虹の彼方
- 柴田錬三郎賞受賞 (13)
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あまり面白くない | ||||
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最後までぐいぐいと感情移入して読みました。二人の感情の変化がとても面白かったです。志麻子も正臣も決して魅力的な人間ではありません。というより、正臣に関しては完全に自己陶酔していますね。「すべては俺の責任だ、俺が志麻子に会わなければ彼女は傷つくことなかった、、、最愛の家族を捨ててしまった、、、」等、完全に自分に酔ってしまってます、、、。最低な男ですよ。でも、それでもいいんです、完璧な男などこの世にいませんから。結局志麻子も正臣ももがきながら大切な物(者)を失っていきます。それも彼らが選んだ人生。この作品、ラストは希望の光が差していきます。よく不倫小説にありがちな「死」を選ばなかったのは良かったです。 | ||||
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小池真理子さんの本はよく読んでますが、、全く共感しませんでした。特に正臣。いい年して新しい女にグイグイ行き過ぎ。気色悪いです。妻にたいする態度もなんじゃこりゃだし、志摩子も志摩子ですが、こんな男には勿体無いですね。男らしさゼロ。 どこが良かったんですかね、この男の。何が間に合ってよかっただろうなのか。オエーってきました。 | ||||
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うーん、なんだか最初から最後まで、ひたすら馬鹿な男と女だなあという嫌悪の気持ちが続いて、中盤から流し読みしてしまいました。 追い込まれた二人が上海に渡ると決めたあたりから、流石にそれはないやろ、とりあえず落ち着こ?と本に突っ込んで気持ちをはらしつつ。 まさに、馬鹿の極地に挑んで、そのてっぺんに登り詰めようとする男女を小池さんは描きたかったのでしょうね。 だから、意図は大成功した小説なんだろうと思います。 小池さんの物語は好きでたくさん読んでいますが、この「虹の彼方」だけは全く二人の恋愛に気持ちがついていけず、辛かったです。 倦怠期を感じてる中年女性とか、現在進行形で馬鹿になってる方、恋に恋する若い女の子なんかは楽しめるのかな? 私はバツイチで、すっかり、恋愛は必ずぶっこわれる、恋愛なんてクソクラエ!の心境になっているから、ダメでした・・ 小池さん、ごめんなさい。 | ||||
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序章と終章以外は,志麻子,正臣という2人の主人公の名前が章の見出しになっている。 読むのが辛かった訳ではない。 志麻子,正臣と読むと,ちょっと休憩したい。 同じところをぐるぐる回っているような感じ。 読後感として,赤川次郎の「杉原爽香」シリーズが思い浮かんだ。 赤川次郎の理想の女性像に対して,男性のだらしなさ。 小池真理子理想の男性像として,どんな状況でも自分のことに一途になって欲しいという気持ちが垣間見える。女性の行動は生き方としての美学が赤川次郎と違う。 何が美しいかを主張したくて,長くなっているのだろうと推測した。 辛くはないが,ぐるぐる感が残った。 そうか,志麻子,正臣という2人の主人公の名前が章の見出しになっているから仕方が無い。 | ||||
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