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太陽の塔
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太陽の塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全204件 1~20 1/11ページ
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全然自覚なくストーカーしている姿が笑いを誘う。といっても、小心者で害のないストーカーなところがまた良い。逆に女性側の描写が少ない事で女性のミステリアスさや、ストーカーの置いてかれたような感情を誘うなと思いました。 | ||||
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久し振りに森見氏の作品を読みました。 森見氏の作品といえば、a)京都が舞台、b)主人公はオタク系の大学生、という路線です。で、実は本作がデビュー作とのこと。ああ、これが原型なのね、とひとりごちつつ読了。 本作、端的に言えば、中二病を引きずったまま頭の良い大学生になっちゃった男性の、こじらせ日記、みたいな印象です。 ・・・ 主人公「私」は、女性に切望的に縁のない大学生活を送る三回生で、しかも一度できた恋人「水尾さん」に振られたという設定。その彼の、華のない友人たちとの、クリスマス前後の日々が描かれます。 ・・・ なんというか、私の友人にいそうなタイプ。 主人公の「私」のひねくれ具合がヤバい笑 というか、こういう奴、いたなあ、という感じ。 彼女が欲しいのに、頑張らない。彼女がいるやつを何なら見下す。そのくせやっぱりエロいこと好きだし、興味もあるのに、それを何のかのと、難関な論理でもって説明する笑 つまり頭はいいのに、ちょっと素直じゃない笑 私なぞは男子校に通っていたため、必然的に女子に窮乏し、果ては大学に入っても長らく彼女が出来なかったので、主人公の気持ちがイタイほど分かる! 否、俺の気持ちを代弁してくれてんの?みたいな(んなことはないでしょうが)。 ・・・ でもやっぱり、こういう男子はモてないよねえ、と思います!だってほら、会話してても面白くなさそう笑 しかしながら、あとがきを書いている本上まなみ氏によると「へもい」らしい。それ以外にも、肯定的な表現がたくさん! まあ余所行きの表現でしょうが、これを読んだネクラたちは全員本上まなみファンになったことでしょう。 奇しくも作中の主人公の愛車(チャリ)も「まなみ号」。編集者が気を利かせたのかわかりませんが、あとがきの配役としても味のあるアレンジでありました。 ・・・ ということで森見氏のデビュー作でした。大学生の話はいつ読んでもいいですね。若い時を思い出します。男だけのくさい友情も楽しいものです。 京都にご縁のある方、大学生の方、大学生活を懐かしいと思う方、ちょっとオクテな男性にはお勧めできる本です。 | ||||
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京都の街を舞台に、想いを寄せていた女子に振られた男子学生がもんもんと気持ちを引きずる様子を描いた作品です。 話は本の内容と違うかもしれませんが、筆者は2000年代初頭に京大学生だったとのことで、筆者と私も結構年齢が近く、、当時の時代の雰囲気なんかは直接的な表現がなくてもなんとなく共有した気がしています。 いま2023年にこの本を読むと、学生時代の生活や失恋なんかが、ノスタルジックに感じられる気がして、なかなか悪くないですね。 大学時代に過ごした街に久々に行って、その近くカフェなんぞで読んでみることをオススメしたい。 あとがきの本上まなみさんのコメントもわかりやすくて良い感じです。 | ||||
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期待通り | ||||
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抱腹絶倒!恋愛IQの低い京大生が滑稽でかわいい。 | ||||
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振られた男が、その傷心から立ち直る話だと理解したが、その過程が妄想的、幻想的で、汚くて美しい。おかしなエピソードを楽しんでいると、何だかおかしなところに連れていかれる。 | ||||
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2022年初めて太陽の塔に階段で登り、両腕部分の内部構造美に魅了されて、太陽の塔関連本の一つとして読んでみました。残念ながら太陽の塔の登場するシーンは少なくほとんどが京都界隈でのむさくるしい男子学生の話でした。彼らの交わす理屈っぽい会話は1970年前後を思わせるのですが、現代(少なくとも携帯登場後)のもので、いまだにこの種の学生がいるとは信じがたいです。 、 | ||||
