(短編集)
図書室の海
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図書室の海の総合評価:
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長編の予告や、番外、雑誌掲載の短編などの短編集。 | ||||
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恩田陸さんはかなり読んでると思ったけど、多作なんだな、と言う印象。「六番目の小夜子」も「夜のピクニック」も理瀬シリーズも読んでるけれど、ジャンルがバラバラで雑多なイメージ。 この短編集も彼女らしく、良く言えばバラエティ豊かだけど、雑多でまとまりがないのは否めない。特に読んだ事のない人が、恩田陸さんを読んでみたい、とはならないと思う。単独で面白い作もあるのだけど、正直本編ありきの作もあって、余り感心しなかった。 | ||||
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読んでみて意味不明な話がいくつかあったが、調べてみると○○の前日譚というものばかり。 単体のタイトルで出しておいて何の添え書きもなく始まるのだから作品ひとつで完結すべきだ。あれを読んでないとわからない、と言うような作品ならその作品の付録にでもすれば言い。時間を返してほしい。 | ||||
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だが元ネタ(本)を知らないので、予告編というのが近いか。 初めて作者の本を読んだが、短編ということもあってあっさりしていた。 よく言えば癖が無いというか。 イサオ・オサリヴァンを探して~の打ち切りみたいなENDは笑った。 | ||||
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こちらは平成14年(2002年)に刊行された本です。もう19年も前になるのですね。 恩田さんの本はすべて購入したつもりだったのですが、偶然これだけが抜けていたことに気がつきました。なぜだろうと考えてみて、すでに他のアンソロジーに収録されていたものがあり、既出のものばかりと思って買わなかったようです。 以下、作品名と最初に収録された本は、 「春よ、こい」→「異形コレクション、時間怪談」 「茶色の小壜」→「血の12幻想」 「イサオ・オサリヴァンを捜して」→「SFオンライン」 「睡蓮」→「蜜の眠り」 「ある映画の記憶」→「大密室」 「ピクニックの準備」→書下ろし 「国境の南」→「週刊小説」 「オデュッセイア」→「小説新潮」 「図書室の海」→書下ろし 「ノスタルジア」→「SFマガジン」 「図書室の海」は、恩田さんのデビュー作「六番目の小夜子」でファンになった方にはなつかしい作品だと思います。あの不可思議な雰囲気をまざまざと思い出しました。また、「ピクニックの準備」は「夜のピクニック」の前夜編といった感じです。「睡蓮」は「麦の海に沈む果実」の関連作品です。この3つは先に本編を読んでからの方が味わい深いと思います。 「春よ、こい」はタイムラグ・テーマの美しい幻想的な作品です。「茶色の小壜」と「国境の南」は途中で話が不気味な方向へ変わる転換点がスリリングです。 個人的に一番惹かれたのは「イサオ・オサリヴァンを捜して」でした。穏やかで物静かなのに謎めいたイサオという存在。作品全体にピンと張り詰めた緊張感漂う不思議な魅力のある作品です。SF長編「グリーンスリーブス」の予告編として書かれたものということですが、これはまだ発表されていませんね。ぜひ読んでみたいので出版を期待しています。 怪奇ホラーからSF,学園ものまでそれぞれのジャンルで、不穏さや不可思議な空気、繊細さといった恩田さんのエッセンスをぎゅっと凝縮したような短編集です。すでに他のアンソロジーで持っているとお得感は減りますが、ファンには珠玉のような作品集だと思います。 | ||||
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恩田陸さんのアイデアノートを垣間見たような短編集。 このアイデアを長編で読みたい。 | ||||
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