ネバーランド
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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やはり、恩田先生は素晴らしいですね | ||||
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それぞれ悩みや秘密を抱える四人の高校生の物語 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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少年たちの告白。重い内容を、軽いノリで描いた作品。面白かったけれど、ちょっと型にハマった感じがあった。 | ||||
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青春のひとこと。でも甘酸っぱすぎたり暑苦しすぎないから、何年かに1度読みたくなる。 | ||||
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結論から言うと、これはBL混じりのラノベだと思いました。自分が恩田さん作品に期待するものではありませんでした。 あとがきで、「トーマの心臓」に影響を受けたこと、「最初は”スタイリッシュで硬質的な緊迫感あふれる心理ドラマ”を作りたいと思っていたのだが、登場人物の性格のせいか、書いているうちにだんだんほのぼの系になってしまった」と書いておられましたが、まさにそんな感じです。 舞台は地方の歴史ある進学校の男子寮で、その建物も木造の由緒あるもの。登場人物4人の生徒たちも個性的で美しいのですが、それでも日本になるとここまで泥臭くなってしまうのかと思いました。 男子高校生たちがスーパーに買出しに行ったり、カレーやキムチ鍋を食べたり焼肉したりという、描かれているのは日常生活なのでそうなるのかもしれません。書き始める前に「有名私立校で寮生活を送っていた男性に話を聞いて、あまりにも美しくない実態だったので参考にしないことにした」ということですが、それでもいかにも男子校の匂いがしてきそうで、なんだか恩田さんらしくありませんでした。こうして書いていて気がつきましたが、惹かれないのはあまりにも”現実”の話だからかもしれません。いつもの恩田さんのような”劇場”的な感じがないというか。 2000年の作品ですが、感覚的には恩田さんが10代だった頃の高校生を描いたという感じです。もちろんスマホもパソコンもインターネットも出てきません。今の10代が読んだら、昭和の人が明治・大正、昭和初期の学園小説を読んだのと同じような感じがするかもと思いました。なつかしくレトロだけど古い・・というか。 高校生なのにタバコを吸っているとか、毎晩ビールだ日本酒だウィスキーだと酒盛りをしているとかは、ほとんどタバコを吸わなくなった現在や、お酒を飲まなくなった今の若い人から見たらとても違和感があるでしょう。以前はこういう不良っぽい振る舞いがクールな感じがしたものです。「トーマの心臓」でオスカーがタバコを吸うシーンはなんともカッコよかったのです。 この作品が評価が高いのは、親しみやすく軽くわかりやすいからだと思います。が、逆に言えば恩田さん本来の魅力である不穏さや緊迫感、複雑さ、陰鬱さ、耽美性はまったくありません。同じ学園ものでも「三月」や「麦の海」などの理瀬シリーズ、「ユージニア」や「夏の終わりの薔薇」などが好きな方には物足りないと思います。恩田ファンには評価が分かれそうです。 | ||||
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4人の男子高校生の告白を基に話が進むと言うことですが、2日目の話が終わったところで力尽きました。 途中何度も「これ、大学生じゃなくて高校生の話だよね?」と気になってしまい・・・ 以下の点で、高校生ということになかなか共感できず。 ・高校生が冬休みの寮で、ウイスキーや日本酒を記憶が無くなる寸前まで浴びる程飲む ・キリスト教や支配欲、独占欲、何で子供をつくるのかを語ったり ・前半の登場人物は、4人の男子高生だけで代わる代わるセリフが出てくるので、登場人物の把握がなかなか追い付かず・・・ 進学校設定とはいえ、こんな高校生いないよな大学生なら分かるけど。というモヤモヤ感が拭いきれず、半分まで読んで閉じてしまいました。 | ||||
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読んでいくうちに続きが気になり一気に読み終えました。男子高校生、寮、共同生活などなど、、自分では体験できないような青春を感じることができました。特に好きなシーンは、統が光浩の両親に接待するところです。統の天真爛漫で世渡り上手な感じが好きです(笑) | ||||
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