大地のゲーム
- 青春小説 (221)
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とても楽しく読めました。 | ||||
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大地震で壊滅した都市の大学が舞台の近未来もの(だろうか)。 時代も実は国も明らかになっていないのだが、往年の学生運動を彷彿させるような、大学を占拠しそこに住まう学生らの日々が描かれている。 為政者らしき学生のリーダがあらわれたりと、著者には珍しい作品。ただ、思想的な事はほとんど触れられていないし、大学の周辺には住民たちの日常があるなど、んんん?となるくらい中途半端。 タイトルの「ゲーム」から、そのあたりを察した方が良いのかな。まぁ、SFじゃないのだろうし、著者らしい感性で表現される精神的な孤独感は読み取ることはできる。 | ||||
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綿矢りさ作品にしては、パラパラとページをめくってしまう!という物語に惹き込まれる感覚は無かったです。 物語の設定が大袈裟なのに対し、人間関係や会話が業務的に感じ、登場人物に魅力を感じ無かったかな... | ||||
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21世紀末での大震災到来のお話……ですが、本書が発売された 2013年7月は、まだ東日本大震災の苦しみから解放されていない 方々がいるはずなのに、 「ゲーム」と題して書籍化するのは如何なものかと思いました。 余震に怯えながら過ごす学生たちの様子は、震災の恐怖を 思い出させられます。 物語が上手く震災への教訓としてまとまっているならば別でしたが、 まるで話が決裂しています。学生運動は必要だったのでしょうか? そもそも震災は必要だったのでしょうか? 綿矢りささん、最近不調気味なのでしょうか。 | ||||
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「大学」という限定された「囲い」の中で、すべてを寓意化し(未曾有の災害さえ)、しかも学生らしい世間知らずを恥じらいもせぬまま思いの丈を叫ぶ。──まるで、大学の演劇サークルの芝居だ。作家の出身大学はその本山であるから、勿論、作家は意識して、作品全体を「演劇的に」拵えてある。 96頁冒頭8行のマリの告白はその白眉であって、これぞ「学生演劇」の科白そのものである。そして、直後の主人公の反応が「きっと私よりもっと厳しい、貧乏な生活をしていたのだろう。」とまるで幼く貧弱なのも、まだ社会に出ていない学生の特権だ。だからこそ「学生演劇」には、未経験の世界を(故に痛みも知らぬまま)残酷に類型化しすぎるところがある。 この幼い主人公が作家の分身でないことを、切に願う。 | ||||
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