美女と竹林
- 琵琶湖 (35)
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森見の小説を読んだって思える一冊でした。 本当に竹林を愛しているのか疑うけど面白いからよかった。 | ||||
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職場の同僚の実家が京都の桂で竹林を持っている、が、なかなか手入れができず荒れていると聞いた森見氏。元から竹が大好きだけれど「ただ好き好きと言うてるだけではただの竹林のオッカケにすぎない。もっと積極的に竹林とかかわっていこう!」と決心、枯れた竹の伐採と整備を申し出ます。 学校時代からの友人で弁護士をめざす明石氏や編集者諸君を巻き込んで竹を切りに行ってるんだか、近くのステーキハウスで肉をむさぼり食っているんだかわからない活動が始まります。 しかし体力がないのと慣れないのに加えて、締め切りに追われ忙しすぎてなんともならない。同僚のご両親はさぞかしいい加減な奴だと思っているだろうと気にしながらも、その頭の中では、竹林を増やし竹製品を開発する企業を興し、あげくは月に竹を植林して不毛の大地を緑にする宇宙的プロジェクトを立ち上げようと妄想、それが実現した場合、しなかった場合など、話がどんどんとっ散らかっていきます、笑。 もしかしてすべてはこの本を書くためだったのか?それとも本当に竹が好きすぎて実際に竹林の伐採を経験されたのか。だって桂の国道沿いのステーキハウスなんてやけに具体的で実在感満点だし。 他にも、あこがれの本上まなみさんに会うことができたものの、心の準備ができていなくてあがりっぱなしだった話、本が売れてもサイン会だインタビューだとやたら忙しくなっても実感がなく、ぼーっとしていたことなど、リアルと妄想がまじりあって、エッセイなのか創作なのかなんとも判別しがたい話になっています。この独特のユーモアは他の人には真似できませんね。 読書に何か具体的に得られるものを求める人まじめな人にはお勧めしません、笑。気楽にどんどん読めて楽しめました。 | ||||
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冗長でくだらない、いつもの森見なので安心して時間を消費できます。 | ||||
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エッセイなのか物語小説なのか、はたまた妄想なのか。 ジャンルとしてはエッセイなのでしょうが、「登美彦氏」と第三者視点から描かれるのが独特です。 竹林を取り巻く、竹林に巻かれるエピソード、なんともいえない視点から繰り出される竹林話、そして謎の竹林妄想群……と、ある意味では森見ワールドが展開されております。 読み終わった時、(どこまでが事実なんだ?)となるでしょう、でもまぁそんなことはあまり重要ではないかもしれません。 身近なようで身近じゃない竹林の神秘性のようなものと、森見登美彦の筆致から繰り出される愉快な小噺が合わさるとこうなるんだなあという本です。 肩の力を抜いて、(くだらないけどこういうのもいいな)と思いながら読むのがよいでしょう。 | ||||
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知らないで買ったからもありますが、これはどこかに連載していたものを繋げたもの?なのかな? 森見文章は健在だから、まだ読めるけれど、他の作品の用な物語だと思って買うとがっかりします。 | ||||
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