黒と茶の幻想
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全1件 1~1 1/1ページ
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「三月は深き紅の淵を」「麦の海に沈む果実」「黄昏の百合の骨」を軽く復習しながらの読了。 | ||||
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作者の最高作品の一つ。30代後半の親友4人が、島の大自然を旅しながら過去の秘密を思い出し解き明かしていく。男2人女2人の中には複雑に絡み合った事情があり、トレッキング道を歩きながら、ホテルで飲みながら、会話の中からその絡みが紐解かれていく心地良さ。気がつけば読者の私もその会話に参加しているような心地になっていた。それほど、それぞれの人物の造形が生き生きと描き分けられ素晴らしいのだ。 上下2巻のこの作品は4部構成で、順番に4人の一人称で語られる。他の3人の視点から見た同じ人物への評価の微妙な違いから、その人となりが際立ってくるのがとにかく面白い。ただの自惚れ目立ちたがり男だと思っていたのが実は一番純粋な奴だったり、飄々とした無口な男が実はとんでもない破滅願望の自己中だったり、そのどんでん返しが最高。作者の構成の準備の周到さ、人物描写の巧みさが窺える。 ベタ褒めしてしまったが、とにかく多作な恩田陸の作品群の中でも、「夢違い」「光の帝国」と並んでずっと読み続ける一冊になることは間違いない。 | ||||
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まどろっこしい感じでその世界に入り込むまでが大変です。 | ||||
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理瀬は登場せず、憂理が回想シーンで登場するだけですが、外伝とは思えない完成度でした。 学生時代の友人でアラフォーの4名が美しい謎解きをテーマに屋久島へ旅行する物語。4名の過去の謎解きや何気ない会話での分析・考察が面白い。 4名の視点で1章ずつ話が進んでいく構成で最後が節子さんでちゃんと物語が締まるのかと心配になってたけど、ちゃんと締まりました。構成も好みでした。 | ||||
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これ本当に同じ作家さんが書いてるのかな?というくらい色んな作品を書かれて、しかもそれがどれも面白いという意味で恩田さんは日本のスティーブンキングだと思っています。その前提だとこの作品はスタンドバイミーかな? | ||||
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「夜明の花園」からここまで辿って来てしまった… 本書はほぼ別だけどつい… ううんしかし、初読の時には全然引っ掛からなかったトコがひょこひょこ引っ掛って来る これが歳をとるということか ここ20年で「どこででも寛げる男」というものが怒りが湧く程めっきり嫌いになっていた事実に気付いた 楽しく読みました | ||||
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