■スポンサードリンク
太陽の塔
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
太陽の塔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全140件 1~20 1/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全然自覚なくストーカーしている姿が笑いを誘う。といっても、小心者で害のないストーカーなところがまた良い。逆に女性側の描写が少ない事で女性のミステリアスさや、ストーカーの置いてかれたような感情を誘うなと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待通り | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
抱腹絶倒!恋愛IQの低い京大生が滑稽でかわいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
振られた男が、その傷心から立ち直る話だと理解したが、その過程が妄想的、幻想的で、汚くて美しい。おかしなエピソードを楽しんでいると、何だかおかしなところに連れていかれる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2022年初めて太陽の塔に階段で登り、両腕部分の内部構造美に魅了されて、太陽の塔関連本の一つとして読んでみました。残念ながら太陽の塔の登場するシーンは少なくほとんどが京都界隈でのむさくるしい男子学生の話でした。彼らの交わす理屈っぽい会話は1970年前後を思わせるのですが、現代(少なくとも携帯登場後)のもので、いまだにこの種の学生がいるとは信じがたいです。 、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森見さんの作品を読んだのは初めてだけど、とにかく才能が溢れてる、デビューでこれかぁ。 ラストが素晴らしい。 つくづくとことん彼女が好き、それだけなんだよなぁ 有名なたぬきの話も読むと思うけど、これを超えないだろうな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
115ページから読んだらいいかも! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
森見登美彦氏の最初期の作品。 後発の作品と比べるとより京都の具体的な地名が多い印象です。京都に長く滞在したことがない私には風景がやや想像しにくいシーンがありました。 それでも、その情景描写が自分の知っている光景と重なり合い、不思議にリアルを伴う時があります。 面白おかしい大学生なのに、なぜか心の底から笑うことが出来ない。それはやっぱり自分と重なり合うところが多いからなのでしょうか。 どこまでもミクロに突き詰めた人間像であるはずなのに、多くの人に共感を呼ぶ力を持っています。 読後感は、とにかく切ない。胸が締め付けられます。 何も解決しない、何も良くはならない。けれど絶望なんてしない。 今日も彼は悪態をつきながら百万遍交差点を闊歩しているのでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
定期的に読みたくなる一冊です。 独特のテンポでユーモラスに描かれる ちょっと間抜けな学生の日常。 懐かしいあの頃とはかけ離れているが、 それでも男の子なら共感してしまう。 読みやすいと思いますので、 未読の方は是非。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは面白い!笑えます! 主人公「わたし」とその仲間たちの妄想東奔西走ぶりが面白い!壊滅的恋愛ベタたちの〝クリスマスファシズム〟への闘い…と言いながら実は恋人が欲しい!ってのが本心。これも青春小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
学生の頃から何回も読んでいますが、何回読んでも良いですね。懐かしく学生時代を思い出します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者のデビュー作ですが、のちの作品でも共通する雰囲気はすでに出ていると思います。 若干、登場人物の使い方が「夜も短し恋せよ乙女」や「有頂天家族」などに比べると、その個性(変人振りとも言う)がストーリーと絡んでなかったり、掘り下げが少ないのでは?ともったいない使い方をしているように思えます。 短い作品で、一見軽く読み飛ばせるように思えるかもしれませんが、多くの人物が登場する短いシーンを時系列もばらばらに繋いでいくスタイルなので、うっかりするとおいてかれるかも知れません。一つ一つのエピソードを楽しみながら、ゆっくり読むことをお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
