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美女と竹林
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美女と竹林の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
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森見の小説を読んだって思える一冊でした。 本当に竹林を愛しているのか疑うけど面白いからよかった。 | ||||
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職場の同僚の実家が京都の桂で竹林を持っている、が、なかなか手入れができず荒れていると聞いた森見氏。元から竹が大好きだけれど「ただ好き好きと言うてるだけではただの竹林のオッカケにすぎない。もっと積極的に竹林とかかわっていこう!」と決心、枯れた竹の伐採と整備を申し出ます。 学校時代からの友人で弁護士をめざす明石氏や編集者諸君を巻き込んで竹を切りに行ってるんだか、近くのステーキハウスで肉をむさぼり食っているんだかわからない活動が始まります。 しかし体力がないのと慣れないのに加えて、締め切りに追われ忙しすぎてなんともならない。同僚のご両親はさぞかしいい加減な奴だと思っているだろうと気にしながらも、その頭の中では、竹林を増やし竹製品を開発する企業を興し、あげくは月に竹を植林して不毛の大地を緑にする宇宙的プロジェクトを立ち上げようと妄想、それが実現した場合、しなかった場合など、話がどんどんとっ散らかっていきます、笑。 もしかしてすべてはこの本を書くためだったのか?それとも本当に竹が好きすぎて実際に竹林の伐採を経験されたのか。だって桂の国道沿いのステーキハウスなんてやけに具体的で実在感満点だし。 他にも、あこがれの本上まなみさんに会うことができたものの、心の準備ができていなくてあがりっぱなしだった話、本が売れてもサイン会だインタビューだとやたら忙しくなっても実感がなく、ぼーっとしていたことなど、リアルと妄想がまじりあって、エッセイなのか創作なのかなんとも判別しがたい話になっています。この独特のユーモアは他の人には真似できませんね。 読書に何か具体的に得られるものを求める人まじめな人にはお勧めしません、笑。気楽にどんどん読めて楽しめました。 | ||||
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冗長でくだらない、いつもの森見なので安心して時間を消費できます。 | ||||
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エッセイなのか物語小説なのか、はたまた妄想なのか。 ジャンルとしてはエッセイなのでしょうが、「登美彦氏」と第三者視点から描かれるのが独特です。 竹林を取り巻く、竹林に巻かれるエピソード、なんともいえない視点から繰り出される竹林話、そして謎の竹林妄想群……と、ある意味では森見ワールドが展開されております。 読み終わった時、(どこまでが事実なんだ?)となるでしょう、でもまぁそんなことはあまり重要ではないかもしれません。 身近なようで身近じゃない竹林の神秘性のようなものと、森見登美彦の筆致から繰り出される愉快な小噺が合わさるとこうなるんだなあという本です。 肩の力を抜いて、(くだらないけどこういうのもいいな)と思いながら読むのがよいでしょう。 | ||||
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知らないで買ったからもありますが、これはどこかに連載していたものを繋げたもの?なのかな? 森見文章は健在だから、まだ読めるけれど、他の作品の用な物語だと思って買うとがっかりします。 | ||||
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今年から田舎の土地の放置竹林整備を初めており、大変であることを会社の同僚に打ち明けたら、この本でも同様に竹林整備が大変ということが書いてあるとのことで、森見氏のことはいままでまったく存じ上げなかったが、読んでみることにした。 面白くないわけではないが、締め切りに追われて書いている感が漂っている文章であり、竹林整備体験談でもなく、完全な妄想エッセイでもなく、どっちつかずな感があり、再読には耐えられない。特に文章が読みづらいわけではなくすらすらと読めるが、短文を積み重ねてテンポを重視する形式の文章は流れるような爽快感が得られず、理系的文章に近いため論文を読んでいるようなデジャブを覚えてしまった。同僚にはなぜ本氏の本がおすすめなのか後日ヒアリングする予定である。ただ弁護士の明石氏が結婚したかどうかは今も気になる。 | ||||
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"いざ、理想の竹林実現へ向かって第一歩を踏み出すのだ。『二十一世紀は竹林の時代じゃき』登美彦氏は言った。『諸君、竹林の夜明けぜよ!』"2008年発刊の本書は独特な文体で知られる著者が愛する竹林の伐採からとめどなく妄想広がる不思議感覚的エッセイ。 個人的には、暑い夏が続く中、とりとめなく読書がしたいと思って、未読であった本書を手にとりました。 さて、そんな本書は『四畳半神話体系』や『夜は短し歩けよ乙女』といったアニメ化された作品でも知られる"京都作家"の著者が、これからの時代は多角的経営だ!目指せ竹林経営者!と子どもの時から惹かれている竹林伐採の機会ができた事をきっかけとして(伐採自体は進まないままに)妄想をひたすら拡げていくのですが。 良くも悪くも感覚的に書き始めては(行き詰まって)無理やりな大団円に毎回持ち込むも、独特の文体からあまり気にならない著者らしく、本書でも作家稼業でのエピソードや、親友の明石氏や担当編集との脱線しまくるやりとりが何とも良い味をだしています。 一方で、タイトルの回収には悩んだようで、途中から『美女と竹林は等価交換関係にある』と、こちらもかぐや姫から著者憧れの本上まなみ、そして番外編で鍵屋家の赤ちゃん(ちぃちゃん)とかなり強引にまとめているのですが。ゆるゆるでも、筋肉作家『マッスル・トミー』やMBC(モリミ・バンブー・カンパニー)が実現しなくても。だがそれで良し!『登美彦さん。そのまま君の道をひた走れ』とエールを送りたくなります。 著者ファンはもちろん、殺人的な暑さや殺伐とした毎日に疲れた誰かに。清涼剤的にオススメ。 | ||||
