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(短編集)

殺人出産



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人出産
殺人出産 (講談社文庫)

殺人出産の評価: 3.48/5点 レビュー 80件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全80件 1~20 1/4ページ
No.80:
(4pt)

表題作もいいけど他のも面白い

表題作は怖いんだけど「清潔な結婚」はコンビニ人間に近い雰囲気でむしろ笑ってしまうところも。
サクサクって読み進めることができていい短編集。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.79:
(4pt)

設定が気持ち悪くて最高

コンビニ人間を以前拝読させていただき、、その流れで気になったため、読ませて頂きました。

殺人出産では、設定自体はたしかにありえないのに、登場人物たちの心情がリアルに動いていて、こんな世界もありえるかもしれない、と思った。
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406219046X
No.78:
(5pt)

殺意や殺人が正当化されている世界

彼女の作品をここ最近読み漁っています。
この小説は近未来の日本をを描いて、正義、正しさ、正常の基準がまったく変わってしまった世界の物語です。しかし歴史を過去を振り返ると、それは日常的に起こっていることで、いつ殺人が正しいことになってもおかしくないと感じさせられました。
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No.77:
(1pt)

中学生が考えた痛い設定

うーん、この著者はいつもそうだし、この小説も別に気持ち悪いとか生理的に受け付けないとかではないので普通に読めるんだけど、中学生が考えた痛い(SF?)設定でそのままお話を書くので、読んでいるといたたまれない気持ちになるんだよなあ。これが共感性羞恥というやつか。

たとえば冒頭で恋バナしてるみたいな感じでこの殺人出産の世界観を説明してるところなんか、著者がこの文章を書いているのを想像してしまって、共感性羞恥が発動してしまうw

藤子・F・不二雄の「気楽に殺ろうよ」みたいな、主人公が変な世界に迷い込んだコメディ設定くらいがちょうどいいなと思う。みんな大真面目に、しかも恋バナみたいに殺人出産の世界観でいられると、単純に陳腐で共感性羞恥が(何度も言って申し訳ないので以下略)。

でもまあ、こういうのを読んで世界観を揺さぶられるような読者もけっこういるのだと、このアマゾンレビューで知れて、僕の世界観が揺さぶられたのは収穫だったかもしれない。わりとみんな(著者も読者も)中学生くらいに純粋なのだろう。馬鹿にしているか揶揄しているとかではなく、本当に良いなあと思う。こんなクソリプみたいなレビューを書くのではなく、僕も純粋でありたいと思う。
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No.76:
(3pt)

満足

満足
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No.75:
(1pt)

気持ち悪い

気持ち悪い。読まなきゃよかった。全部読まずに捨てた
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No.74:
(1pt)

うーん

藤子不二雄先生のSF短編集みたいな設定はとても面白いし、読んでる時はすごくワクワクして期待するんだけど、矛盾多いし展開が全然納得できないです。胸糞悪いと言うか、なんでそうなるの?って感じ。必然性が感じられないというか…話が深まりそうで深まらない。言葉でいい感じに飾り立ててるけど単純にこいつらひでぇよって。その域を出ない。

繰り返すけど穴と矛盾が多すぎる。そんな世の中になったなら銃社会みたいなもんでしょ?その中であんな分かりやすいパワハラするか??殺されるかもしれないってのが浸透した世の中ならみんな他人にはつとめて穏やかに接するようになるはずなのに、そこは中途半端に現代のまんま。
政界の人も等しく殺されるのなら政治が立ち行かなくなるけどそこは?
そんな監視されてるやつが飛びかかったら一発で止めに入るだろ。なんでちょっと泳がせてケンカさせてんだよ。
有名人なんか狂った奴に殺されに顔出すようなもんだから芸能界も成り立たなくなるよね。色々と大丈夫?
あとチカが全く態度に出さないのも不可解、いったいどんな気持ちで?ってよりは、読者を驚かせたくて黙らせてた意志なしキャラというかんじ。伏線ゼロはちょっと。
昆虫食に抵抗あるのも、単なる個人の思い出に依拠するってのがね。
サキコというキャラもあんまり深みがないし、その選択は全く面白くないしさすがに残酷なだけ。20年頑張り続けて、いくらサイコパス設定だとしてもそんなやっつけはひどすぎるよ。
なんか面白そうで面白くならなくて残念だった。
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No.73:
(5pt)

純粋に面白い

普通に近未来に起こりそうなお話でかなり面白かった。このお話の中の価値観に私はあまり違和感を持たなかった。
私はとても好きです。
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No.72:
(5pt)

実際にあったら怖い

実際にあったら怖いと思います。でも凄い共感が持てます。
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No.71:
(5pt)

いかれてやがるぜ!

てまあ、
村田さんの作品なので、
パターンはいくつかしかなく、
今回もそのどれかなのですがw

でもこの本は、
刺激で言えば、
今まで読んだ村田作品のなかでも、
一二を争う強炭酸でした。

残酷で、変態で、
中途半端に放り出して、
主張なのか寓話なのか、
皮肉なのかテキトーなのか。

どれにせよ、
やっぱりアタマおかしいですw

でもなんか、
読んじゃうんですよねー。
どれもけっこう同じなのに。

あと、この本は、
表紙を変えたら、
もっと売れるんじゃないかなと。
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No.70:
(3pt)

