神よ憐れみたまえ



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    初公開日(参考)2021年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,716回
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    神よ憐れみたまえ

    2021年06月24日 神よ憐れみたまえ

    ラストの告白に衝撃、落涙必至! 10年の歳月をかけて紡がれた別離と再生。 わたしの人生は何度も塗り変えられた。いくつもの死と性とともに──。 昭和38年11月、三井三池炭鉱の爆発と国鉄の事故が同じ日に発生し、「魔の土曜日」と言われた夜、12歳の黒沢百々子は何者かに両親を惨殺された。 母ゆずりの美貌で、音楽家をめざしていたが、事件が行く手に重く立ちはだかる。 黒く歪んだ悪夢、移ろいゆく歳月のなかで運命の歯車が交錯し、動き出す……。 著者畢生の書下ろし長篇小説。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

    神よ憐れみたまえの総合評価:6.76/10点レビュー 33件。Cランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (7pt)

    「終章」が無ければ、もう1ポイントなんだけど

    2021年発表の書き下ろし長編。構想10年という力が入った作品だが、ミステリーであり、性愛小説であり、女の一生であり、すべてに今一つ物足りないもどかしさを感じる作品である。
    裕福な両親の愛情に包まれ健やかに育っていた百々子が12歳の時、何者かに両親が殺害されるという悲劇が襲ってきた。純粋無垢に生きてきた幸せな日々が突然失われたものの百々子は、信頼する家政婦・たづの家族やただ一人身近に感じる叔父の佐千夫らに支えられ、美しく聡明で芯の強い女性に育ち、恋を楽しむようになっていた。だが、そんな日々の裏側には常に殺人事件の影がまとわりついており、さらに犯人のどす黒い想念が百々子の周りから消えることはなかった……。
    事件の犯人が信頼する叔父だったことは物語の早い段階から明かされていて、謎解き・犯人捜しの面白さはない。さらに犯人捜しに執念を燃やす老刑事が登場するのだが、犯人対刑事の知恵比べというサスペンスも中途半端。途中までは百々子に対する佐千夫の妄執が主題になっているのだが、最後にはあいまいな決着がつけられ、背筋を凍らせるような情念の強さは感じられない。なので、波乱万丈な女の一生を描いたものということになるのだが、これも「終章」の独白できれいにまとめられて終わってしまいやや物足りない。ミステリーとしては薄味だが、構想の面白さ、文章力のすばらしさから十分に読みごたえがあるエンターテイメント作品といえる。
    小池真理子ファンにオススメする。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.32:
    (3pt)

    文学的な書き味がいい。でも疑問が残る。

    初めて小池氏の本を読んだ。好きなタイプの文学的な書き方とクラシックが合わさって、ある女性の波瀾の一生を描いたもので読了後も重い映画を見た後と同じ感情になった。いい印象をぶち壊すことで申し訳ないけど、叔父の百々子の両親を殺害する動機がイマイチ弱いと思うのと、叔父が自殺したあとに叔父の百々子への偏愛(というべきか変態的偏愛)が公になる意味が分からない。百々子の両親を殺した叔父が10年以上経って良心の呵責?に苛まれて自殺するにしても、百々子を愛していたなら自らの変態的な偏愛をぶちまける必要はなかろうと思う(むしろそんな表現箇所はなく、いきなりマスコミが大騒ぎ)。百々子の結婚の復讐にしてもタイミングがおかしい。そこが惜しい作品かなと思う。追伸、最後の720ページからは別の意味で怖い。
    神よ憐れみたまえAmazon書評・レビュー:神よ憐れみたまえより
    4104098108
    No.31:
    (1pt)

    残念です。

    「恋」以来、小池さんの作品のファンでしたが、今回の作品はがっかりでした。百々子の魅力を表現する言葉も陳腐で、呆れるほどの繰り返し、小池作品独自の世界観が歪んでしまったようです。なまじ時流に沿った話題性など取り込むと嫌らしいばかりで、犯人の異常性ももっと別な方向性でとらえていたら、もう少し変わっていたと思います。
    神よ憐れみたまえAmazon書評・レビュー:神よ憐れみたまえより
    4104098108
    No.30:
    (2pt)

    一体主人公は誰なの?

    小池さんの小節とは到底思えませんでした。
    主人公を始め、どの登場人物の心情や心の変化が記されていないと感じました。
    何を言いたいのか?誰が主人公なのか?疑問に終わり、がっかりしました。
    神よ憐れみたまえAmazon書評・レビュー:神よ憐れみたまえより
    4104098108
    No.29:
    (1pt)

    主人公の性格が嫌で感情移入できない

    朝日新聞の書評では面白そうだったから買って読んだのだが嫌な小説だった。
    なぜなら、高慢で意地悪で嘘つきで自己中心的な考え方の百々子に嫌悪感を抱いたから。
    終章は、自己愛に満ち人を見下し利用してきた60代女の身の上話だった。うんざりした。
    また、刑事やタクシー運転手といった何も悪くない登場人物の見た目を蔑む描写にしていることも不快だった。
    この作家の作品はもう読むことはないだろう。
    神よ憐れみたまえAmazon書評・レビュー:神よ憐れみたまえより
    4104098108
    No.28:
    (5pt)

    新聞の書評を見て

    まだ、読んでいる途中です。書評を見て面白いと思いました。
    神よ憐れみたまえAmazon書評・レビュー:神よ憐れみたまえより
    4104098108



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