蹴りたい背中



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    初公開日(参考)2003年08月
    分類

    長編小説

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    蹴りたい背中 (河出文庫)

    2007年04月05日 蹴りたい背中 (河出文庫)

    長谷川初実(ハツ)は、陸上部に所属する高校1年生。気の合う者同士でグループを作りお互いに馴染もうとするクラスメートたちに、初実は溶け込むことができないでいた。そんな彼女が、同じくクラスの余り者である、にな川と出会う。彼は、自分が読んでいるファッション雑誌のモデルに、初実が会ったことがあるという話に強い関心を寄せる。にな川の自宅で、初実は中学校時代に奇妙な出会いをした女性がオリチャンという人気モデルであることを知る。にな川はオリチャンにまつわる情報を収集する熱狂的なオリチャンファンであった。(「BOOK」データベースより)




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    蹴りたい背中の総合評価:7.27/10点レビュー 176件。Bランク


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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (7pt)

    蹴りたい背中の感想

    自意識過剰で人間関係が上手く築けない女。
    同じあぶれ者のアイドルオタクの男に興味を示すが、ベクトルが一方向に振り切れている彼は自分に全く興味を示さない。
    で、「蹴りたい」ってか。笑ってしまう。
    いい歳してアイドルオタクって情けなくて見苦しいけど、自意識過剰で孤立してる奴の方がよっぽどタチが悪い。

    梁山泊
    MTNH2G0O
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.175:
    (5pt)

    ありがとうございます

    若き才能溢れる作品であると思います。
    応援してます。
    蹴りたい背中Amazon書評・レビュー:蹴りたい背中より
    4309015700
    No.174:
    (5pt)

    文学の神に愛された才女

    文學界5月号(2024)の特集で久しぶりに綿矢りさを見た。若い頃の感じでそのまま歳を重ねたようだ。
    懐かしく思い、この芥川賞受賞作を読んでみたが、当時まだ10代だった彼女がこの作品を作ったことに驚きを覚える。また、若くして才能を発揮した場合、その後消えてゆくことも多いと思うが、今も活躍されているのは嬉しいことだ。できれば、60代や70代になっても書き続けて欲しい。
    この小説に出てくる”にな川”とはおそらく”蜷川”と書くのだろう。彼のようなアイドルオタクは今は珍しくないが、当時はどうだったのだろう? おそらく、当時は”推し”という文化もなかったはずだ。
    男子の背中を蹴りたくなる女子の感情とは如何なるものなのか? 62歳の男性である私には皆目見当が付かないが、この作品は一気に読ませてしまう面白さがあり、やはり、才能というものは選ばれた人に天が与えるものなのだろうと、実感した。今後も面白い作品を書き続けて欲しいと願う。
    蹴りたい背中Amazon書評・レビュー:蹴りたい背中より
    4309015700
    No.173:
    (1pt)

    芥川賞ではなく芥川ショー

    って僕は、思うんですけれど。
    著者は等身大の青春小説を書いたつもりだったのかもしれないけれど悪い方のスクールカースト小説だから到底こんな小説が芥川賞受賞に値すると思えません。
    蹴りたい背中Amazon書評・レビュー:蹴りたい背中より
    4309015700
    No.172:
    (5pt)

    心の距離・・・。

    この小説は、自分が初めて本を好きになったきっかけになった作品です。

    それまで、自分は本なんて好きではなく、小説自体全部読むのは無理だな、と思っていました。
    そして、ボクのおかんから、「あんた、これでも読んだら?」と、手渡されたのが文藝春秋でした。

    当時の綿矢りさ先生は、はっきり言ってルックスも実力もあり、まぶい文学少女でした。
    今考えると、色々な事情や事件めいた事もおありだった模様ですが、現在は落ち着かれ・・・。

    この芥川受賞作は、初美とになの、微妙な心の距離が描かれており、
    スカートをめくるのではなく、もといページをめくるのが本当に楽しい時間でした(笑)

    そして、ビギナーの方(自分もですが)には、「インストール」辺りから読むと本というものの楽しさが、分かると思いますよ。
    自分の人生をいい意味で、骨抜きにさせられました。

    これからも、綿矢先生の並々ならぬご活躍を、お祈り申し上げます。
    蹴りたい背中Amazon書評・レビュー:蹴りたい背中より
    4309015700
    No.171:
    (3pt)

    受賞当時は、これが新鮮だったのか?

    結局、見ていてイライラする、バカみたい、なんで私を見てくれないのか…等思ったから、蹴りたいんでしょうか?
    答えはよくわかりませんが、作者の作品は、こういう曖昧な状態が続いたままのものが、多いと思います。
    私が若い頃に読んでも、共感はなかったと思います。
    作者が「以降の作品はボツばかりなってた」と語っていて、そこは納得した。
    蹴りたい背中Amazon書評・レビュー:蹴りたい背中より
    4309015700



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