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第4の神話



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【この小説が収録されている参考書籍】
第4の神話
第4の神話 (角川文庫)

第4の神話の評価: 3.09/5点 レビュー 11件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(1pt)

面白くない

矛盾もあるし、何に焦点を当てたいのかブレブレ。
ガッカリしました。
第4の神話 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:第4の神話 (角川文庫)より
4041959020
No.10:
(3pt)

楽しんで読めた

…が、柚香にしてみりゃ「大きなお世話」じゃないかなあ?と、思わないでもなかった。
身もふたもないですが、輝かしかろうが、虚しかろうが、本人死んじゃってる訳だし。
「5年もたない」ってのは「生きた証し」的な事じゃなくて「責任感からの身内の経済の心配」の方向じゃない?
ヒロインが「ライター」さんなんで、「書き手、作り手としての自負」みたいな、それこそ「視点」の違和感が強かった。
話自体は楽しみました。
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4041959020
No.9:
(3pt)

先入観がなかったので

森遥子の小説は2冊しか読んでいないし、どんな人生だったのか知識が全くなかったので、私にとって夏木柚香は安井かずみを連想させました。夏木=森にこだわらないほうが面白く読めるかもしれません。篠田さんの本はいつも凄く読みやすいので短時間で一冊読めてしまうのですが、小説内の夏木柚香作品と違って後を引きます。ただ、この小説のラスト、何となく無理矢理希望を感じさせる終わりにした感があって、ラスト部分はちょっと好みではありません。主人公の小山田さんが都会で一人奮闘してきた十数年に対するご褒美なのかな?緒方倫があんなに速攻でノリノリになってくれる(先入観なく夏木作品を読んだから、なんだろうか?)と、棚ボタ感が強くて・・・小山田さんの家庭の事情はもう少しおいといて、「夕凪」上演まで、また一波乱があって、小山田さんには最後まで奮闘!して欲しかった。親の介護問題が独身の子供には大きな問題であるのは事実だけど、一定の収入が見込める独身の子供って老親にとっては「自分の家族」を理由に介護をないがしろにする既婚の子供より余程頼りになるんだし、そんなに悲観したもんでもないんですから、実家問題に頁数かけ過ぎでバランス悪く感じました。
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4041959020
No.8:
(5pt)

著者ならではの渋い視点が冴えている。

作家と出版社、影の作家と取材先にまつわる話。
最後は能の台本をめぐる、めまぐるしい展開に、
主人公がどこまでついていけたのかよくわからなかった。

出版業界の話題なので、参考文献はないが、
能に関する謝辞など、いつもながらきめこまかい。

物語の方向が2転、3転し、どこに焦点があたるのかわからないという点では推理小説のようでもあった。

著者ならではの渋い視点が冴えている。
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4041959020
No.7:
(4pt)

肩すかしを食ったような結末

急逝した、全てに恵まれた美貌の女性ベストセラー作家・夏木柚香の評伝を、女性ライター・小山田万智子が書くことになる。万智子が取材を重ねるうち、柚香のそれまでの神話が崩れ、新たな神話が出来上がってくる。この過程にはミステリー的な部分があり、ひょっとするとホラー的要素も含まれているのかと思ったが、最後はうまくまとめられてしまったと言う作品である。いくつかの謎は残されたままで、釈然としない結末であるが、カノン (文春文庫)やハルモニア (文春文庫)のように、「芸術」を理解出来ない人はこの作品を読むべきでないと篠田節子は思っているのかもしれない。柚香の新たな神話が出来上がる過程と、万智子の生き様自体は楽しめる作品である。
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4041959020
No.6:
(4pt)

