(短編集)
四畳半王国見聞録
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これまでの四畳半シリーズに登場する人物が再登場、各自の妄想とその上に構築した理論?に基づいてハチャメチャな行動を繰り広げる連作集です。 今までの作品もそれなりにぶっ飛んでいましたが、今回はあまりにもぶっ飛びすぎというか、無意味な理屈を押し進めてガチガチに凝縮したようなナンセンスな話ばかりで、ストーリーらしいものがあるかと言えばまあ一応はあるのかな。 いくら世間知らずで阿保な京大生といえど、ここまですごい人はいないよね?いやいるんだろうか・・という世界です。 これを読む人はたぶんすでに森見ファンの人でしょうから、それなりに免疫?はできていると思います。 森見登美彦作品の中で最初に読むのはやめた方がいいかと、苦笑。「なんじゃこれは?」と思って拒否感満杯になり、他のおもしろい作品まで読むのをやめてしまうともったいないですから。今回は星3つかなあ。 | ||||
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期待通りの内容だった。 | ||||
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あらたな四畳半物語を知りました。 | ||||
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"今この桜の下で君たちに出逢えたことを、阿呆神に感謝する。皆さんコンニチワ、世界よコンニチワ。諸君に乾杯、四畳半に乾杯。ありがとう"2011年発表の本書は著者の他作品の人物が多数登場してくるファンには嬉しい『四畳半神話体系』のスピンオフ連作短編集。 個人的には来月に京都で企画している森見登美彦作品読書会の準備として、また今月に久しぶりに発売される新作続編『四畳半タイムマシンブルース』の予習として手にとりました。 さて、そんな本書では『四畳半神話体系』のメンツはもちろん、『【新釈】走れメロス 他四篇』『有頂天家族』『恋文の技術』からどうやら登場人物や設定がもってこられる感じで、相変わらず【無駄に高い男汁濃度(褒めてます)】で、シュレディンガー方程式にあえなく敗北した面々が四畳半だ!水玉模様ブリーフだ!と【有意義とは程遠い学生生活(褒めてます)】をしている姿が7章の短編で描かれているわけですが。 『四畳半神話体系』や他作品を読んでいないと、流石に【初見の方は濃すぎて作中世界に入り込みにくいのではないか?】と思ったりしましたが、逆に私に関してはそのあたりはクリアしていたので、ファンサービス的にとても楽しませていただきました。 一方で本書では特殊な能力を持ちながらあえて『凡人を目指す非凡人の集い』大日本凡人會の面々が登場するのですが、運命の女性をフェルマーの最終定理よろしく数式で導きだそうとする"数学氏"他(本人たちの妄想かもしれませんが)割と【直接的な異能力者たちが登場するのは、ちょっと意外】というか、このシリーズぽくはないような印象を受けました。(ま、それも含めてヘタレ学生の日々を愛でるような作品なので、ありといえばありなのですが) 京都で有意義とは程遠い不毛(で楽しかった)学生時代を過ごしたかっての学生へ。また『四畳半神話体系』や森見登美彦のファンの方にもオススメ。 | ||||
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前作、四畳半畳神話大系 が並行世界的広がり、+方向へ無限の可能性を持つのに対し、 本作は1(世間からの価値、評価)と0(無駄、妄想)との埋まらぬ間に0.999…と無限(小数)を重ねて行き、内なる世界、妄想が宇宙的広がりを見せる。 阿呆神に魅入られし愛すべき阿呆達の物語 | ||||
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