吉原十二月
- 吉原 (59)
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前回、芥川賞を受賞したものを読んでとても面白かったので読んでいますが、あまり物語に入り込めません。 | ||||
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本書では、小夜衣と胡蝶という同じ吉原の妓楼で競い合った二人の花魁の人生を、子供時代から、花魁として成長し、そして引退するまでを鮮やかに描いた傑作だ。 物語はタイトル通り、1月から12月までの12か月に起きた、二人に関する様々な12のエピソードが1話完結の短編連作方式で描かれて進行する。どのエピソードも一話完結で短編としても完成度は高い、その中で小夜衣と胡蝶という全く性格が異なる花魁が、ライバル関係にあるにも拘わらず、時には手を組んで、花魁として人間として成長していく姿が実に楽しめる。 本書のもう一つの面白さは、妓楼の主の目から見た二人の姿が描かれていることにある。そのため、実際にこの二人が何を思い、考えているかはわからないが、それでも本書を読み進めるにつれて、この二人が本当に違った意味で魅力的な女性であることがわかり、惹きつけられる。 花魁が主人公だと、最後がどのように終わるかが少し心配だったが、少し虚を突かれた見事な終わり方で、読後感も非常によい作品であった。 | ||||
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とても読み応えがあり面白かったです。吉原の様子を知るとても良い参考書にもなります。 | ||||
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初めのうちは、「ふ~ん」とあまり気が乗らないまま読んでいました。 けれど、文月・葉月あたりから、惹きこまれていきました。 胡蝶と小夜衣、どっちが好きかといえば小夜衣です。 私自身の性格が胡蝶に似ているので、「無い物ねだり」で小夜衣に軍配が 上がります。 年季が明けて、二人とも良い道が開けたように思います。 胡蝶には良い道が飛び込んできて、小夜衣は良い道を切り拓いた…そういう 違いはありますが。 楼主にも幸せが訪れたようです、おっとり物静かに微笑む女房ではないですけど。 | ||||
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吉原手引草が面白かったので続けて購入しました。こちらは最初から終わりまで楼主の思い出語りです。 こういった題材にありがちなドロドロとした争いや陰惨な描写はありません。季節の行事を軸に二人の少女の成長、花魁としての全盛、その後の人生を描いています。 菖蒲の葉を打ち鳴らして大きな音を出した方が勝ちとは面白い行事です、花魁が大人気なく熱くなるのを微笑ましく読みました。 | ||||
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