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森見さんの作品を読んだのは初めてだけど、とにかく才能が溢れてる、デビューでこれかぁ。 ラストが素晴らしい。 つくづくとことん彼女が好き、それだけなんだよなぁ 有名なたぬきの話も読むと思うけど、これを超えないだろうな | ||||
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他の低評価者のレビュー同様、その文体に疲労を感じた。 これは、自分が「京都大学卒業の変人」であることをアピールしたいが為のものであるとしか思えなかった。 | ||||
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理系の男たちの非常にどうでもいい日常をどうでもよくない感じに描きつつやっぱどうでもよくした作品。森見作品は「夜は短し歩けよ乙女」から2作目だが、相変わらず独特なんだなと思いながら読んだ。ストーリーもあってないようなもので、ある意味力を抜いて読めるので、すぐ読み終わった感覚。 もうすぐ時期的にもクリスマスなので、非モテ諸君はこれを読んで生きる希望をもってもええじゃないか。ああ人生 | ||||
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ふつうに読んでておもしくありませんでした。 最後はきれいにおとしてくれると思って最後まで読みましたが、うやむやにして終わったような感じでした。 | ||||
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新潮文庫の100冊に入ってたので読みましたが、感想としては、筒井康隆が書いた吾輩は猫〜みたいな感じ。 話の中身も登場人物たちも、これを書いた作者の時間も、これを読んだ私の時間も、モラトリアムに過ぎる! もっと同じ時間を使って読むべき本はあると思った次第でした… | ||||
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語りが特徴的で、とても面白かった。 ただ、夢なのかなんなのか、よく理解できない部分も多かった。 | ||||
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115ページから読んだらいいかも! | ||||
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森見登美彦氏の最初期の作品。 後発の作品と比べるとより京都の具体的な地名が多い印象です。京都に長く滞在したことがない私には風景がやや想像しにくいシーンがありました。 それでも、その情景描写が自分の知っている光景と重なり合い、不思議にリアルを伴う時があります。 面白おかしい大学生なのに、なぜか心の底から笑うことが出来ない。それはやっぱり自分と重なり合うところが多いからなのでしょうか。 どこまでもミクロに突き詰めた人間像であるはずなのに、多くの人に共感を呼ぶ力を持っています。 読後感は、とにかく切ない。胸が締め付けられます。 何も解決しない、何も良くはならない。けれど絶望なんてしない。 今日も彼は悪態をつきながら百万遍交差点を闊歩しているのでしょうか。 | ||||
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裏表紙が汚かった | ||||
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定期的に読みたくなる一冊です。 独特のテンポでユーモラスに描かれる ちょっと間抜けな学生の日常。 懐かしいあの頃とはかけ離れているが、 それでも男の子なら共感してしまう。 読みやすいと思いますので、 未読の方は是非。 | ||||
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これは面白い!笑えます! 主人公「わたし」とその仲間たちの妄想東奔西走ぶりが面白い!壊滅的恋愛ベタたちの〝クリスマスファシズム〟への闘い…と言いながら実は恋人が欲しい!ってのが本心。これも青春小説です。 | ||||
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学生の頃から何回も読んでいますが、何回読んでも良いですね。懐かしく学生時代を思い出します。 | ||||
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著者のデビュー作ですが、のちの作品でも共通する雰囲気はすでに出ていると思います。 若干、登場人物の使い方が「夜も短し恋せよ乙女」や「有頂天家族」などに比べると、その個性(変人振りとも言う)がストーリーと絡んでなかったり、掘り下げが少ないのでは?ともったいない使い方をしているように思えます。 短い作品で、一見軽く読み飛ばせるように思えるかもしれませんが、多くの人物が登場する短いシーンを時系列もばらばらに繋いでいくスタイルなので、うっかりするとおいてかれるかも知れません。一つ一つのエピソードを楽しみながら、ゆっくり読むことをお勧めします。 | ||||
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