授乳



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    授乳 (講談社文庫)
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    初公開日(参考)2010年04月
    分類

    長編小説

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    授乳 (講談社文庫)

    2010年04月15日 授乳 (講談社文庫)

    受験を控えた私の元にやってきた家庭教師の「先生」。授業は週に2回。火曜に数学、金曜に英語。私を苛立たせる母と思春期の女の子を逆上させる要素を少しだけ持つ父。その家の中で私と先生は何かを共有し、この部屋だけの特別な空気を閉じ込めたはずだった。「―ねえ、ゲームしようよ」。表題作他2編。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.30:
    (3pt)

    現実にはいない感じの登場人物

    いかにも想像で作ったという感じの現実感の薄い登場人物ばかり。
    3編の短編よりなる。
    「授乳」であるが、3編の中で最もつまらない。作中の家庭教師はまるでマネキン人形のように、自分の意志というものを持っていないかのように、描かれている。
    「コイビト」が最も興味深い作品であった。主人公のとってのホシオや、女の子にとってのムータは、偶像なのだろう。クリスチャンである私の読みでは、偶像崇拝に読めてしまう。つまり、彼女たちにとっては、ぬいぐるみと自分は、ぬいぐるみが教祖で自分が信者という非常に狭い宗教なのだ。この女の子が現実世界に存在したら、おそらくは発達障害なのだろう。
    「御伽の部屋」でも関口要二のような、やはり現実感の乏しい人物が登場する。細かい点を指摘して恐縮だが、何故、”要次”ではなくて、”要二”なのだろうか?変な名前の付け方だ。正男は性同一性障害ということだろう。19年前の作品なので、今よりも性的マイノリティーに対する世間一般の理解は少なかったかもしれない。ラストでゆきは理想の男性が、実は自分の中にあることを知る。ここは、意味深で作者が伝えたい意図はいかようにもとれる。何度も繰り返し読んで、その都度違う解釈ができそうだ。なるほど、このラストシーンがさすがだ。若き日の作者の才能の片鱗が見える。
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    4062766418
    No.29:
    (5pt)

    クレイジー!

    たとえ酒を飲んで酔っ払った状態でも、話の筋を見失うことなく読めるのは、クレイジーサヤカ氏の手腕によるものだと思う。このまま、この美人作家さんには、ぶっ飛んだ路線を突き進んでいってほしいと思う。
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    4062766418
    No.28:
    (2pt)

    ダメだね

    これは、ついていけない。
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    4062766418
    No.27:
    (3pt)

    まだ個性が爆発する前の初期作。

    個性はもちろん尖ってますが、
    すげぇ! とのけぞるほどの、
    村田さんの最大パワーは、
    デビュー作や初期作なので、
    文学っぽさに塗りつぶされ、
    いらん描写に薄められて、
    少しというかだいぶ、
    薄味です。

    ぼくはファンなので、
    一応最後まで、
    興味深く読ませていただきましたが、
    これを最初に読んでいたら、
    ファンになれたかわかりません。

    よくある、
    賞をとりそうな作品、
    (それを狙っている作品)
    デビューしやすそうな作品、
    文学好きがあれこれ想像して、
    隠喩だのなんだのと、
    言いそうなやつになってます。

    村田さんの作品は、
    変人から狂人までという、
    せまい範囲から選ばれる主人公で、
    どれも似たタイプになるのですが、
    この本の主人公たちは、
    自己愛と自己完結が強く、
    周りはすべて飾りなので、
    あまりにも詩的な表現、
    というかゴマカシというか、
    逃げというか、
    辛辣な言い方になりますが、
    空っぽの部分が多すぎて、
    (意味はあるのかもですが、
    示されないのでなくても変わらん)
    これなら村田さんじゃなくても、
    他の人にも書けるなと、
    初期の力不足は感じました。

    なので、
    尖った部分はすごかったですが、
    あとはイマイチということで、
    なんとか読めましたという、
    ★三つにさせていただきました。
    ファン向け作品ですね。
    この本から読み始めるのは、
    ススメません。
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    4062766418
    No.26:
    (5pt)

    鳥肌

    すごい作家さんです。うすこわいのに目が離せない。物語は静かに進んでいくのに、主人公が徐々に覚醒していく様が読んでいてはらはらします。緊張します。作者の描く世界、というより作者の住んでいる世界はとても怖いのに妙に魅力的で、禁止書物を読んでいるような背徳感です。
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