手のひらの京
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自分は京都生まれで今は他に住んでいるので、京都の雰囲気が味わえるかなと思って読んでみました。 あとがきでは谷崎潤一郎の「細雪」や川端康成の「古都」になぞらえてありましたが、いくらなんでもそれはおこがましいというか・・。私が思い出したのは柴崎友香の「その街の今は」です。こちらは大阪を舞台にした、やはり若い女性が主人公の、何も起こらない話です。どちらも淡々と何ヵ月かの日常を描いた作品で、読み終わってからまあこういうことが言いたいんだろうなと考えながら忘れてしまうような話です。辛口ですみません。純文学というには軽くて少しラノベ的な感じがします。 結婚にあせっているいかにも典型的模範生の長女。 悪目立ちするのが嫌いな京都人らしくない華やかでしっかり自己主張もする次女は女性から嫌われ男性には好かれます。 理系大学院で研究している三女はいかにもそれらしい淡々とした性格。 彼女らが三人三様に恋愛したり結婚を考えたり就職活動に励んだりします。両親はどちらも京都生まれで小学校からの同級生という家庭。三女が京都を出て東京で就職したいというのを頑強に反対するあたりは京都人あるあるかもしれません。京都が一番いいのに、なんで外に出ていかなあかんの?という。 次女のエピソードがその性格らしく一番刺激的というか、イケメンで要領がよくてずるい上司との恋愛関係がこじれる様は会社の地位を利用したパワハラに近く結構怖いです。 この作家さんは初めて読んだので他の作品は知らないのですが、もっと尖ったものを書いておられたという記憶が。作風が変わったんでしょうか。おっとりゆったりした小説です。 祇園祭の宵山、貴船散策、鴨川の床、五山の送り火など京都らしい行事を散りばめて、京都が好きで年に何度も来てしまうようなファンには、京都の雰囲気に浸れるし若い京都人の日常が垣間見れて楽しいと思います。三姉妹と同年配の女性も共感できるでしょう。 | ||||
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ナレーションが長過ぎて物語のテンポが悪く、それでいて話の展開に起伏がないため、読んでいてただ疲れるだけでした。この本を読んでも得るものは何もないと思い、半分くらい進んだところで読むのをやめました。 | ||||
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誰もが過ごしてる何気ない日常の話。姉妹3人の別の視点が楽しめるのがお得。爽やかな気持ちになれます。 | ||||
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家族愛(姉妹) | ||||
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京都の情景描写がとてもよかったです。 八坂神社から振り返って見下ろした四条通りが印象的でした | ||||
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