ギンイロノウタ
- 無差別殺人 (38)
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今どきの若い子の狂気が怖すぎる。 | ||||
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村田紗耶香の中ではこれが一番好き。 | ||||
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脱いだら女優として一人前みたいに、露骨な性描写出来れば作家として一皮向けるのかな?語らなくてもいい余計な自体験描写、キモくて途中で捨てました。買って最後まで読まなかった本はこれが初めてでした。 | ||||
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『ギンイロノウタ』DVっぽい父と「皮膚の裏側が汗でぐっしょり濡れているような笑い方」をするアカオさん(オカアさん)。危うい状況です。捨て場の無い放射性廃棄物のように何かが溜まっていきます。いろいろあったが、なんとか銀色の扉を開けられたようで、有里の未来に幸あれ。 | ||||
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個性とは突き詰めると狂気になるのかな? 著者様の作品を読んだのは 『コンビニ人間』に続いて2作目ですが、 味なのか食材なのか、 似たところはあるもののとても美味で。 ジャンルすら不明なほどどれも個性的で。 今回は二篇ともホラーぽいのかな? 幽霊も妖怪もゴアもスプラッタも出てこない、 でも、全部出てきたように感じさせられる、 言葉の魔法でそう感じさせられる、 少しだけエロも含んだ、 純粋な、少女のしぼり汁のような不気味さ。 女性が描くからこそ説得力がある物語で。 しっかり読みごたえはあるのですが、 どうしても面白くて、 すぐに読んでしまいます。 表題作の他にもうひとつ入ってますが、 ぼくはどっちかと言えば、 『ひかりのあしおと』が好みでした。 どちらも狂人の独白なので、 全部は語ってくれません。 ここはもう、想像するしかないという、 見えなくなる部分があります。 と言っても、想像なんてしてませんが。 見えないものは、 見えないままにしておくのもいいかなと。 だから眩まされた部分も、 誰かと語ったりはしたくない。 そっと自分のなかだけにしまっておき、 また、忘れたころにもう一度読みたい。 そんな、 存分に自分を変態にできる小説で。 狂った少女と、 それを見て楽しんでる大人の男と、 どっちがヤバイのかな?と自問したくなる、 タブーを楽しんでいる感じがとても美味。 毒々しい話なのにそう感じないのは、 語り口がどこか冷淡だからでしょうか。 表紙がポップなのも理由かな? ぼくは嫌な気分にはなりませんでした。 でもたぶん、表紙のイメージで読むと、 ショック死するので御注意ください。 中身は刺激物。劇薬です。 R指定とか、小説にはあるのかな? 大人の読み物です。 追記。 読み終えて数日してこの2作品を思い出すと、 不思議なことに『怖い』という記憶はなく、 それどころか不気味とか変という記憶もなく、 上質な悲喜劇という印象だけがのこりました。 人生を道化として生きるしかない、 悲しくも滑稽な女性たち。 ハードボイルドな男もこんな印象ですが、 女性が女性を悲喜劇として描くと、 こうなるのか!!と。 目から鱗がおちたといいますか、 これは凄いなと。 村田沙耶香さんのファンになってしまいました。 うちにはあと1冊、 未読の村田作品があるのですが、 また1冊、注文してしまいました。 映画でもマンガでも小説でもですが、 変態的天才は、無条件に尊敬します。 | ||||
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