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ネバーランド
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ネバーランドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 1~20 1/6ページ
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少年たちの告白。重い内容を、軽いノリで描いた作品。面白かったけれど、ちょっと型にハマった感じがあった。 | ||||
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青春のひとこと。でも甘酸っぱすぎたり暑苦しすぎないから、何年かに1度読みたくなる。 | ||||
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結論から言うと、これはBL混じりのラノベだと思いました。自分が恩田さん作品に期待するものではありませんでした。 あとがきで、「トーマの心臓」に影響を受けたこと、「最初は”スタイリッシュで硬質的な緊迫感あふれる心理ドラマ”を作りたいと思っていたのだが、登場人物の性格のせいか、書いているうちにだんだんほのぼの系になってしまった」と書いておられましたが、まさにそんな感じです。 舞台は地方の歴史ある進学校の男子寮で、その建物も木造の由緒あるもの。登場人物4人の生徒たちも個性的で美しいのですが、それでも日本になるとここまで泥臭くなってしまうのかと思いました。 男子高校生たちがスーパーに買出しに行ったり、カレーやキムチ鍋を食べたり焼肉したりという、描かれているのは日常生活なのでそうなるのかもしれません。書き始める前に「有名私立校で寮生活を送っていた男性に話を聞いて、あまりにも美しくない実態だったので参考にしないことにした」ということですが、それでもいかにも男子校の匂いがしてきそうで、なんだか恩田さんらしくありませんでした。こうして書いていて気がつきましたが、惹かれないのはあまりにも”現実”の話だからかもしれません。いつもの恩田さんのような”劇場”的な感じがないというか。 2000年の作品ですが、感覚的には恩田さんが10代だった頃の高校生を描いたという感じです。もちろんスマホもパソコンもインターネットも出てきません。今の10代が読んだら、昭和の人が明治・大正、昭和初期の学園小説を読んだのと同じような感じがするかもと思いました。なつかしくレトロだけど古い・・というか。 高校生なのにタバコを吸っているとか、毎晩ビールだ日本酒だウィスキーだと酒盛りをしているとかは、ほとんどタバコを吸わなくなった現在や、お酒を飲まなくなった今の若い人から見たらとても違和感があるでしょう。以前はこういう不良っぽい振る舞いがクールな感じがしたものです。「トーマの心臓」でオスカーがタバコを吸うシーンはなんともカッコよかったのです。 この作品が評価が高いのは、親しみやすく軽くわかりやすいからだと思います。が、逆に言えば恩田さん本来の魅力である不穏さや緊迫感、複雑さ、陰鬱さ、耽美性はまったくありません。同じ学園ものでも「三月」や「麦の海」などの理瀬シリーズ、「ユージニア」や「夏の終わりの薔薇」などが好きな方には物足りないと思います。恩田ファンには評価が分かれそうです。 | ||||
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4人の男子高校生の告白を基に話が進むと言うことですが、2日目の話が終わったところで力尽きました。 途中何度も「これ、大学生じゃなくて高校生の話だよね?」と気になってしまい・・・ 以下の点で、高校生ということになかなか共感できず。 ・高校生が冬休みの寮で、ウイスキーや日本酒を記憶が無くなる寸前まで浴びる程飲む ・キリスト教や支配欲、独占欲、何で子供をつくるのかを語ったり ・前半の登場人物は、4人の男子高生だけで代わる代わるセリフが出てくるので、登場人物の把握がなかなか追い付かず・・・ 進学校設定とはいえ、こんな高校生いないよな大学生なら分かるけど。というモヤモヤ感が拭いきれず、半分まで読んで閉じてしまいました。 | ||||
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読んでいくうちに続きが気になり一気に読み終えました。男子高校生、寮、共同生活などなど、、自分では体験できないような青春を感じることができました。特に好きなシーンは、統が光浩の両親に接待するところです。統の天真爛漫で世渡り上手な感じが好きです(笑) | ||||
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まぁ小説と割り切れば良いんだろうけど、あまりに空想的すぎる。少女マンガに出て来そうなジェームズボンド的な万能理想男子を絵に描いたような稀有な男子高校生しか登場しません。数学の天才やらテニスの描写が大袈裟だったり賢い高校生集団なのにタバコ吸ったり酒飲みまくったり。まず冬休みの間を寮で学生だけで住める時点で不思議。 | ||||