"彼女は黙る。彼女は怒る。彼女は泣く。そして彼女は眠る。猫みたいに丸まって、傍らに座る私を置いて、夜ごと太陽の塔の夢を見る。"2003年発刊の本書は、妄想とマジックリアリズムが炸裂する、全てのヘタレ大学生時代を過ごした人に贈るふはふはーとした青春小説のバイブル的作品。 個人的には、音読会で声に出してみたいテキストを探す中で、本書の独特かつ魅力的なリズミカルな文体を思い出し"ええじゃないか"と久しぶりに手にとりました。 さて、本書は京都大学を舞台にした当時、実際に在学中だった著者のデビュー作にして、失恋した男子学生の【観察と研究、妄想からの再生】を個性的かつ濃い登場人物が入り乱れる中で"ええじゃないか"とテンポよく描いているのですが。古都にして日本屈指の観光スポットである京都は何度も様々に紹介されてきたとはいえ、どちらかと言えば【美しく華やかな街】とスタイリッシュに紹介される事が多い気がするのですが。そんな京都も著者にかかれば【男汁溢れるびっくり異界】へと鮮やかに変貌することに驚愕し興奮したのを久しぶりの再読で思い出しました。 また私も含めて"バラ色のキャンパスライフ"というどこかに存在するはずの桃源郷を求めて彷徨うも、気づけば【夢半ばに力尽きた面々】と鍋を囲みつつ、近づいてくる異国のお祭り、街中カップルファッションショー『クリスマス』に戦々恐々と苦しめられてきた思い出がある人にとっては、本書に登場する"私"他の登場人物たちに、まるで【自分ごとの様に強く共感する】のではないかと思われるのですが。そんな方々と時を越えて"『ええじゃないか』『ええじゃないか』『ええじゃないか』『ええじゃないか』『ええじゃないか』そうやって五分もすると、周囲に『ええじゃないか』という声が沸き起こって、誰が言っているのかもわからなくなった"みたいな事がしたいなと強く願ったりしてもええじゃないか。 ヘタレた大学生活を京都でおくっている大学生や、かっての大学生へ。また失恋を経験した勇者たちと現在進行系で失恋列車進行中の誰かにオススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容は文句なし。 ひとつだけ解せないのは、表紙の画質を何故手抜きしました? 電子書籍を軽視してませんか? 今後の改善に期待を込めて★4つで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
四畳半神話大系を読んで森見さんのファンになった者です。四畳半神話大系を読んだことのある人には、たまらない作品になっております。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の一文にやられました。幻想的でとても詩的で、それまでの失恋で沈んだ京大生の愛おしい妄想劇?と対照的に清々しい気持ちで本を閉じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者のデビュー作である。京都の大学生たちの歯牙ない失恋状態を延々と描写している。或る種の者たちにすれば、聖書のように箴言に満ちた文章であっただろう。 わたしは、この書を紐解きながら或る先輩の事をずっと思い出していた。彼は「世のフラレタリアートよ、決起せよ」と叫んだ。職場の寮で賄いの叔母さんが作ってくれているカレーとご飯を、常にモリモリと盛り、そのことによって世の中の搾取を挽回する計画を立てた。タヌキのような大きな腹を見せながら、顔を突き合わせる度にわたしに党に入れと誘った。わたしは客観的にもその資格があることは認めながらも、その度に断った。党に入ると碌なことはない。岡山市表町商店街で月一回の支部会と称して穴蔵でロックを飲み干す企ての共謀正犯になるどころか、独りその前に女性グループに声をかけなければならないという新入党員鉄の掟なるものを強制させられる。という噂を聞いた。バレンタイン革命なるものを目指しているという噂も聞いた。幾歳月が過ぎ、先輩はとおに職場を辞し、人には言えぬあれもこれもした後に、2年前のバレンタイン・イブの日の凍れる道端で行き倒れになった。危なかったところを生還して、なんと未だにわたしに毎日の如くフラレタリアートの党に加入せよと電話してきている。もちろん、わたしは断っている。 よって、この作品の登場人物たちがクリスマスファシズムに抗して「ええじゃないか騒動」を共謀する、その未来も充分に予想出来たのである。 「幸福が有限の資源だとすれば、君の不幸は余剰を一つ産みだした」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やってることはキモい。ただそれをキャッチーに描く力量は素晴らしい。太陽の塔をモチーフの使うやり方が若々しく、若書きだなあと思わせる箇所は多々ありますが、まあ実際若くして書いてるわけだし、変に背伸びして玄人ぶられるよりはいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自らを高等遊民のように思っている、何年も留年している京大生の主人公が、数年前に付き合っていて振られた元彼女に、何故自分のような高尚な人間が振られたのか?その謎を知るために、元彼女を観察し、長大な彼女のリポートを書き上げた。という報告から物語は始まる。 物語は、彼女のリポートを振り返る体で、主人公を始め、同じく周りから変人扱いを受けている、四天王と名乗る学生たちの様子を中心とした、京都の学生たちの物語。 一見、これがファンタジー(空想)なのか?と思ってしまいそうだが、主人公たちの独特な世界観は妄想も多く、そう考えると、妄想も空想(ファンタジー)の一種かも知れない。と思うことも出来る。 そう言う意味で、この作品が受賞した日本ファンタジーノベル大賞という文学賞の懐の深さを感じる事が出来る。 時折、これが現実なのか?夢なのか?妄想なのか?が曖昧に感じる場面が出て来て、それが何とも不思議な雰囲気を感じさせる。 物語のクライマックスで、嘗て京都で起こったとある不思議な現象を、主人公の仲間たちで再現しようという場面があるが、その不思議な場面の表現方法が、とても秀逸でした。 主人公の性格が原因と思われますが、作品全体がシュールな感じで不思議なのですが、読後感はちょっと切ない気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一度図書館で借りて読んだことを忘れ買ってしまった。途中まで読んで気がついた。京都大学の学生の恋愛話で、時代は異なるが懐かしさいっぱい。他のファンタジー話も良いが、リアルさで読ませる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!