愛と髑髏と



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    初公開日(参考)1984年12月
    分類

    長編小説

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    愛と髑髏と (集英社文庫)

    1991年11月01日 愛と髑髏と (集英社文庫)

    「庭は、寝がえりをうって、背をむけた。…庭にまで馬鹿にされるのは、いい気分ではない」(「風」)。日常と非日常が交錯する摩訶不思議な世界。燦然ときらめく光彩は、血を浴び、呪いを込め、人を魅了する…。妖しく、強烈な輝きを放つ8篇を収録の幻想小説集。 (「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (4pt)

    一気に読んじゃうと、脳がクラッシュしちゃいます。

    でもっともインパクトがあったのがタイトルも奇異な「人それぞれに噴火獣」である。歴然としたアンファンテリヴル物なのだが、ぼくはこれほど悪意の横溢したこのテーマの作品を読んだことがなかったので、唖然としてしまった。いやそれでは言葉が拙い。あまりのショックに気分が沈み込んでしまった。こういう展開になろうとは。悪意を通りこしたあまりにも悪魔的な印象だった。これと似た感触だったのが「復讐」だ。子どもにこんなことしちゃいかんよ。あまりにもショックが強いので、気分が悪くなってしまった。でも、このインパクトがあるから皆川短編の魔力には抗えないのかもしれない。あと、あの傑作短編「結ぶ」の系列に連なる奇想とグロテスクが混在しているのが「悦楽園」。どうしてこんな話を思いつけるのか不思議で仕方がない。これはやはり皆川博子にしか書けない作品だ。陶酔にも似た感覚とともに強くそう思った。出だしの一行でノックアウトされたのが巻頭の「風」。『庭は寝返りをうって背を向けた』だもの、もうシビれちゃいます。意外とトリッキーなのが「丘の上の宴会」。よく
    あるパターンなのだが、これにはまんまと引っ掛かっちゃいました。「暁神」もすごくおもしろい。倒置される事象が効果的な小品。「猫の夜」と「舟唄」もどす黒い滞留が渦巻いているような眩暈感にとらわれる。
    いままで読んできた皆川短編集の中で本書は一番ショッキングな一冊だといえる。とても強烈なので、一気に読んではいけません。そんなことすると、脳がクラッシュしちゃいますよ。
    愛と髑髏と (角川文庫)Amazon書評・レビュー:愛と髑髏と (角川文庫)より
    404108198X
    No.1:
    (4pt)

    一気に読んじゃうと、脳がクラッシュしちゃいます。

    でもっともインパクトがあったのがタイトルも奇異な「人それぞれに噴火獣」である。歴然としたアンファンテリヴル物なのだが、ぼくはこれほど悪意の横溢したこのテーマの作品を読んだことがなかったので、唖然としてしまった。いやそれでは言葉が拙い。あまりのショックに気分が沈み込んでしまった。こういう展開になろうとは。悪意を通りこしたあまりにも悪魔的な印象だった。これと似た感触だったのが「復讐」だ。子どもにこんなことしちゃいかんよ。あまりにもショックが強いので、気分が悪くなってしまった。でも、このインパクトがあるから皆川短編の魔力には抗えないのかもしれない。あと、あの傑作短編「結ぶ」の系列に連なる奇想とグロテスクが混在しているのが「悦楽園」。どうしてこんな話を思いつけるのか不思議で仕方がない。これはやはり皆川博子にしか書けない作品だ。陶酔にも似た感覚とともに強くそう思った。出だしの一行でノックアウトされたのが巻頭の「風」。『庭は寝返りをうって背を向けた』だもの、もうシビれちゃいます。意外とトリッキーなのが「丘の上の宴会」。よく
    あるパターンなのだが、これにはまんまと引っ掛かっちゃいました。「暁神」もすごくおもしろい。倒置される事象が効果的な小品。「猫の夜」と「舟唄」もどす黒い滞留が渦巻いているような眩暈感にとらわれる。
    いままで読んできた皆川短編集の中で本書は一番ショッキングな一冊だといえる。とても強烈なので、一気に読んではいけません。そんなことすると、脳がクラッシュしちゃいますよ。
    愛と髑髏と (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:愛と髑髏と (集英社文庫)より
    4087497615



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