黒冷水



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黒冷水
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初公開日(参考)2003年11月
分類

長編小説

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黒冷水

2003年11月22日 黒冷水

この憎悪はどこから生まれたのか?兄と弟の壮絶な家庭内ストーキング。史上最年少・17歳。第40回文芸賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

黒冷水の総合評価:7.74/10点レビュー 86件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

ホラーより怖い

弟に部屋を漁られる兄。弟に対する呆れ、ストレス、心配等はいずれ憎悪へと変わり…

強烈な小説。私は三人兄弟の長男で、若い頃は一番下の弟が我儘放題で苦労した。自分の部屋のものを勝手に使われたり、『偏差値的』な意味での『数値上』の『頭の良さ』で嫉妬(?)されたり、まさに小説に書かれている兄弟関係と同じような境遇だった。一歩間違えれば小説通りの人生を送っていたかもしれない。私のような人生経験のある者にはある種ホラーより怖い。

この小説は読むタイミングを間違えると劇物。感想はその人の家族構成や人生経験に左右されるかと思う。

テルテル
9638XNHX
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.85:
(1pt)

う〜ん、、、

二段構えのオチが評価されてるっぽいけど、結局この作品って、
「陰湿な兄弟喧嘩の話」が延々続く話
ですよね。読んでる途中、
「俺はいったい何を読まされてるんだ?」て思っちゃいました。下ネタとか必要ないと思うし、
退屈で不快感しか湧いてきませんでした。。
読みやすいし、表現の仕方も上手いと思うけど、肝心の物語が自分には合いませんでした。
この話、ドラマ「世にも奇妙な物語」とかでやれば面白いかなって思いましたね。オチの雰囲気とか、曖昧な方が合うしね、あのドラマ。
黒冷水Amazon書評・レビュー:黒冷水より
4309015891
No.84:
(5pt)

2パターンあるラストは見もの!

羽田さんが17歳の時に書いたデビュー作!

ただひたすら、最初から最後までドロドロの兄弟仲を書き連ねいた小説だが、それは喧嘩と呼ぶほどあっさりとした爽やかなものではなく、陰湿な、気味の悪い狡猾な手段や、果てしない憎悪によって成り立っている。

読みながら「馬鹿なくせになんて無知で、態度がでかいんだろう?自分で気付かないんだろうか?」とか「姑息な手段で責めるなぁ」とか「常に上から目線だな」なんて感じ、ムカムカしていた(笑)。…まぁ、一言でいえば、気分良く読める小説ではない。

だが中高生の言ってしまえばたかが「兄弟喧嘩」を、ここまで陰湿に、ここまで壮大に280ページも書いたんだなぁ、と思うと、滑稽にも思えるし、それ程までに熱量を捧げ書き終えた羽田圭介という作家が、すごく興味深い!

また、小説のラストが2通りあると捉えられるのも面白い。

1パターンは、兄弟愛に気付き、一応爽やかなハッピーエンドを迎える。「姑息な手段じゃなくて、嫌なことをされたら、実際に拳でやり返せばいいじゃないか!」と、それまで読者がモヤモヤしていたであろう陰湿な雰囲気を一蹴する。読者は「あぁ、良かった良かった」と納得するであろう。ここで物語が終わっても、何も矛盾はないし、むしろスッキリする。

だが「完」の後にまだ続く物語があった。なるべくネタバレしないよう簡潔に言ってしまうと、1パターンとは真逆である。「あぁ、やっぱり体内の黒冷水は冷めず、流れ、巡り続けるんだなぁ」というオチである。そこまで仲は冷え切ってしまっているのか、と。

しかし、実際の人間関係を考えたらどうだろう?果たして、相手を受け入れ、許せられるのか?…すごく難しい気がする。一度悪化した人間関係は、そう簡単に修復できるものではないだろう。

恐らく、羽田さんもそう考えて「完」の後にまた物語を作ったのではないだろうか。現実はそう都合良くはないよな、と。

しかし2パターンとも取れるラストを描いたことで、物語は確実により深みを増した。あそこの「完」で終わっていたら、なんだかんだで清々しい小説(過程がどんなにドロドロであっても)といった印象で終わっていたかもしれない。

だが「完」に続く物語を描いたことで、読者により余韻を残し、他の小説とは差異をつけたのかもしれない。そして、このように描いた羽田圭介という人物に対し、私は不気味さと、恐ろしさと、確実に興味をそそられた。
黒冷水Amazon書評・レビュー:黒冷水より
4309015891
No.83:
(5pt)

読みやすい

シンプルに面白かった。
ブラックテイストではあるが、読書離れした若者にも読みやすい作品だと思う
黒冷水Amazon書評・レビュー:黒冷水より
4309015891
No.82:
(1pt)

きもちわるい

好き嫌いが別れる。自分には合わなかった。
ストーリーも描写も気持ち悪い。最後のどんでん返し的な演出も当時は斬新だったのかもれないが、今ではさほど珍しいものでもなくガッカリした。
黒冷水Amazon書評・レビュー:黒冷水より
4309015891
No.81:
(5pt)

好き嫌いが分かれる

読むのが止まらない!!ただ、人にはちょっと勧めにくいなと思いました。好き嫌いが分かれると思います。
黒冷水Amazon書評・レビュー:黒冷水より
4309015891



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