シャーロック・ホームズの凱旋
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シャーロック・ホームズの凱旋の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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森見の表現方法と京都の地名を使ったことで | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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読み出し少しもんもんとしましたが、やはりやはりの展開で。本当にこういう多次元なセカイがどこかに存在すると思う。 いつも楽しませてもらっています♥ | ||||
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シャーロック・ホームズの凱旋 Kindle版 森見登美彦 (著) 形式: Kindle版 - 感動した部分 四畳半から世界へ広がったこと。お話が完結していること。スッキリとしてしまったこと。 メタになる。1度は通るのか、そもそも怪談も、こじつけも、モヤモヤも得意だったすべてが統合されているところ。 - 強み 乙女と大学生と、四畳半と京都。メタ - 推薦する読者層とその理由 帰還ではなくて、凱旋。次回作に期待する人。 | ||||
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たくさん森見登美彦の本は読んできたが、この作品は、結論から言って時間の無駄。シャーロックホームズと、京都を合わせるのはいいアイデアだと最初は思った。だが、京都である必要はなかった。そして長い。読むのが苦痛になった森見作品は初めてである。延々と同じよう物事を繰り返している。原作のホームズに比べて普通の庶民的なホームズがスランプでワトソンのメンヘラ鬱彼氏みたいになっている。ネタバレになるのであまり多くは書かないが、最後の無理やり感もすごい。(急に訳知り風の女王など)これが綺麗に終わったという味方をできる人もいるようだが…… マルチバースが好きな人かワトソンファンなら少しはマシかもしれない。 森見登美彦の凱旋、成らず。非常に残念。 本当に時間の無駄です。最後の数ページ読めば終わるので。 | ||||
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ネタバレありの感想です。 行方不明事件の真相が森見登美彦お得意のメタ的構造なのはまあ良いのですが、メタの仕掛けがうまく生かされておらず夢オチ的な虚しさを感じてしまう展開でした。 主人公たちの生きる世界がフィクションであり、それを主人公自身が気づいてしまうという葛藤や複雑な構造が殆ど描かれておらず、膨らみ切ったミステリーを一気に回収する強引で単純な手法にとどまっていました。 夜は短しや四畳半のように、地の文が面白ければまだ楽しく読むことができたのですが、文体もストーリーも特に面白みがなく残念でした。 | ||||
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独特の世界観と文体でデビューして人気作家になった森見先生ですがあの文体と京都を舞台にしたわちゃわちゃした物語のスタイルを書き続けることに対して葛藤があったんだと思います ペンギンハイウェイを読んだ時「なんか春樹っぽくね?」とおもったのは僕だけでしょうか ずっとデビュー当時のスタイルを待ち望んでいるファンがいることと、作家、表現者として書かねばならないものの間での齟齬が大きくなってそれがタヌキの最終巻が出ない一番の理由ではないかと僕は思っています AIに小説を書かせることがすぐそこの未来に来ている昨今、かといって何か新しく面白いムーブメントが起きる気配もない今現在、なぜ熱帯では千夜一夜物語を土台にして小説とは物語とは何ぞやという大きな問題に取り組み、今作ではシャーロックホームズという古典娯楽小説の王道を題材に取り上げそして登場人物たちのいる場所を京都に設定するという無茶な試みをしているのか 多分物語というものそのものや自身の作家性をできるだけ鑑みて2024年に刊行される小説を小説家として真摯に物語と向き合った結果なんだと思う マルチバースやらなんやらのさらに先のもはや物語に未来なんてなく描く物語も残されていない2020年代で唯一残された最後の糸である古典小説を使い自分の武器である京都というものを題材に無理矢理小説を書き上げた生真面目すぎる作家の叫びが見えるのは考え過ぎだろうか この最前線から引かないことを決めた作家の戦いをわからないとかで片付けるのはもったいなさすぎる レイディオヘッドですら逃げたもはや誰が残っているかわからないその場所から森見先生は自分がその先を見せてやるから待ってろと言っているようにこの作品からは感じられる それでもなお娯楽小説の形をとろうとするその姿勢に感動すらしてしまうのですが | ||||
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