出オチ感がスゴイ

タイトルの殺人出産が中編、他3作品の短編。
どれももし「こんな文化や法律生まれたら」というifが話の基幹。
小説の基本とも言える事だが、普通はそういったif社会の中でも変わらない「真実」のような物を作者が語る為の舞台装置であると思う。
その作者の語りたい物を感じられず、ifが主軸になってる。
テーマとしては、「殺人出産」よりも「トリプル」の方が面白いと思うし、もっと展開して現実社会にも転用出来そうな可能性がある。
切り口は女性の感性らしさがあって、性という物を冷静に見つめていて面白い。
3,4時間ほどで全部読めるので、気軽さは良い。
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No.69:
(4pt)

文庫

テーマが面白くて読んでいます!
まだ途中ですがとてもおもしろいです!
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No.68:
(2pt)

複雑な気持ちになる

どの話も読んだ後味がとても悪く、しばらく嫌な気分になりました。このような考えを持つ人が本当にいそうだと思わせるような現実味があるから気持ちが悪い。面白かったー!と思って小説を読み終わりたい単純で平凡な私には不向きだったのだと思いますが、文学って一体何なのだろうと思いました。グロテスクで病みつきになるテレビゲームと、この小説と、何が違うのか。少なくとも思春期の我が子にこれは読ませたくないと思ってしまいますが、自分が思春期に谷崎潤一郎や芥川龍之介を読んだときのように、それなりに現実とは切り離して咀嚼できるのでしょうかね。
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No.67:
(3pt)

取って付けた感の

この人の小説は他にも読んでいるが、読むと必ず気分が悪くなる(嫌いではない)。
表題作の殺人出産はストーリーとしては面白く読めたが、最後のオチで若干肩透かしを食らい、気分が悪くなるというより白けた。
問いが大きいだけに現実的な設定に落とすのは難しいのかもしれないが、
「殺人衝動のある姉が合法的に1人を殺すためだけに10人子供を産む」という設定は流石に取って付けた感。
とは言え、短編でさくっと楽しめたので星は4つ。
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No.66:
(3pt)

イギリスで受ける日本の女性作家 時代はムラカミからムラタか?

個人的に慣れ親しんで来た女流たちとは、かなり“系”が異なる作家。
 エンタメに近似する意表を突く発想にも拘らず、純文学風表現もあり、よう解らん。

 出産、セックス、結婚という女性に身近な題材を扱いながら、三篇とも近未来SFではないか。
 女性作家に未だ偏見を持つシルバー世代の男性、純文学系は苦手という十代や二十代の中には、もしかするとフォロワーが少なからず出て来るかも。

 空想科学小説の大御所、H.G.ウェルズを生んだイギリスで注目される訳だ。
 この件を詳しく知りたくて、辛島デイヴィッド著『文芸ピープル 「好き」を仕事にする人々』(講談社)未読の方は、そちらもググッてみてください。
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No.65:
(5pt)

色々な角度で見れたら世界は広がる

表題作の「殺人出産」はカズオイシグロさんの「わたしを離さないで」の世界観に少し似ている気がしました。もうこんな世界がすぐそこにあるような、とても興味深い内容です。
「コンビニ人間」も読みましたが、この本を読んだ後特に、そもそも常識とは、と色々なの事柄に対して疑問に思うようになります。でもそれが決してマイナスな感情ではなく、結局は自分が生きたいように生きるべきなんだな、となんだか前向きな気持ちになれました。
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No.64:
(4pt)

わかる、、

現実で、実行不可なことを言語化してくれる作品。自然と自分が本の世界へ引き込まれる没入感が味わえる。好き嫌いは分かれそう。私はとても好き。
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No.63:
(4pt)

世界観がF先生。

村田沙耶香さんの本でしたが、
いやぁ、近年の女性作家ではぴかいちじゃないですか。
おもしろかったですね。

「殺人出産」「トリプル」「清潔な結婚」「余命」の四編の短編で構成された本です。

「殺人出産」は、近未来が舞台。
人口が少なくなっているために、出産が求められる社会。
10人産んだら、1人殺せるという制度があり、姉は「産み人」となり、子どもを次々と産みだしている。姉の殺意は誰に向かっているのか。
「トリプル」は、カップル(二人)ではなくトリプル(三人)で付き合うことが流行りはじめた世界。
主人公は親に隠れてトリプルで付き合っているが、やがて親バレに…。
「清潔な結婚」では、性交渉をしない結婚をしていて、子どもを産みたいというカップルの話。
「余命」は、寿命が延び(というか、不死が実現)した世界で、自分で死を選ぶ主人公の話。

これらの小説の優れているところは、「殺人」や「性」にまつわる常識を疑い、それら常識を軽く飛びこえているところです。
しかも、文章が良いんですよ。

世界観が、なんとなく藤子F不二雄の短編っぽいですね。
すごく合理的で、システマティックな感じがします。

「カップル」で、登場人物が「正しいセックス」というのを求めるのですが、これって存在しうるのか、というところが面白いですよね。
そんなもんあるのか、という。
また「清潔な結婚」の、愛人が電話してくるくだりがわらえますね。

とりあえず、最近読んだ小説では、特段の面白さです。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.62:
(4pt)

近未来の話しかも。

未来の日本ってこんな感じなのかな?
と思ってしまいました。
命を造る者が命を奪う・・・殺人は決して悪ではない。現在ではとてもとても考えられない非常識なことですが、
未来の世界ではありえなくないかも。
宗教観?倫理観??の違いもあるかもしれませんが、私はこの「殺人出産システム」が適用される世の中になってもいいと思います。
殺人出産Amazon書評・レビュー:殺人出産より
406219046X
No.61:
(4pt)

基本

基本中の基本。大事な1冊です。
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406219046X

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