(短編集)

殺人出産



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初公開日(参考)2014年07月
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殺人出産 (講談社文庫)

2016年08月11日 殺人出産 (講談社文庫)

今から100年前、殺人は悪だった。10人産んだら、1人殺せる。命を奪う者が命を造る「殺人出産システム」によって人口を保つ日本。会社員の育子には十代で「産み人」となった姉がいた。蝉の声が響く夏、姉の10人目の出産が迫る。未来に命を繋ぐのは彼女の殺意。昨日の常識は、ある日突然変化する。表題作、他三篇。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.33pt

殺人出産の総合評価:6.96/10点レビュー 83件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

殺人出産の感想

かなり突飛ではあるが、もしかすると
将来の世の中を予見しているのかもしれない

mick
M6JVTZ3L
No.2:
(8pt)

村田ワールド全開

命や恋愛観に関する短編4作品、なんて言い方はできそうもなく、血なまぐさい異色な世界観のお話です。

表題作の「殺人出産」は、10人子供を産んだ「産み人」は誰か1人を自由に殺めることを認められ、この殺意のおかげで人口を維持できていると「殺人」を肯定的に捉えた世界を描いています。「産み人」でない人が殺人を犯すと「産刑」に処され、永遠に子供を産み続けなくてはなりません。奪った命を自らの命を絶つことで償うのではなく、新たな命を生み出すことで償うというのです。
この作品は意外にもSFの要素が強いです。ほとんどの女性は避妊手術を受けており、性行為は快楽のみのためであって生殖行為とは乖離して考えられています。また、男性であっても人工子宮を使って帝王切開で子供を産むことができます。
どんな発想からこの作品を作り上げられるのか、凄いなあとしか言いようがありません。著者の独壇場についていけないかと思いきや、すぐに馴染むことができこの世界観に浸っていました。

「殺人出産」のみだったら10点満点なんですが、「トリプル」という作品はどうも理解不能でツッコミどころが多く、読んでいて苦痛を感じたので評価減。気色悪さに吐き気を催されました。
若者の間で性別関係なしに3人で付き合うことが主流になったという設定の物語ですが、興味を持った方は是非。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.1:
(8pt)

殺人出産の感想

短編集の表題作、殺人出産の感想をば。

▼以下、ネタバレ感想

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スチーブン
AD2904SR
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.80:
(4pt)

表題作もいいけど他のも面白い

表題作は怖いんだけど「清潔な結婚」はコンビニ人間に近い雰囲気でむしろ笑ってしまうところも。
サクサクって読み進めることができていい短編集。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.79:
(4pt)

設定が気持ち悪くて最高

コンビニ人間を以前拝読させていただき、、その流れで気になったため、読ませて頂きました。

殺人出産では、設定自体はたしかにありえないのに、登場人物たちの心情がリアルに動いていて、こんな世界もありえるかもしれない、と思った。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.78:
(5pt)

殺意や殺人が正当化されている世界

彼女の作品をここ最近読み漁っています。
この小説は近未来の日本をを描いて、正義、正しさ、正常の基準がまったく変わってしまった世界の物語です。しかし歴史を過去を振り返ると、それは日常的に起こっていることで、いつ殺人が正しいことになってもおかしくないと感じさせられました。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.77:
(1pt)

中学生が考えた痛い設定

うーん、この著者はいつもそうだし、この小説も別に気持ち悪いとか生理的に受け付けないとかではないので普通に読めるんだけど、中学生が考えた痛い(SF?)設定でそのままお話を書くので、読んでいるといたたまれない気持ちになるんだよなあ。これが共感性羞恥というやつか。

たとえば冒頭で恋バナしてるみたいな感じでこの殺人出産の世界観を説明してるところなんか、著者がこの文章を書いているのを想像してしまって、共感性羞恥が発動してしまうw

藤子・F・不二雄の「気楽に殺ろうよ」みたいな、主人公が変な世界に迷い込んだコメディ設定くらいがちょうどいいなと思う。みんな大真面目に、しかも恋バナみたいに殺人出産の世界観でいられると、単純に陳腐で共感性羞恥が(何度も言って申し訳ないので以下略)。

でもまあ、こういうのを読んで世界観を揺さぶられるような読者もけっこういるのだと、このアマゾンレビューで知れて、僕の世界観が揺さぶられたのは収穫だったかもしれない。わりとみんな(著者も読者も)中学生くらいに純粋なのだろう。馬鹿にしているか揶揄しているとかではなく、本当に良いなあと思う。こんなクソリプみたいなレビューを書くのではなく、僕も純粋でありたいと思う。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.76:
(3pt)

満足

満足
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X



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