太陽の塔
- 処女作 (383)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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この作家の作品は、以前 『夜は短し~』と『有頂天家族』以来の久しぶりとなる。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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全然自覚なくストーカーしている姿が笑いを誘う。といっても、小心者で害のないストーカーなところがまた良い。逆に女性側の描写が少ない事で女性のミステリアスさや、ストーカーの置いてかれたような感情を誘うなと思いました。 | ||||
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久し振りに森見氏の作品を読みました。 森見氏の作品といえば、a)京都が舞台、b)主人公はオタク系の大学生、という路線です。で、実は本作がデビュー作とのこと。ああ、これが原型なのね、とひとりごちつつ読了。 本作、端的に言えば、中二病を引きずったまま頭の良い大学生になっちゃった男性の、こじらせ日記、みたいな印象です。 ・・・ 主人公「私」は、女性に切望的に縁のない大学生活を送る三回生で、しかも一度できた恋人「水尾さん」に振られたという設定。その彼の、華のない友人たちとの、クリスマス前後の日々が描かれます。 ・・・ なんというか、私の友人にいそうなタイプ。 主人公の「私」のひねくれ具合がヤバい笑 というか、こういう奴、いたなあ、という感じ。 彼女が欲しいのに、頑張らない。彼女がいるやつを何なら見下す。そのくせやっぱりエロいこと好きだし、興味もあるのに、それを何のかのと、難関な論理でもって説明する笑 つまり頭はいいのに、ちょっと素直じゃない笑 私なぞは男子校に通っていたため、必然的に女子に窮乏し、果ては大学に入っても長らく彼女が出来なかったので、主人公の気持ちがイタイほど分かる! 否、俺の気持ちを代弁してくれてんの?みたいな(んなことはないでしょうが)。 ・・・ でもやっぱり、こういう男子はモてないよねえ、と思います!だってほら、会話してても面白くなさそう笑 しかしながら、あとがきを書いている本上まなみ氏によると「へもい」らしい。それ以外にも、肯定的な表現がたくさん! まあ余所行きの表現でしょうが、これを読んだネクラたちは全員本上まなみファンになったことでしょう。 奇しくも作中の主人公の愛車(チャリ)も「まなみ号」。編集者が気を利かせたのかわかりませんが、あとがきの配役としても味のあるアレンジでありました。 ・・・ ということで森見氏のデビュー作でした。大学生の話はいつ読んでもいいですね。若い時を思い出します。男だけのくさい友情も楽しいものです。 京都にご縁のある方、大学生の方、大学生活を懐かしいと思う方、ちょっとオクテな男性にはお勧めできる本です。 | ||||
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京都の街を舞台に、想いを寄せていた女子に振られた男子学生がもんもんと気持ちを引きずる様子を描いた作品です。 話は本の内容と違うかもしれませんが、筆者は2000年代初頭に京大学生だったとのことで、筆者と私も結構年齢が近く、、当時の時代の雰囲気なんかは直接的な表現がなくてもなんとなく共有した気がしています。 いま2023年にこの本を読むと、学生時代の生活や失恋なんかが、ノスタルジックに感じられる気がして、なかなか悪くないですね。 大学時代に過ごした街に久々に行って、その近くカフェなんぞで読んでみることをオススメしたい。 あとがきの本上まなみさんのコメントもわかりやすくて良い感じです。 | ||||
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期待通り | ||||
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抱腹絶倒!恋愛IQの低い京大生が滑稽でかわいい。 | ||||
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