中庭の出来事



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    初公開日(参考)2006年11月
    分類

    長編小説

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    中庭の出来事 (新潮文庫)

    2009年07月28日 中庭の出来事 (新潮文庫)

    瀟洒なホテルの中庭で、気鋭の脚本家が謎の死を遂げた。容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かる。警察は女優三人に脚本家の変死をめぐる一人芝居『告白』を演じさせようとする―という設定の戯曲『中庭の出来事』を執筆中の劇作家がいて…。虚と実、内と外がめまぐるしく反転する眩惑の迷宮。芝居とミステリが見事に融合した山本周五郎賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)




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    中庭の出来事の総合評価:6.25/10点レビュー 56件。Dランク


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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.56:
    (3pt)

    読み終えるのにかなり根気がいります、すごい作品ですが読んで楽しいかというとちょっと・・

    結論からいうと、複雑な入れ子細工のようなとても凝った作品です。そして今回はしっかりオチがあります。が、そのオチが”なーんだ、ここまで読んできて結局そんなことなのか”と思う人、そしてずっと惑わされ言わば見事にだまされてきたことに爽快感を感じる人と、くっきり二手に分かれそうな気がします。

    ネタばれしないように書くのはむずかしいのですが・・3人の人間が死にます。ある女優、天才肌の男性脚本家、そして就職活動をしているような紺のスーツの若い女性。場所は違うけれど、ビルの中やホテルの中、周りをぐるっと囲まれた吹き抜けがある中庭のような場所で。
    まず最初にオーディションらしい様子が描かれ、台本は同じで3人の女優がいるのでほぼ同じ文章を3度繰り返し読むはめになり、最初からじりじりしてきます。気が短い人はこのあたりでもう投げ出してしまうかもしれません。
    150ページくらいまで同じような繰り返しが続き、そのあたりでもまだ何が起きたのかさっぱりわからない状態です。話がやっと少し展開を見せ始めるのは300ページあたりからでしょうか。

    それまで読者は、いったい誰が殺されたのか、それとも誰も殺されていないのか、これらは現実に起きたことなのか、それともただの劇の脚本か、曖昧模糊とした保留の状態で同じような記述を繰り返し読まねばなりません。自称恩田ファンの自分ですらかなり忍耐が必要でした。しかも話がうつうつとして暗いものだから、だんだんと気がめいってきます。

    最後までたどりついて振り返ると、発想から筆を置くまで大変なエネルギーと時間を要したであろう大作ですごい作品だと思います。ただ、楽しい読書だったかというとどうも・・。暗い小説でも難解な作品でも読んでいて楽しいものは多く、たとえば江戸川乱歩や三島由紀夫、多くの古典作品も。けれどこれは迷路に迷い込んで引きずり回されたあげく、ものすごい根気が必要だったわりにはむくわれなかった感ありというか・・。似た雰囲気で「ユージニア」や「夏の名残りの薔薇」「木曜組曲」なんかはとても好きなんですが。
    あと、もう少し短くできたのではないかと思います。500ページ超の長編ですが、300ページくらいでまとめられていたらもう少し違った印象だったかもしれません。
    中庭の出来事 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:中庭の出来事 (新潮文庫)より
    4101234191
    No.55:
    (3pt)

    劇中劇の趣向はわかるが、難解過ぎて理解が追い付かない。

    芝居にも興味のある私にとっては、いかにも面白そうな趣向で、期待して読んだのだが、残念ながら面白さが伝わって来なかった。恐らく、もっと集中して、細部を見逃さぬように読めば違うのだろうが、普通の読者にそこまで期待されても困る。

      劇中劇を多重に重ねる趣向はわかるのだが、難解過ぎて、理解が付いていかない感じ。失礼ながら、趣向倒れではなかろうか。
    中庭の出来事 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:中庭の出来事 (新潮文庫)より
    4101234191
    No.54:
    (1pt)

    主題もオチも余韻もない

    かの山本周五郎賞でありながら、Amazonのレビューでは3点台の半ばという低迷ぶり(2021年9月時点)
    さもありなん。
    やたらめったら伏線は多いが、回収されないまま放置されるもの多数。
    納得感のあるオチもないし、主題らしきものもない。
    感想は、読んで時間の無駄だった、というそれだけだ。
    迷走に快感を得る読者も稀にいるだろうが、その仲間にわざわざ加わるほど暇ではない。
    「夜のピクニック」など名作もある作者だが、もう二度と氏の作品を手に取ることはないと断言する。
    中庭の出来事 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:中庭の出来事 (新潮文庫)より
    4101234191
    No.53:
    (5pt)

    ありがとうございました

    良好な状態で受け取り読破中
    ありがとうございました
    中庭の出来事 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:中庭の出来事 (新潮文庫)より
    4101234191
    No.52:
    (2pt)

    オチがない

    ミステリーの物語を期待してたのに、犯人どころかどれが本当の事件なのかも一向に分からなかった。と思ってたら最後の最後にどうやらこれはミステリー小説ではなかったらしいことが分かった。
    514ページも読んだのに、時間が無駄になった気分。
    中庭の出来事 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:中庭の出来事 (新潮文庫)より
    4101234191



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