肩すかしを食ったような結末

急逝した、全てに恵まれた美貌の女性ベストセラー作家・夏木柚香の評伝を、女性ライター・小山田万智子が書くことになる。万智子が取材を重ねるうち、柚香のそれまでの神話が崩れ、新たな神話が出来上がってくる。この過程にはミステリー的な部分があり、ひょっとするとホラー的要素も含まれているのかと思ったが、最後はうまくまとめられてしまったと言う作品である。いくつかの謎は残されたままで、釈然としない結末であるが、カノン (文春文庫)やハルモニア (文春文庫)のように、「芸術」を理解出来ない人はこの作品を読むべきでないと篠田節子は思っているのかもしれない。柚香の新たな神話が出来上がる過程と、万智子の生き様自体は楽しめる作品である。
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4041959020
No.5:
(2pt)

森瑶子

どこから読んでも森瑶子の自伝のようにしか思えません。篠田節子さんの文章なのでとても読みやすいのだけれど、なんだか篠田節子さんが個人的に森瑶子に何か怨みでもあったの?って思うくらい森瑶子フアンとしては内容が納得いきませんでした。変な話、森瑶子事務所からクレームが来ないのかなとまで思いました。私は篠田節子さんのフアンでもあります。彼女にはこんな因縁のありそう小説は書いて欲しくないと思いました。
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4041959020
No.4:
(3pt)

やはり・・・

私もこの本を読みながら、密かにこれは、森瑶子さんのこと・・・!?
と思っていました。ただ、これはあくまでも推測ですが・・・。
(美貌、と書かれていたので、違うかなと思ったのですが・・・。)主人公の人生とバブルの女流作家の人生が交差し、
中盤までぐいぐいと惹きつけます。ただ、後半から終わりにかけて、すっきりしないものを感じました。エンディングも、個人的にあまり納得
できないものでしたが、こういうこともあるんだな、と
視野が広がった気分です。謎は謎のままでも良いのかもしれない、というのと、
これじゃあ、あんまりだ、というふたつが混じりあった
そんな不思議な読後感がありました。
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No.3:
(3pt)

評伝の書き方

篠田作品は、しばしば読者に体力を要求する。そんな中で「第4の神話」は、あまり消耗せずに読める。モデルとして想起させられる人物への配慮か、いつものグロテスクな演出はなりをひそめているからだ。それに加え、語り手の万智子が常識人であり、小さいながら前向きのエネルギーに駆り立てられているからだろう。彼女は、ライターという職業に幻想も抱いていないが、それなりの矜持がある。「きちんとした仕事」をすると評価され、自分の名前でノンフィクションを出すという夢さえ暖めている。彼女のそうしたプロ意識は本書を読み進めていくうえで適度なドライブ感をもたらし、快感でさえある。ゴーストを要求される場面で万智子があっさりと妥協するのも篠田さんらしいリアリズムの徹底だ。こうした場面で行過ぎた葛藤が描かれると疲れるし、リアリティを失って読者は共感できなくなる。 主人公の思い込みが一枚ずつ剥がされていき、早逝した「バブル作家」の実像が最後にやっと焦点を結ぶ過程を追った描き方は、「贋作師」「カノン」「聖域」など一連の篠田作品と共通し目新しくない。文中に全く違った文体で「バブル作家」の文章が引用される書き分けのテクニックも素晴らしいが、「聖域」ほど読者を圧倒しない。 篠田作品では使い古された手法が安易に使いまわされているといえばそれまでだが、例えば能とコンテンポラリーダンスのコラボレーションで演出される彼岸と此岸の重なり合うモチーフは、篠田作品の通奏低音であり、次はどのような装束をまとって演じられるのかが楽しみである。
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4041959020
No.2:
(3pt)

これは、、。

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No.1:
(3pt)

女性の生き方

篠田節子は「女性の生き方」をテーマにした作品をいくつか書いているが、これもその系統に属すると思う。
 華やかな女性作家の作り上げられたイメージの底にある本当の姿とはなんだったのかを、女性ライターが調べていく・・・というストーリ。 女性作家の「神話」となるほどのカリスマ性という前提が、いまいちうまく伝わってこず、ライターの思い入れが分かりにくかった。
 篠田節子ならもう一ひねりほしいと思ってしまった。
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