家守綺譚
- 河童 (28)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.50pt |
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大人の童話。100年前の自然の中に植物や動物、はたまた妖怪までが違和感なく共存しているぼんやりとした世界観が読んでいて心地よい。このままどっぷり浸っていたいなぁと、そんな感慨深い作品。 | ||||
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梨木香歩さんの本を読んだことがない人には、少し読みにくいと感じるかもしれません。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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友達に勧められて購入。普段はあまり日本人作家の小説を読まないのですが、ハマりました。早く次の章を読みたいけど、読み終わってしまうのがもったいない!と思いながら、一文字ずつ丁寧に読み進みたい本です。 | ||||
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色んなものの「間」。この世とあの世、現実とまぼろし、生者と死者、人間と非人間。間というより同じ地平に居るというべきか。これを読むと「人」も「その他」の中のひとつでしかないなあと思わされる。 舞台・時代はおそらく京都滋賀県境・1900年頃。湖で死んだ友人、高堂の庭池付一軒家の家守を頼まれそこに暮らす新人文筆家の綿貫。文明開化という名の変化に懐疑的な綿貫という遊民。明治以前と明治という視点。消えゆく風土や修養精神についても目配せ。 時折掛け軸の湖から現れる高堂、そしてもののけ・河童・樹の精・小鬼・狐狸たち。これらを異物としてではなく、現実の人や獣、植物と同列に語る住人たちと、これを違和感なく受け入れる綿貫。草花鳥獣と人間が同じ地平に居るというのはそういうこと。異界・幽世・黄泉と現世が溶け合いつつ巡る四季をひしひしと感じることができる。 またこの各短編には植物の名が割り当てられ、植物こそ春夏秋冬と共にあるのだなあ、と。佐保姫竜田姫なども登場し、俳句を詠むひとにはまたこの点も魅力的だろう。最後に。綿貫はあまり苦悩しない(?)漱石のようでもあり、「蟲師」もちょっと思い出し。初出2004年。文庫化2006年。おすすめ。 | ||||
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寝る前に読むといい感じに心穏やかになれて入眠できる。 | ||||
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梨木香歩さんの本は初めて読みましたが、この本は河童が出てきたり、植物に感情があったり、とっても不思議だけど、とても面白かったです。梨木さんのファンになりました。他の本も読みたいです。 | ||||
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文庫版は何度も読み返しているし、1編単位で順番に関係なく読んでも落ち着くお話てとても良い。 電子版だと隙間時間に読めて間が持つのがよいな。 | ||||
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