家守綺譚



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初公開日(参考)2003年12月
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長編小説

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家守綺譚 (新潮文庫)

2006年08月31日 家守綺譚 (新潮文庫)

庭・池・電燈付二階屋。汽車駅・銭湯近接。四季折々、草・花・鳥・獣・仔竜・小鬼・河童・人魚・竹精・桜鬼・聖母・亡友等々々出没数多…本書は、百年まえ、天地自然の「気」たちと、文明の進歩とやらに今ひとつ棹さしかねてる新米精神労働者の「私」=綿貫征四郎と、庭つき池つき電燈つき二階屋との、のびやかな交歓の記録である。―綿貫征四郎の随筆「烏〓苺記(やぶがらしのき)」を巻末に収録。 (「BOOK」データベースより)




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家守綺譚の総合評価:9.05/10点レビュー 150件。Aランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(9pt)

家守綺譚の感想

大人の童話。100年前の自然の中に植物や動物、はたまた妖怪までが違和感なく共存しているぼんやりとした世界観が読んでいて心地よい。このままどっぷり浸っていたいなぁと、そんな感慨深い作品。

とも
4ND5R58B
No.1:
(10pt)

日本を感じることができる和製ファンタジー

梨木香歩さんの本を読んだことがない人には、少し読みにくいと感じるかもしれません。
しかし読み進めていくうちに、物語の空気感がたまらなく好きになってくるはずです。(もちろん好みの問題があるので絶対ではないのですが)

どことなく懐かしく何故か子どものころに野山をかけて遊んでいたときを思い出します。
さるすべりは近所の街路樹になっていることから良く知っていて、つるつるした幹と夏に咲かせる紅色の花が大好きなので、思わず感情移入してしまいました。
いっぺんに本を読んでしまうことがもったいなく、出てくる植物についてよく調べながら読み進めました。

何かと心を煩わすことが多く落ち着かない不安な日々を送っていましたが、この本を読んでいる間は心穏やかな時間を過ごすことができました。また心が疲れたときに手にとって読みたいと思います。

花筏
12TTSXT9
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.148:
(5pt)

この世界にハマりました

友達に勧められて購入。普段はあまり日本人作家の小説を読まないのですが、ハマりました。早く次の章を読みたいけど、読み終わってしまうのがもったいない!と思いながら、一文字ずつ丁寧に読み進みたい本です。
家守綺譚 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:家守綺譚 (新潮文庫)より
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No.147:
(5pt)

「人」も「その他」の中のひとつ

色んなものの「間」。この世とあの世、現実とまぼろし、生者と死者、人間と非人間。間というより同じ地平に居るというべきか。これを読むと「人」も「その他」の中のひとつでしかないなあと思わされる。

舞台・時代はおそらく京都滋賀県境・1900年頃。湖で死んだ友人、高堂の庭池付一軒家の家守を頼まれそこに暮らす新人文筆家の綿貫。文明開化という名の変化に懐疑的な綿貫という遊民。明治以前と明治という視点。消えゆく風土や修養精神についても目配せ。

時折掛け軸の湖から現れる高堂、そしてもののけ・河童・樹の精・小鬼・狐狸たち。これらを異物としてではなく、現実の人や獣、植物と同列に語る住人たちと、これを違和感なく受け入れる綿貫。草花鳥獣と人間が同じ地平に居るというのはそういうこと。異界・幽世・黄泉と現世が溶け合いつつ巡る四季をひしひしと感じることができる。

またこの各短編には植物の名が割り当てられ、植物こそ春夏秋冬と共にあるのだなあ、と。佐保姫竜田姫なども登場し、俳句を詠むひとにはまたこの点も魅力的だろう。最後に。綿貫はあまり苦悩しない(?)漱石のようでもあり、「蟲師」もちょっと思い出し。初出2004年。文庫化2006年。おすすめ。
家守綺譚 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:家守綺譚 (新潮文庫)より
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No.146:
(5pt)

癒される

寝る前に読むといい感じに心穏やかになれて入眠できる。
家守綺譚 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:家守綺譚 (新潮文庫)より
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No.145:
(5pt)

100年くらい前不思議な世界❗

梨木香歩さんの本は初めて読みましたが、この本は河童が出てきたり、植物に感情があったり、とっても不思議だけど、とても面白かったです。梨木さんのファンになりました。他の本も読みたいです。
家守綺譚 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:家守綺譚 (新潮文庫)より
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No.144:
(5pt)

電子化されていたので購入。

文庫版は何度も読み返しているし、1編単位で順番に関係なく読んでも落ち着くお話てとても良い。
電子版だと隙間時間に読めて間が持つのがよいな。
家守綺譚 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:家守綺譚 (新潮文庫)より
4101253374



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