(リレー小説)
私の身体を生きる
- リレー小説 (15)
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女に体のことを書かせると、どうしても性被害/性加害/自慰/性癖/出産みたいな話が多いんだろうなあと思いつつ手に取りました。 予想通り、男性や世間への憤り、みたいな内容も少なくなかったですが、睡眠、怪我、病、みたいな様々な観点でのエッセイも含まれており読み応えがありました。 ちょうど最近、朝井リョウさんの生殖記も読んだので、体に関してたくさんのインプットができておもしろかったです。 個人的には、能町みね子さんの文章にはじめてふれましたが、とてもすきになりました。 | ||||
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17名が同じテーマで綴るエッセイ集。豪華な面々で貴重だと思います。それだけでも読む価値があるかと。正直な感想としては、テーマが深く「続きが気になって読みたい」タイプの本ではなかったです。それほど考えさせられるからであり、全て読み切るのに時間をかけました。女性に生まれれば、女性として見られるのは当然と言えば当然で、女性”らしい”反応、対応を求められる部分を汲み取ることもあり、それに対して「性的な目で見られた」、「性的搾取では」などと言うと今度は過剰反応、フェミニストと苦い顔をされそうで、表立って語りづらいテーマな気がします。言語化することが過去の追体験になってしまい、それだけでもしんどいものであったり、ワクワクするようなテーマとはいいがたく、表現が難しかっただろうと想像します。ただ「女性の身体を持つ者どうし」という共通点を頼りに多様な価値観や経験に触れるのは、貴重な読書体験になることは間違いありません。 | ||||
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「私の身体」とあるが、多くは性を由来したエッセイ集となっている。 そんな本書の帯で17人の「女性」ではなく、「書き手」としたことに誠実さを感じる。 能町みね子や李琴峰のような、男児の身体で生まれ男性ではない性自認を持って生きている著者もおり、自らの身体について、また女性の身体や性についてどう考えているのかが垣間見える。 また、女児の身体で生まれ幼児期思春期を経て女性としてこの社会を生きてきた他の女性作家たちの、女性としての「私の身体」についての経験や思いと対比することもできる。 絶対的個人としての「私の身体」、社会の目に晒される「私の身体」、異性から眼差される「私の身体」、等々、他でもない「私の身体」を持つが故に生まれた思い。 なかなか他者と共有することのない1/1の思いが17篇収録されており、非常に読み応えがあった。 | ||||
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えぐられるような奇妙な感覚、心地よい | ||||
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共感できるところ、独特の感性で描かれるところ、様々だと思います。 身体といいつつ、本筋は心の話だったり女性性的な話にフォーカスしていきます。 とてもサラッとしながらも17のそれぞれの話が集められ、読み応えある本となっています。 キュレーションの意図など最後あったらよかったなぁと個人的には。 | ||||
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