(短編集)

ゆめこ縮緬

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種別
短編集
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あらすじ

2019年09月21日 ゆめこ縮緬 (角川文庫)

ミステリと綺想の女王が紡ぎだす、禁忌と官能に満ちた世界愛する男を慕って、女の黒髪が蠢きだす「文月の使者」、挿絵画家と若い人妻の戯れを濃密に映し出す「青火童女」、蛇屋に里子に出された少女の記憶を描く表題作他、密やかに紡がれる8編。幻の名作、決定版。(「BOOK」データベースより)

評判

ゆめこ縮緬の評価:

7.00/10点 レビュー 1件。 C ランク

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平均点7.00pt

ゆめこ縮緬の総合評価:

9.22/10点 レビュー 9件。

感想一覧

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全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(7pt)

ゆめこ縮緬の感想

分かり易いエンタメ作品が好きなくせに、たまに触れて見たくなる皆川作品。やはり読むのにぐったりと疲れてしまう、幻想怪奇小説集。生者か死者か、現実か夢の中か、境界が曖昧になり、今誰が何を話しているのか分からなくなる。現在の事か過去の事か、自分が今何を読んでいるのか分からなくなる。独特の表現は、集中して読まないと、難しすぎて全く理解出来なくなる。ただしお薦めしないと言う訳では無い、読んで後悔する事は無いと思うので。対象者は、平易なだけで作文みたいな文章に飽き足らなくなった方、物事に白黒付かなくても許容できる方。

なおひろ
R1UV05YV

Amazonレビュー

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No.8
(5pt)

good

GOOD
ゆめこ縮緬 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ゆめこ縮緬 (角川文庫)より
4041081998
No.7
(5pt)

good

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ゆめこ縮緬 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: ゆめこ縮緬 (集英社文庫)より
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No.6
(5pt)

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ゆめこ縮緬 Amazon書評・レビュー: ゆめこ縮緬より
4087743314
No.5
(4pt)

理知的な姿勢で、過去と現在と夢想と冥界とを混淆させた秀逸な幻想恐怖短編集

表題作の他、「文月の使者」、「影つづれ」、「桔梗闇」、「花溶け」、「玉虫抄」、「胡蝶塚」及び「青火童女」の全8つの作品から構成される幻想恐怖短編集。

個々の短編を云々するのはヤボなので、全体の印象を。読者をいきなり惹き込む鮮烈な冒頭の一行、過去と現在と夢想と冥界とが混沌とした世界の構築、たゆたう様に流れて行きながらジワジワと怖さが滲んで来る緻密な全体構成力、冒頭と対比させるかの様な鮮やかなラストの一行、どれを取っても素晴らしい。各編に性的仄めかしを織り込んでいる点も特徴で、艶めかしさを漂わせている。

各短編名から想起される様に、草花をモチーフとした作品が多いが、この他、長く伸びる黒髪、切られた指(2編に出て来る)、中国の妖狐、玉藻前、殺生石、鳴く地蔵、ロマノフ王朝の滅亡、玉虫厨子などの古今東西のモチーフが詰まっている。時代設定(大正末期~昭和初期?)のせいか、軍靴の音が響いて来る短編も多いが(作者の意図か否かは不明)、そのせいか、親子を初めとする家族・親族間の関係を冷静(あるいは狂気の如く)に断ち切っている短編が多く、これが怖さの1つの要因となっている。

作者のミステリも悪くないが、何気ない日常の中に潜む狂気・幻想を描き出した本作の様な作品も作者の持ち味の1つであろう。それを理知的に描いているのだから怖ろしい。秀逸な短編集だと思った。
ゆめこ縮緬 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: ゆめこ縮緬 (集英社文庫)より
4087473112
No.4
(4pt)

理知的な姿勢で、過去と現在と夢想と冥界とを混淆させた秀逸な幻想恐怖短編集

表題作の他、「文月の使者」、「影つづれ」、「桔梗闇」、「花溶け」、「玉虫抄」、「胡蝶塚」及び「青火童女」の全8つの作品から構成される幻想恐怖短編集。

個々の短編を云々するのはヤボなので、全体の印象を。読者をいきなり惹き込む鮮烈な冒頭の一行、過去と現在と夢想と冥界とが混沌とした世界の構築、たゆたう様に流れて行きながらジワジワと怖さが滲んで来る緻密な全体構成力、冒頭と対比させるかの様な鮮やかなラストの一行、どれを取っても素晴らしい。各編に性的仄めかしを織り込んでいる点も特徴で、艶めかしさを漂わせている。

各短編名から想起される様に、草花をモチーフとした作品が多いが、この他、長く伸びる黒髪、切られた指(2編に出て来る)、中国の妖狐、玉藻前、殺生石、鳴く地蔵、ロマノフ王朝の滅亡、玉虫厨子などの古今東西のモチーフが詰まっている。時代設定(大正末期~昭和初期?)のせいか、軍靴の音が響いて来る短編も多いが(作者の意図か否かは不明)、そのせいか、親子を初めとする家族・親族間の関係を冷静(あるいは狂気の如く)に断ち切っている短編が多く、これが怖さの1つの要因となっている。

作者のミステリも悪くないが、何気ない日常の中に潜む狂気・幻想を描き出した本作の様な作品も作者の持ち味の1つであろう。それを理知的に描いているのだから怖ろしい。秀逸な短編集だと思った。
ゆめこ縮緬 Amazon書評・レビュー: ゆめこ縮緬より
4087743314

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