明日の記憶



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初公開日(参考)2004年10月
分類

長編小説

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明日の記憶 (光文社文庫)

2007年11月08日 明日の記憶 (光文社文庫)

広告代理店営業部長の佐伯は、齢五十にして若年性アルツハイマーと診断された。仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう!山本周五郎賞受賞の感動長編、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.80pt

明日の記憶の総合評価:9.07/10点レビュー 180件。Aランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全5件 1~5 1/1ページ
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

明日の記憶の感想

サイト内を流していると、表題の書籍が眼に留まった。
A評価ではないか!しかも、著者は知っている。
かつて「噂」という著者作を読み、高評価を付けた記憶がある。
あのラストの衝撃を思い出し、期待大で読み進めた。もちろん事前情報なしで。

それでその結論だが、なんと「噂」とは全く正反対の純然たる非ミステリ小説であった。
読み始めてすぐに気づく。これってミステリー本じゃないねって。
「若年性アルツハイマー」を扱った夫婦愛、家族愛を伝える切ないストーリーである。
でも、どんどん引きこまれる。当方のような年齢になると、他人ごとではありません。

主人公は、50才で発症した広告代理店営業部長の佐伯。
彼の家族構成は妻と結婚式を控えた一人娘の三人。
物語は主人公の一人称でラストまで語られます。
50才と言えばまさに働き盛り。
その主人公の記憶が少しづつ失われる過程と、揺れ動く心情がリアルに描かれ、ある意味怖いです。下手なホラー小説は笑って流せるが、こちらは正真正銘の怖さ、自分自身の将来と重ね合わせてしまいます。でも著者は、この怖さを軽妙洒脱に笑いを交えて描いていきます。
ミステリー本ではないのだが、主人公やその妻は、最後にどのようなエンディングを迎えるのだろうかと、気になって引きこまれます。

▼以下、ネタバレ感想

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マッチマッチ
L6YVSIUN
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

自分にも起こり得ること

グッときました。

わたろう
0BCEGGR4
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

明日の記憶の感想

若年性アルツハイマーにかかった働き盛りの50才の男性が記憶を無くしていき、徐々に変わっていく日常生活を彼の一人称で描いた作品。

「記憶が消えても私が過ごした日々が消えるわけでない。私が失った記憶は私と同じ日々を過ごしてきた人たちの中に残っている」

これは人間の死に置き換える事も出来てしまう。
記憶を失うことは人間としての死を意味するのだろうか。
読んでいて相当に息苦しい。
その辺のミステリーよりよっぽど怖い。

最後残りページも少なくなってきて「作者は一体どのような形にこの物語をまとめようとしているのか」気になって仕方なかった。
正直少しイライラしていたかも知れない。息苦しいまま終わるのではないよな、と。
で、ラスト2ページ。
「あぁこういう終わり方ね」と最初思った。
わずか2ページ。
読み終わる頃には涙が止まらなかった。
妻の愛の強さに感動。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

切ないけれどこれが現実


▼以下、ネタバレ感想

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yattazetaketyan
TK5QOEIL
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

明日の記憶の感想

いつの日か自分もアルツハイマーになるかも知れない。病気と闘いながら、懸命に生きている主人公に、自分を重ね合わせながら読むと、病気の恐ろしさに加え、自分の意志の大切さを教えてくれた。最後は、映画ごとく、流れるストーリーを見るように、読むことができた。

ビッケ
K1LY4PU3
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.175:
(4pt)

綺麗に使用されたようで良かったです!

友人に推薦しました!
明日の記憶 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:明日の記憶 (光文社文庫)より
4334743315
No.174:
(5pt)

感動する作品

読書を習慣にしようと思い立ち、最初に読んだ一作。
文章から脳内へとイメージが広がり、まるで自分がそこにいるかのような体験ができた。少しずつ失って行く様子をさまざまな手法で表している点も高く評価できた。
明日の記憶 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:明日の記憶 (光文社文庫)より
4334743315
No.173:
(5pt)

悲し泣き

今まで積み上げてきた自分の歴史が欠け落ちていく恐怖。
本人目線で描かれる確実に訪れるであろう終わりに
切なさとやるせなさで胸が詰まり、涙した。
明日の記憶 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:明日の記憶 (光文社文庫)より
4334743315
No.172:
(5pt)

人は記憶で出来ていると改めて実感した

偶然にもこの本を読んだ時、主人公と同じ年齢の50歳だった。
昔と比べ、物忘れや新しいことへの対応が上手く出来なくなったと感じることが
多くなった気がする。

この本は一気に読んでしまった。まるで自分の未来を見ているような感覚だった。
そして記憶を失っていく主人公に、現代の医学では何もなし得ないという恐怖を感じた。

なぜ記憶を失い周りの助けまで借りて生きていななくてはならないのか?
自分が自分でないのに、生きていかされるのか?
明日の記憶 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:明日の記憶 (光文社文庫)より
4334743315
No.171:
(5pt)

商品代が安いのに状態は良好でした。

また、他の本も購入したいと思います。
明日の記憶 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:明日の記憶 (光文社文庫)より
4334743315



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