私の男
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点5.25pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する
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読み終えた感想は…ずーん。気が重くなる。 | ||||
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珍しく原作のイメージ通りのキャスティングでした。面白い作品でした。 | ||||
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禁断の愛の話。 | ||||
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読む前に想像していたとおり、重く暗いストーリーでした。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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おっかない話です。救いが無い。でも一気読み。 | ||||
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各章の時間が逆の配置になっている。 物語には、秘密が大切だという立場でいつも色々読んでいる。この時間軸が逆に設定されているところは、よい。 私のような何の変哲も無い人間からすると、全く別の人間の感性を疑似体験できて興味深かった。 改めて、小説って面白いと思った。 | ||||
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文章力についてはさすが直木賞と思いましたが、内容はファザコン女の妄想話みたいです。不誠実なタイプだったはずの男性たちがなぜか主人公にはぞっこんになるという少女漫画チックな設定に加え、恋敵は無駄に醜い姿に成長し、唐突に凶暴性を現した主人公にボコボコにされます。母親にいたっては存在すら示唆されません。また、警察が見落とすわけないだろうという証拠を初動捜査で見落としており、ミステリーとしても成立していません。 余談ですが、映画はさらに低俗で、男性監督の視点を通してただのピンク映画になっていたのには脱力しました。 | ||||
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直木賞らしいがセンセーショナルな設定と、グロテスクで生々しい表現は読むのを何度も躊躇わせた。最初は、時系列を遡るなんてずるいやり口だな、そんなの絶対に面白いじゃないか、と捻くれながら読み始めたが、自分の想像しない方向に物語が何度も展開し、驚愕とした。中盤、花とあたらしいカメラの章は、息を飲む展開。終盤(序盤)は悲劇的な描写もありつつ、始まりを丁寧に丁寧に描いて終わった。逆行して謎解き、答え合わせがしたくなる2巡目がしたくなる。 | ||||
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この作家の作品を読むのは3冊目ですが、ライトノベルを書いていたという知識があるせいか、文芸作品的な本を読んでもどこまで作者は真剣に文学的な表現しようとしているのかを、つい疑いながら読んでしまうのが良くない点です。この作品も実際のところ、そういう疑いを抱きつつ読みましたが、読後に読んだ解説によれば、解説者の北上次郎氏が「まったく素晴らしい」と絶賛しているし、直木賞の選考委員の浅田次郎氏にも「文句なしに推挽させていただいた」と言わしめたそうなので、文芸作品としての価値はおそらく高い作品なのだと思います。 実際私も作品に感動したというほどではなかったですが、ストーリーとしては面白い作品だと思いましたし、読み応えのある作品でした。 ただ父と娘の禁忌を非常に生々しく描いているという作品の性格上、中途半端にこの作品のことを知っている人に対して、この本を読んだことを気軽に話すこともはばかられるし、身近にいる人に対して(特に女性に)奨める気にはならないですね。 ところでこの本の解説の冒頭で、「何の予備知識もなく、先入観もなく、ただ読み始めるのがよい。」と書いてありますが、私も解説者と同じ意味でではないかもしれないですが、この作品は、予備知識も先入観もなしに読むのが良いと思いました。 その理由は、この作品を読む前提として、遠縁の若い男に養女にされた少女の話だと思って読む方が多いと思いますが、読み進めると義父淳悟と娘花の正確な関係や、紋別出身の小町と淳悟の関係、また花の元の両親と淳悟との関係など、小出しにされる形で徐々にわかってくるので、自分がレビューを書いておいてなんですが、あまり前もって書評などで予備知識を仕入れてしまうと、この作品はつまらなくなってしまうと思います。 作品はamazonの商品紹介にも書いてある通り。現在から過去に逆に遡って描かれますが、章のタイトルに20××年×月と書いてあるので、話の順序とその時点での登場人物の年齢がわかりやすいですね。桜木紫乃の「ホテルローヤル」を読んだときに、同じように時間軸を逆に遡る話でしたが、はっきり年代が書いてなくて、よく読まないと話の順序がわからなかったのに比べると、時間軸はわかりやすいと思います。 また、全6章はそれぞれ花、花の婚約者の美郎、淳悟、小町の各人物の視点で描かれるのですが、たとえば「第一章 2,008年6月 花とふるいカメラ」というタイトルの「花と」の人物の視点で描かれていることに気づきました。 なお、作品の裏表紙にあるように、この作品は「内なる空虚を抱え、愛に飢えた親子が超えた禁忌」を描いているのだとは思いますが、私は内容的にリアリティは感じませんでした。文芸作品に必ずしもリアリティが求められるわけではないのかもしれませんが、現実社会で養父や実父に性的な関係を迫られている少女・女性が、この作品を読んだことで、その行為が養父(実父)の愛情なのではないかなどと、無用な幻想を抱かないでほしいです。現実世界での娘に対するそういった行為は、まず例外なく父親の肉欲に基づく卑しい行為です。 | ||||
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