恋文の技術



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

8.58pt (10max) / 12件

Amazon平均点

4.32pt ( 5max) / 116件

楽天平均点

4.13pt ( 5max) / 664件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
2pt
サイト内ランク []A
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

82.00pt

0.00pt

82.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2009年03月
分類

長編小説

閲覧回数2,770回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数15

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

恋文の技術 (ポプラ文庫)

2011年04月06日 恋文の技術 (ポプラ文庫)

京都の大学院から、遠く離れた実験所に飛ばされた男が一人。無聊を慰めるべく、文通修業と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。文中で友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れるが、本当に想いを届けたい相手への手紙は、いつまでも書けずにいるのだった。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

恋文の技術の総合評価:8.64/10点レビュー 116件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.116:
(3pt)

無駄につぶしてもいい時間がある時に

就職したいという意気込みもなくだらだらと大学院に居残った守田君は、京都から能登半島にあるクラゲの研究所に飛ばされます。まあ果たして教授が本当に”飛ばした”のか、それとも何か意図あって研究に集中させようとしたかまではわかりません。が、守田君的には僻地に追いやられた感が強い。仲間に忘れ去られそうな寂しさと京都恋しさに手あたり次第手紙を書きまくることに。そんな気持ちをダラダラと書き綴った書簡集です。
著者は「夏目漱石の書簡集がとてもおもしろかったから真似してみたかった」ということ。
いつもの森見節で、ユーモラスな愚痴と不満のオンパレード。そのあほらしさ、おかしさをどれだけ楽しめるかでしょう。小説家森見登美彦に当てた手紙まであります。

優柔不断でダメな主人公が好きな女性に告白できず悶々と悩む様子などいつもの通り。何もかもいつもの通りすぎて、他の小説のキャラをそのまま入れ替えてもいけそうな感じ。
自分も含めてこれが森見ファンの求めているものであり、楽しんでいるものなんですが、うーん、これから書く作品も最後まで全部このパターンでいくのかなあ・・。
かといってがらっと変えたら変えたで「これは森見じゃない」なんて言う人も現れそうですし・・むずかしいですね。
この本の中にも「あの人(森見さん)は京都のことしか書かないからおもしろくない。自分の半径1キロより外のことは書けない。ゆくゆくは自家中毒で破滅するだろう」とか、主人公が小説家森見登美彦に「妄想に逃げるな。現実を見ろ」とアドバイスされ、「森見さんに言われると腹が立つのはなぜでしょうか」と書いていたりして、このあたりの自虐ネタには笑ってしまいました。
脱皮が必要な気もするけどこのままでいてほしいと思ったり、複雑な心境のファンです。

森見さん初読の方には「夜乙女」や「四畳半」「有頂天家族」など普通の小説形態のものをおすすめします。こちらや「美女と竹林」などは余技っぽい感ありです。
恋文の技術Amazon書評・レビュー:恋文の技術より
4591108759
No.115:
(5pt)

単行本、文庫に至っては3冊所有…
電子書籍の有り難さを実感
恋文の技術Amazon書評・レビュー:恋文の技術より
4591108759
No.114:
(5pt)

匠の技!

面白かった!
構成力に唸ったし、たっぷり笑えた。
恋文の技術Amazon書評・レビュー:恋文の技術より
4591108759
No.113:
(5pt)

痛快に読める

読みやすいし、ストーリー展開が巧みと思った。時系列での試行錯誤の賜物。
思わず河原町の文具店で便箋と封筒を買って、手紙を書きたくなる。
学生時代に横浜にいる友人と交わした文通を思い出した一冊。
恋文の技術Amazon書評・レビュー:恋文の技術より
4591108759
No.112:
(5pt)

意外と実用書?

大学四年生の主人公は、京都から日本海を臨む研究所に飛ばされて文通達人と化す。
あとがきに「電子メールが普及した時代に逆行するも望むところ…」とある。手書きの手紙も良いものです、面白い!
恋文の技術Amazon書評・レビュー:恋文の技術より
4591108759



その他、Amazon書評・レビューが 116件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク