エンジェルエンジェルエンジェル
- 熱帯魚 (4)
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エンゼルフィッシュと天使と悪魔 聖書 教会 さわちゃんとコウちゃん ラストが違うーとレビューでみたので、単行本と文庫本、両方読みました。 文庫のほうがもちろん後に出版されているので、ラストは文庫のほうに作者の意図があらわれているのかもしれません。 ですが、私自身は、単行本のラスト2ページで赦された感じがしました。 そんな余韻が残る作品でした。 | ||||
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「エンジェル」をキーワードに、少女とおばあちゃんのそれぞれの交流を通して、時間と心が巧みに描かれている。現代語と文語(歴史的仮名遣い)の章を交互に編んだところが魅力的。おばあちゃんのエンジェルフィッシュへの行為に、一瞬、著者の他作品に見えた人の闇が想起されたけれど、本作ではそれほどの衝撃はなくホッとした。単行本と文庫本では最後が異なるとのことだけれど、どう違うのだろう。 女性が主人公になるお話では『西の魔女が死んだ』と並んでのお気に入りとなり、何度も読み返したい。可愛らしい木彫りの天使のチャームが欲しくなった。 | ||||
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本当に数時間で読めてしまう短編です。 ですが、読後感としてはもっと長い小説を読んだ後のような深い感慨が残りました。 後書きに「からくり箱のようなお話」といった記述がある通り、あちらこちらに仕掛けが組み込まれ、とても周到によく練られています。 「からくりからくさ」や「りかさん」と同じ系統の物語ですが、 「エンジェルエンジェルエンジェル」では、字体や装丁だけでなく、隅々まで気の行き届いた文章で、本当に完成度が高い作品だと思います。 寝たきりのお祖母さんの少女時代と、現代の少女であるコウコが同時並行的に編み込まれた時点で、何も起こっていないのにも関わらず、私は号泣でした。 ひとは誰しも必ず歳を取る。 そして、お爺さんお祖母さんにも、 そして父母にも、周りの大先輩方にも、少年少女時代は必ずあったのだということ。 そして、私もいつかは必ずお祖母さんになる。 当たり前だけれども、すぐに忘れてしまう、 でも、周りの人を尊重するために、おそらく、とても大切であろうことを思い出しました。 いろいろな切り口で読める作品です。 人におすすめしたくなる本だと思います。 | ||||
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小学生の孫が梨木香歩さんの「西の魔女は死んだ」を読んでもっと読みたいと言うので、梨木香歩さんの全シリーズをプレゼントしました。 | ||||
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主人公があまりにクールでしっかりしているので年齢不詳(ヒントは出ているので明らかではあるのだが)なところが ティーン向けにもなりそうなストーリーを大人の雰囲気に仕上げている。 おばあちゃんとの会話が一見ファンタジーなのだが、実はとても厳しい現実を示している。 その辺りのさじ加減が絶妙。 | ||||
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