第4の神話
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矛盾もあるし、何に焦点を当てたいのかブレブレ。 ガッカリしました。 | ||||
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…が、柚香にしてみりゃ「大きなお世話」じゃないかなあ?と、思わないでもなかった。 身もふたもないですが、輝かしかろうが、虚しかろうが、本人死んじゃってる訳だし。 「5年もたない」ってのは「生きた証し」的な事じゃなくて「責任感からの身内の経済の心配」の方向じゃない? ヒロインが「ライター」さんなんで、「書き手、作り手としての自負」みたいな、それこそ「視点」の違和感が強かった。 話自体は楽しみました。 | ||||
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森遥子の小説は2冊しか読んでいないし、どんな人生だったのか知識が全くなかったので、私にとって夏木柚香は安井かずみを連想させました。夏木=森にこだわらないほうが面白く読めるかもしれません。篠田さんの本はいつも凄く読みやすいので短時間で一冊読めてしまうのですが、小説内の夏木柚香作品と違って後を引きます。ただ、この小説のラスト、何となく無理矢理希望を感じさせる終わりにした感があって、ラスト部分はちょっと好みではありません。主人公の小山田さんが都会で一人奮闘してきた十数年に対するご褒美なのかな?緒方倫があんなに速攻でノリノリになってくれる(先入観なく夏木作品を読んだから、なんだろうか?)と、棚ボタ感が強くて・・・小山田さんの家庭の事情はもう少しおいといて、「夕凪」上演まで、また一波乱があって、小山田さんには最後まで奮闘!して欲しかった。親の介護問題が独身の子供には大きな問題であるのは事実だけど、一定の収入が見込める独身の子供って老親にとっては「自分の家族」を理由に介護をないがしろにする既婚の子供より余程頼りになるんだし、そんなに悲観したもんでもないんですから、実家問題に頁数かけ過ぎでバランス悪く感じました。 | ||||
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作家と出版社、影の作家と取材先にまつわる話。 最後は能の台本をめぐる、めまぐるしい展開に、 主人公がどこまでついていけたのかよくわからなかった。 出版業界の話題なので、参考文献はないが、 能に関する謝辞など、いつもながらきめこまかい。 物語の方向が2転、3転し、どこに焦点があたるのかわからないという点では推理小説のようでもあった。 著者ならではの渋い視点が冴えている。 | ||||
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急逝した、全てに恵まれた美貌の女性ベストセラー作家・夏木柚香の評伝を、女性ライター・小山田万智子が書くことになる。万智子が取材を重ねるうち、柚香のそれまでの神話が崩れ、新たな神話が出来上がってくる。この過程にはミステリー的な部分があり、ひょっとするとホラー的要素も含まれているのかと思ったが、最後はうまくまとめられてしまったと言う作品である。いくつかの謎は残されたままで、釈然としない結末であるが、カノン (文春文庫)やハルモニア (文春文庫)のように、「芸術」を理解出来ない人はこの作品を読むべきでないと篠田節子は思っているのかもしれない。柚香の新たな神話が出来上がる過程と、万智子の生き様自体は楽しめる作品である。 | ||||
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