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楽しく読ませて頂きました 大変満足しています(o^^o) | ||||
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電車内で最初の1ページ半を読み吹き出してしまいました。 他の方のレビューにもありましたが、所々で猛烈に笑わせくる小説です。 森見さんのインテリ偏屈文が好きな方なら楽しめる小説だと思います。 | ||||
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忙しかったころ、読んで癒されていました。なんで自分はこんなにあせっているんだろう、と気付かせてくれました。 | ||||
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エッセイなので軽く読める。森見登美彦先生の妄想全開。私は好きな内容でした。 森見登美彦先生の作品全般に言えることですが、京都に住んでいたり、京都の大学に通っていたことがある人はより楽しめると思う。 | ||||
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竹林を(一応)テーマに据えたゆるっと読めるエッセイ。タイトル通り美女も出てくる。『太陽の塔』で主人公が乗っている自転車の名前の由来となったあのお方。 (和ホラーじゃない方の)森見作品好きなら読んでいて面白いだろう。買うか迷っている人は参考に著者のブログを読んでみることをおすすめする。文章も雰囲気も大体あんな感じなので。 竹を伐採するのが地味で大変な作業だということがよくわかった。取材?のために竹林伐採、しかも数回のみ……なんというか、シュールな図だ。笑いがこみあげてくる。 読み終わった後、少しだけ竹が好きになったような気がする。 | ||||
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モリミ作品は私には難解で読むのに時間をかけてしまうんだけど、 これはさくさく読めました。 エッセイのようで、フィクションなのかな。すごく面白かった。 | ||||
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あまり小説を読み返すということはしないけれどこれはたまに読み返したくなるタイプの作品だと思う 太陽の塔と四畳半の次に好き | ||||
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現実世界と妄想世界を、森見節が華麗に繋いでいます。森見さんの本は全て読みましたが、この本はお気に入りの1つです。どの章も声を出して笑ってしまうので電車で読むのは危険。竹林に行きたくなる一冊です。 | ||||
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妄想と現実が混雑し、当初の目的が森見氏ですら分からなくなる迷走エッセイ。物語は桂の竹林を飛び出し宇宙まで広がる。その一方ではタケノコのように増える森見氏の締切との格闘が机上で繰り広げられている。「森見ワールド」と呼ばれる独特の世界観が生まれる源流に迫るファン必読の一冊。 | ||||
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まず始めにいっておきます、こちらは小説ではございません。 森見さんの妄想がつらつらと続いていく。しょっぱい現実に反して、夢を見すぎてる、そんな森見先生の生活を覗けます。 小説みたいに上手いこと、現実はいきません。なにも起きない日々だって続きます。 そんなときに森見先生は正直にこの本になにも起きない日々が続いてる、ってかいちゃいます。 正直すぎます。途中、あまりにもなにもなすぎる!竹林はどうした!美女は!?ってなります。でもそれも森見先生の思うツボなのです。 うう~ん、情けないけど芯の通った夢みがちな森見先生のだらだらさを味わいたい!あのワールドの根源にいる森見先生というへっぽこ妖怪について知りたい! そんな人向け。 小説のようなドラマチックな展開を期待しちゃダメだよ(笑) | ||||
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作者の妄想が凄すぎるというのが正直な感想です。 かなりくせのある内容なので好みは分かれると思います。 ポイントで噴き出すくらい面白いところもありますが、全体的には微妙な作品だと思います。 | ||||
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くだらないとみなさんおっしゃいますが、そこがいいところです!そうなのです! | ||||
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ひさしぶりに「魂が凍りつく」ものを読んでしまった……半分ぐらいでやめてしまった。うそ寒いギャグ、しらじらしい気品、のっぺりとした進行……。他人事ながら、「このひと大丈夫か?」と唸ってしまった。 レビューで貶めるつもりはないけれども、森見サンって逆に渋谷に移住してイケイケな生活に切り替えた方が「へんな京都趣味」という病(重症である!)が治り、マシになるような気がします。 つまるところ、この「しらじらしい品格」と「うそ寒いギャグ」が最大のあかんところなんだよな~。ハァ。 | ||||
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