにはたしかに怪異も描かれるのですが、作品全体からするとそれはスパイス程度のものであり、物語の主体はあくまでもヒロインの心の揺らぎとその行動にあります。 知人の死をきっかけに、それまでの日常に違和感が生じ、立ち止まって振り返り、戸惑いと逡巡の中から新たな自分を再発見する。 そういう、いわば「自分探し」のドラマだと思います。 そこに加えられたホラー要素(とも言えない程度ですが)は、物語に必要ではあっても、それが中心となって登場人物たちをかき回すほどのものではありません。 にもかかわらず、カバーの裏には「異色ホラー長編」と書いてあり、ホラーのファンを当て込んでいるのが明確。 これでは本格的なホラーを期待するファンは肩透かしを食ってしまうのでは。 内容はすばらしいのですが、売り方が悪いです。 | ||||
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主人公たちは人生の折り返し点に立って過去を振り返り、自分の安逸な日常には何の意味もなかったと気づく。 本当の自分は安逸な日常を生きられない特別な存在なのだ、だから過去を捨てて新しい人生を行きるのだと、自分勝手に納得する。 自分の人生だから、仕事も家庭も放り出して構わない。我が子は我が子で行きれば良いと勝手に決めつける。 あまりの無責任さに呆れた。 モダン・ホラーかと思いきや、ナルシストの自己満足を読まされただけ。 この本を読むことに何の意味もない。時間を無駄にした。 | ||||
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ハルモニアに続く、音楽もの。 今回のテーマは、ベースが少しありきたりなようなきがする。 教師という選択をした音楽をめざした瑞穂が、 青春の時の合宿にさかのぼりながら、 フラッシュバックさせていく。 カノン いわゆる輪唱 フーガの技法 反進行と拡大によるカノン 香西康臣 小田嶋正寛 小牧瑞穂 ナスターシャ 岡宏子 の群像たち。 | ||||
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多分、人生とはこういうものなんだろうな。死ぬまで生きるだけ。 | ||||
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