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恩田さんの描く高校生活は最強。 純粋に楽しそう。 松籟館が頭に浮かびます。 まだ未成年であり、まだまだ保護されるべき対象ではあるが、彼らな大人の一員でもある。 そんな男子高校生ならではの尖り具合なども含めて愛せる作品です。前にもどこかで書いているかもしれないが、彼女の作品を読むと幸せな学生生活を送った人だろうなあと楽しい気持ちになります。 一気に読めました。 | ||||
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恩田氏の作品と出会ったのは、15年ほど前に雑誌BRUTUSでやっていた注目の小説家特集というものでした。以来、数冊読みましたが、恩田作品は本当に不思議で、優しいのにスパイシーそしてちょっぴりノスタルジックな作り、というのが私の印象です。 私が読んだ恩田作品では、作中では殺人などの大きな事件は起きません。それでいてスリルを感じさせる過去・事件が隠れており、それが徐々に明らかになるものの、それがカタルシスとして作用し最終的に爽やかな終局を迎えるというイメージです。 この作品は、国内有数の男子校の寮での年末居残ることになった4人の高校生の物語です。この作品も上記のようにハラハラもあり急展開あり仲間ありと、最終的に私はたっぷり満足できました。あらすじをしゃべりたいところですが、そこは是非ご自身で読んでご確認くださいませ。面白かったです。 さて私はこれを読書が嫌いな息子、日本語が苦手な娘(どちらも中学生)に読ませようとの魂胆で購入しました。高校受験を視野に入れつつある息子には、近い世代でもありすんなり読んでもらえるといいなと思っております。娘については恋愛系の筋もあるのでそこを餌に読ませてみたいと思います。 一部大人の汚さが出てきており中学生に読ませるには少しためらうところもありますが、こうしたものを読んでもらい少しずつ大人の世界について知ってもらいたいと思います。 | ||||
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登場人物たちの爽やかな絆、そして三者三様の心情描写が本当に丁寧で、 まるで自分もその場にいるかのような気持ちになりました。 親しい友人にも改まって話したことないようなトラウマが誰しもあって、 (もしかしたら大人になればなるほど言えなくなっている)それを、 本当はみんな誰かに分かってもらいたいと思っているんじゃないかと、そんな気持ちになりました。 | ||||
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二十代の頃、ひとりぼっちで辛かった時に何度も読み返しました。自分にとっては元気をもらえる大切なストーリーです。この本に出会えて本当に良かった。 | ||||
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私が勝手にそう名付けてる「正算型」作家の恩田陸らしい、戯曲のような構造の佳作。田舎のエリート男子校の寮で主要な登場人物は4人だけ、そして期間も限られていて、そのまま舞台に上げられそうな作品だ。情景が思い浮かぶようなノスタルジックで魅力的な設定で、4人の男子がそれぞれに抱えた重い問題を打ち明けていくのはとても読み応えがあった。どうにも救いようがなく思われる設定でも、何とか光明を見出して前へ進もうとする姿を描いているので、ホッとさせられる。 タイトル「ネバーランド」で内容的にも私が思い浮かべたのはマイケル・ジャクソン。作者が意識したかは不明だが、いずれにしろ光浩がメインキャラと思われた。ただ4人がそれぞれに抱えた問題にスポットを当てていくストーリーなので、1人ずつの問題に深い掘り下げは見られない。光浩についてもっと焦点を当てて欲しいと個人的には感じたが、重くなり過ぎる懸念は感じられる。その辺を計算して作者は薄めに書いてるのだろう。 | ||||
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面白かったです。なかなか読みやすく、中学生の娘に読まさせました。 | ||||
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フィクションだから絶対にどこか「ありえない」という部分があってそれをいかに納得、無視できるかが小説のおもしろさに影響すると思うのだけども、テニスについての会話そしてそこから続くどうしてテニスを選んだのか、どうして陸上を選んだのかという部分(テニスについての会話がなかったのならそれほど気にならなかったかもしれない)ですごく興醒めさせられた。著者の理想とする高校生を描きたかったんだと思うけど、あまりにも完璧すぎて・・・ | ||||
