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ネバーランド
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ネバーランドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 61~80 4/6ページ
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いや〜おもしろかった。ただただ仲良しこよしの友情って理由じゃなく、汗涙のみの青春って理由でもなく、 4人の影がうまく構成されて重いんだけど明るさもある。人には大なり小なり影があってその影を乗り越えられる、糧に出来るのはきっとこういう友情、人との繋がりがあるからなのか?と考えさせられた。ラストは爽やか!おもしろいです。 | ||||
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一気に読み終えてしまいました。 恩田陸氏の著書は初めて読みましたが、リズム感のよい 流れで、読み応えがあると思います。 強いてあげれば、結末にやや急いで無理やり終了させたような 感が残るのと、本の主人公が誰なのかが、後半にやや ボケてしまっているところぐらいでしょうか。 | ||||
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舞台は男子校の寮で、時期は年末。 主人公は、ほとんどの生徒が帰省していく中、 居残った3人と近くに住む1人の計4人の生徒。 いつもは多くの生徒が暮らす寮で、共同生活。 毎晩の酒盛りと、それぞれの奇妙な「告白」 「場所は日常。しかし、この時間は非日常だ」(本文より) 4人が抱えている家庭環境は、それぞれゆがんでいる。 それが彼らの個性の根本にあって、小さな寮の中で 抱えていた秘密が少しずつ明らかになっていく。 設定もストーリーも取り立てて驚くものではない。 ただ、その分精度の高さがあるかなと思う。 (高校の寮については知らないけど) 恩田陸の描く高校生はなんだかんだでいい子が多い。 | ||||
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作者は、青春小説(というか、青春期の人物を軸として展開する小説?)を書かせると非常に優れていると思う。自分がその時期に考えていたことやおかれた状況が鮮やかによみがえってきて、「切ない」気持ちにさせる。ただ、本作は、少し、現実離れしている面があり、その部分に少し疑問が残った。 | ||||
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別にリアルを追求しているわけではないが。小説とか読んでいてたまに、普通に生きていて絶対に起こらないっていう所の限度を越えてるじゃんとかって思い、げんなりする時がある。 でもこの小説はそれでも、げんなりせず。読めた。なぜ、ほかのダメな小説と違うのか今だもって謎だ。 | ||||
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クラスメイトや友だちとの距離感をうまく保ち、自分の位置を測りながら過ごす高校生活。 しかし、冬休みに帰省する寮生が多い中、男子寮「松籟館」に残ることを決めた美国、寛司、光浩の3人にお調子者の統を加えた4人は、少人数での共同生活を送る中で、徐々に自分をさらけ出していくことになる。 4人がそれぞれ抱える現実と秘密。そして、深まる絆。 抱える悩みが重いものなのに、さわやかで微笑ましいのは、4人のキャラクターが等身大で魅力的だからだろう。 恩田マジック! | ||||
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4人の仲間は、互いに悩みながらも自分の目指すものに向かってひたむきに生きている。神が7日間で世界を創造したのであれば、松籟館は4人の新世界を創造したと言えるだろう。若き高校生の悩みや生き様が生き生きと描かれています。 | ||||
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このネバーランドは、今まで読んだ恩田陸の作品の中で結構好きな作品です。 「麦の海に沈む果実」も大好きだったのですが、この「ネバーランド」はそんなに量はないのにしっくり来るし、なんと言っても題名(タイトル)ととてもマッチする内容だったのですごく読んだ後に感動しました。 まさに青春という感じで良かったですよ。 | ||||
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高校生4人がそれぞれの個性を生かしながら、それぞれの役割を上手に演じているなぁと思いました。 なんとなくつるんでいる友情、そこに理由があるわけではなく、損得勘定があるわけではなく、たまたまそこにいたから一緒にいる。 それぞれが過去に暗い部分を抱えつつ、お互いにお互いをちょっとずつ羨ましいと思い、うまく表現できず、なんか青春だなぁと感じました。 学生のころにしか経験できない友情の姿にノスタルジーを感じました。 | ||||
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私は恩田陸さんの作品の中でも学園物が好きなので「ネバーランド」はとても気に入りました。 主要人物が男4人っていうのは結構インパクト、というか、恋とかは描かれないのか、というかんじだったけど、読んでみると男同士の友情あり恋愛(?)あり・・・。 今の恩田陸さんの作品とはちょっと違う感じがするけど、こってるところは変わりないし、なんといっても会話がすてきです。(これは読まないとわからないかも) 恩田陸さんは数々の学園物を出してますが、「ネバーランド」はさわやか(?)だし、楽に読めるのでだれが読んでも好印象だと思います。 学園物の5本の指にはいると思います。 | ||||
