(短編集)
メタモルフォシス
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ずいぶん前の中村文則さんがお勧めされてる記事を見つけて興味を持ち、読みました。 表題作、SM嗜好を極めようとする男の話。 トーキョーの調教、SMに目覚めていく男の話、 の二篇。 どちらも本当に刺激的な小説。 全裸で犬になって這いつくばり、深夜の墓場を女王様に散歩させられたり、女王様の黄金を食べたり…etc すごい(笑) でもいい。 麻薬的な魅力があります。 トーキョーの調教の、調教の場面は読みながら頭が麻痺したような感覚になりました。 アナウンサー志望の女王様と、ベテランアナウンサーの主人公の奴隷との、無言の中にある文脈の読み合いみたいな感じ、たまらなかったです。 SM嗜好って全く理解出来ませんでしたが、この本を読んでなんか解るかもって思ってしまいました。 おすすめです。 ですが、黄金を食べちゃう件とか、読む人を選びますかね。。 | ||||
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しかもどぎつい、SMクラブに通い詰めるM男性の話。 殆ど官能小説に近い私小説とでもいうのか。 面白いが、あまりに言葉の力がありすぎる。 一度目は暗い部屋で独り、一気に読み上げて、 二度目は読みながら電車に乗ったり、霊園を散歩しても、 いいかもしれない。 | ||||
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人間から獣への変身譚。図書館で偶々『アンナ·カレーニナ』と同時に読んだ。『アンナ·カレーニナ』は妻に家庭教師の女との浮気がばれた中年男の描写の極々最初の部分にすぎないが、シニカルに現前的なふくらみをもって中年男の描写がなされており、十分に刺さってくる。トルストイと比べるのは何だが、『メタモルフォシス』の文体では傑作には程遠い。 | ||||
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2章ありますが、1章のみのレビューです。 かなり強めのM気質を持つ主人公が極限まで趣向を追い求めていくストーリー。主人公の身を案じながらハラハラしたが、その章は一気に読めた。 証券会社勤務の主人公と、上野公園が舞台に出てくるので、意外と身近に感じられた。 傍からみたら屈折している人間の内面や趣向、身を滅ぼす程の強い拘り、狂気とも思える行動を深く堀り下げているのはとても興味深い。 ちなみにきれいなビジュアルの表紙ですが、蝶が「変態」しています。 | ||||
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この本を読んでいるとワクワクしてきます、まるで文学という存在を焼き払うかのような変態的な物語は人生に潤いを与えてくれるようです。通常の文学でありながらその傑作性は抜きん出ており通常感じることのない味となって表層に現れます。 新たな文明を切り開く先住民のような小説に乾杯。 | ||||
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