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以前、 思春期頃の子供の関心は、 友人関係が一番比重が高いと思われがちだが、 実は、親との関係がそれよりを凌駕する影響を与えている との記述をどこかで読んだことがあります。 まさにそこを突いたお話だなあと思います。 表面的には、同年代のとの軋轢や生活などに どっぷり浸かっていそうに見えても、 彼らは親や保護者たちの事情やしがらみの 悲しいイヤイヤを抱えて生きていると。 これは物語だから、 と読後に逃げ道を作りたいけれど、 現実にも隠れているだけで存在する話なんですよね。 気がつかないで読める年齢の頃に 出会いたかった書籍です。 | ||||
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ライトノベルのような設定重視のストーリー 高校の男子寮といういかにもな設定で、登場人物たちにこれまたいかにもな過去があったりする 質の良い純文学は、主人公やその他の登場人物が非日常的な出来事にまきこまれたとしても、 そんな経験のあるはずのない読者がなぜだか共感できるように描かれているが、 この作品にはそれがない まったく共感するところがない 文学作品としての尊厳を感じられない ドラマ化されたことは読んだ後に知ったけれど、確かに読みながら「ドラマの脚本感」を覚えた 顔の良さで売っているタレントらでドラマ化されてなんぼの脚本 女性、特に腐女子と呼ばれる男性同士の絡み合いが好きなオタクくらいしか喰いつかない作品 | ||||
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前にもどこかで書いているかもしれないが、彼女の作品を読むと幸せな学生生活を送った人だろうなあと楽しい気持ちになります。 本作は楽しいだけではありませんが、高校生特有の純粋さやトンガリを持った素敵な男の子たちが登場してきて微笑ましく思います。 ミステリなのか?と言われれば弱いですが、とにかく「面白い」です。 ぜひ読んでみてください。 | ||||
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これも個人的に評価の高さが理解できない作品のひとつ。 青春ミステリーとして期待して読み始めたが、謎の要素があったのは前半のみ(幼少期の母親の死の謎、人形を吊るした人物と目的、消えた「幽霊」の謎など)。後半で一応の謎解きはあるものの、ミステリーとしては何の工夫も意外性も無い真相で、前半でこんな意味ありげに出す必然性は皆無。 登場人物のキャラ描写の不自然さも気になった。高校生くらいの世代の「揺れ動く不安定な心情」を描写したかったのかも知れないが、どのキャラも性格がいまいち掴めない。気の合う仲間かと思いきや、突然、情緒不安定にキレたり、罵り合ったり、かと思えばケロっとして一緒に食事をしたりと、単に性格に一貫性がないだけにしか見えず、誰にも感情移入できなかった。また、高校生男子を女性の「腐女子」目線で見ているような部分もあり、必然性なく出てくる同性愛の要素には閉口。それが特にミステリーの謎としても機能していないから尚更。 他の人の指摘にもありますが、キャラ描写の一貫性の無さや謎解き要素に意味が無くなっていった事などから、明らかに作者が迷走しながら路線変更していったのが窺い知れます。前半の謎が必然性を持っていたら良かったんですが…。 | ||||
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はじめはどうなることかと思ったけど、途中からどんどん話に引き込まれて行きました。 個性的な四人の学生!結局みんなオトナだよね。考え方が……。 男の子っていいよな~。 近寄らず、深入りせずに見守って行く。こんな友達作っりたい!そして、近くに欲しい! そんな風に思わせる作品だった。 この作品を同年代の高校生が読んだらどんな風に思うのだろう。 この時期を通りすぎたものだからこそわかる風景のような気がする。 | ||||
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最初は、彼らの過去がありきたりなドラマとか漫画みたいで現実性がないとか思ってんですが、そんな過去や闇が彼ら同氏を引き付けたのかな、と思います 学生とは思えないほどの考え、行動 でもあの4人だけの世界で、まっすぐ生きる彼らならありえることだと思いました。 読み終わっても、なぜか何か足りない気がして、それが何なのか少しわかりました。よく漫画やドラマでは「俺たちは一生の友達」みたいなことを言いますが、現実ではそうそうそんなこといわない。だからこの話みたいにどろどろとしたあのゲームとは裏腹にあっさりとした友情の伝え方がリアリティだなぁと。それでいて彼らの言動から彼らの深い繋がりがわかる この本について考えたこと、思ったことはたくさんあって書ききれませんが、とにかくすごくリアルであり、すこしもどかしい 本当の青春とはこういうことなのかな、なんて思ったり | ||||
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男子4人の寮生活いろいろあるけど、最後まで飽きませんでした。 私はこうゆう作品好きです。 | ||||
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