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思っていたより若いというか、青臭い感じがする作品でした。 登場人物と言うより、作品全体を包む雰囲気の事ですが。 作者本人も言ってますが、10年前に読んでいたらもっとどっぷり 浸かったかもしれない。(若い読者の方向きですね) 光浩が背負っている痛さがこの年になるとキツい。 TVではさすがにそこまで描いてなかったと思うし、 あっても相手が高島令子ではあまり悲劇に感じられないかもしないけど。 寛司が美国の事をどう思っていたか、もっと具体的に描いてほしかった。 好きなのはわかるんだけど、ちょっと複雑そうなので。 | ||||
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まず、雰囲気づくりが抜群に上手い。告白ゲームのくだりのとこなんて上手すぎる。閉鎖的な寮に起こった事件。ミステリ的な要素は軽く、男子学生四人の青春に重きをおいたさわやかな作品に仕上がっている。 | ||||
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冬休みに各々の理由を持ち、寮に残る居残り組となった美国、光浩に寛治。そして通学組である統の4人の1週間のストーリー。徐々にそれぞれの家庭の事情や秘密が明かされ、常に表面に出してる顔とは別の一面をそれぞれが持っていて、そのギャップがあるからこそ4人の個性を際立たせていると思う。学園物、閉鎖された空間とくれば、いつもの世界になるのかなと思いきや、これは、「夜のピクニック」に近くて、「ピクニック」から恩田さんを読み始めた私には、この手の方がずっと好きです。 | ||||
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恩田さん作品は、今のよりこのあたりの頃の文体が好きです。最近の方が凄く綺麗にまとめられているのですが、ただ巧くなったという感じがしてしまいます…ドロッっとした感じは多少あるのですが、全体が爽やかで気持ちのよい読後感があります。文庫本ならば、お買い得かと思われます。 | ||||
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有名男子校に通う4人の生徒が主人公で、まず4人ともとても魅力的な人物です。4人にはそれぞれ事情があり、他の生徒は帰省する冬休みに寮に残ります・・。徐々にそれぞれの事情や秘密が明かされていくのですが・・それがとてもドキドキして面白い。いつも表面に出してる顔とは別の一面をそれぞれが持っていて、そのギャップにも秘密が関係していてなおさら先が気になるぅ~という感じです。最初は仲は良いけどお互いに一定の距離を置いている4人の間に、最後の方では連帯感が生まれお互いを守りたいという友情が生まれていったところも素敵な物語だなぁと思いました。 | ||||
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この本は、ミステリアスなところが目に見えてくるようで、とても面白い本だと思いますっ。今度はDVDを買ってみようかなって思ってます。 | ||||
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この話が一番、恩田陸の味が出ている作品だと思います。やっぱり恩田陸の定番となりつつある告白ゲーム!!ネバーランドではその勢いが一番強くて、その世界に引きずり込まれている感じがとても大きいです。そして四人の個性がはっきりしているところも、とてもよいと思います。四人の中だったら、私は〝光浩〟が一番、感情移入しやすかった感じですね。恩田陸の作品の中で、とても良い作品だと私は思います。P・S高校生ものと聞いて、期待していた夜のピクニックは、普段の恩田陸があまり出ていなくて少し残念でした。(悪いというわけではないんですよ!面白いのですが・・) | ||||
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恩田作品の中で一番好きかも。吉田秋生や那州雪絵なんかにハマッた人はきっと楽しく読めるでしょう。作者自身は"萩尾望都"をねらった、とおっしゃっていましたが。 | ||||
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前半は4人のほのぼのした、まさに青春と呼べるようなストーリーだし、女性も喜ぶような感じだったと思います。しかしそれぞれの持つ『秘密』の重さが違いすぎ、悩みが青春とは程遠いドロドロしたものなので、爽やか!青春!を望む人にはお勧めできないかもしれません。読みすすめるごとに深まるに緊張感と切なさの表現は凄いです。 | ||||
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恩田さんの作品としては、あっさりというか、ライトな感じなこの作品。温かさを感じる。恩田さん本人も言うように、今では書けない作品、実にそんな感じがする。舞台はとある男子校の寮である松籟館。冬休みに各々の理由を持ち、寮に残る居残り組となった美国、光浩に寛治。そして通学組である統。お互い"嘘"を1つ含めた告白大会。互いに干渉しあうことなく、馴れ合うことなく過ごす術を知っているはずの4人の本音に隠してたこと。町外れの男子校の寮。松籟の音。白い服の人。赤い爪。消えた幽霊。開け放たれた扉。いくつかミステリー要素がちりばめられている、そんな作品。いくつかミステリー要素があるわりには、ミステリーな感じはしない。心理戦がたくさんあるわけでもない、だけど少年たちの洞察力の良さは恩田作品ならではという感じもする。いつもと違う雰囲気もたまにはいいなって思えた。完全なるミステリーを求めてる人にはおすすめできないが、そうでないのなら、これからは生まれることのないこの作品の雰囲気、世界観をぜひ味わって欲しい。 | ||||
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