ウォークイン・クローゼット
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2編とも、何を描きたかったんだかわからず。いまどき風なストーリーを書いてみました、というだけに感じられた。内容が薄過ぎます。 | ||||
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久しぶりに綿矢先生の本を読みましたが、小難しい比喩を使わずにさらりと登場人物を表す文章がお見事でした。 ウォークインクローゼットのさきちゃんに共感する部分が多く、自分の中のもやもやとした感情が的確に表現されていて読んでいてとても気持ち良かったです。 | ||||
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タイトル作は、恋愛至上主義の女子のささやかな成長物語。 男女問わず、異性に対する戦闘モード的な時ってあるよなぁ。反省もままならず、失敗を繰り返すこと度々、という主人公の生き様にととりあえず共感してしまった。幼なじみのプチ有名人にスキャンダル発生。彼女のために奮闘する主人公は、と続く。 収録作の「いなか、の、すとーかー」は、駈け出し陶芸家へのまとわりつくストーカー女子らの話。イタい女子らの謎にみちたアブない行動。こわっ!と読み進めるうちに、いつの間にやらきれいにまとまってしまった。失速・・・ | ||||
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発売した時に購入していましたが、Kindle版をAmazonで改めて購入しました。 2編の中編小説が入ってます。 『いなか、の、すとーかー』 新進若手陶芸家が、ストーカーに悩まされるお話。東京で活動していたけれど、作品のために水や土など環境の良い故郷に帰りアトリエを構える男が主人公。 密着のテレビ番組に取り上げられたり雑誌に出たりと少しミーハーに取り上げられることに戸惑いながらも作品が評価されることに喜びを感じている。地元の男友達や、自分のことを好いてくれてる幼馴染とともに楽しく暮らしている。しかし、そこに昔から付いて回っている中年女性のストーカーがやってきて……というお話。 幼馴染の果穂の話し方がすごい嘘くさくて何か違和感があるんですが(コントみたいにベタベタな会話)、結末まで読むとわざとそういう話し方にしてるんだろうな〜と思いました。 アーティスト(小説家もそうだと思います)は物を0から作り出せて、それで人の心を震わせることができて、それってその人が持つ素晴らしい力なんだけど、それは周りの色々な人、ものを搾取することによって成り立っている、そして、素晴らしい作品であればあるほどマイナスにもプラスにも人の心を強く動かすっていうこと。自身が創作者でこれを分かってて、尚且つそれを小説という作品にて表現できるのが、すごいですね。 アーティスト批評小説ですね。 主人公が男なんですが、これは絶対男じゃないとダメな気がしました。ストーカー被害受けるのも思わせぶりな態度で勘違いさせるのも、男女逆だと印象変わって別の話になっちゃうので。 そこにちょっと男女の違いも感じて、小説の主題とは関係ないとこで色々と考えました。 『ウォーク・イン・クローゼット』 洋服が大好きで洗濯にもかなり拘っている主人公。でも着たい服を着ているわけでなく、基本的には男ウケする服を着ている。 今も付き合いのあるタレントとしてテレビで活躍する幼馴染のこと、片思いして振られたことがあるが今は良い友達の男との関係、そして30手前で焦りながらもなかなか上手くいかない主人公の恋愛のお話。 綿矢さんの小説は、ある価値観から(例えば世間の目から)悪く見えても、本人が幸せなら、時には本人が幸せでなくても、そこに本人自身から出てくる力みたいなものを感じることができればそれが一番尊いものなのだってことを強がりじゃなくて(ここが重要)、思わせてくれるところがとても好きです。 あと洋服をハウスクリーニングする人は結構わかるわかる〜〜って思うこと多いので、オススメです。 2話とも大好きで面白かったんですが、わりとわかりやすいハッピーエンドで終わったのが、良識的なかんじがしてちょっとだけ物足りなかったです。 | ||||
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表題作ではない、いなか、の、すとーかー……。 なんていうか、自分の占有しているとおもっていた人が自分の故郷を利用しているように見えたり、 二人のストーカーがいたのが面白かったです(笑)(というか果穂さん、居る系の人間ですけど、ちょっとぶっとんでますね)これはきっと好きな人への嫉妬もあるし、憎悪もあるんだろうなあって思いましたし、極端ぶりな書き方がとても面白かったかもです。それに主人公の透も変わりましたね。 ウォークインクローゼットの方は、よくあんな子供の時のだりあと友達でいたなあ……とかまあそれは置いといて、流れがスムーズでとても良かったです。綿矢先生の作品でこんなにいいと思ったのは珍しい(笑)かもです。 | ||||
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