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太陽の塔



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【この小説が収録されている参考書籍】
太陽の塔
太陽の塔 (新潮文庫)
太陽の塔〈2〉 (大活字文庫)

太陽の塔の評価: 3.89/5点 レビュー 204件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全204件 41~60 3/11ページ
No.164:
(5pt)

ファンタジー?リアル?

森見作品の読書歴:有頂天家族2作→宵山万華鏡→夜は短し歩けよ乙女

今回の作品もしょうもなさを大いに笑い、たまの切ない表現にしんみりすることが出来る作品だった。登場人物たちは京大生で決して悪人ではなく「しょうもないんだけど、本当にどうしようもなくはない」人々なため、真にどうしようもない自分の読後に襲う逃れられないやるせなさは今回も冷凍保存。リアルのようなファンタジーかつファンタジーのようなリアルな世界に入り込め「こんな面白いフレーズがあるんだよ」と紹介したい、「どこに笑い切なくなったか語り合いたい」気持ちにさせてくれるような作品に出会えてよかった。その相手が黒髪の乙女であれば最高だけれど残念無念。
太陽の塔 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.163:
(5pt)

くそわろたww

大学生の楽しげなにちじょうが綺麗な文章で繰り広げらる。 ふざけた物語に急に差し込まれるファンタジックな描写。 共感を呼ぶ内容 こんな面白い大学生活を送りたい。 友人たちも奇妙で楽しげ。 飾磨と友達になったら面白いだろなぁw リア充なんか糞食らえ。 男汁こそ至高
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4101290512
No.162:
(4pt)

さえない男

どこにでもいる、でもある意味他にはいない、さえない男の話 そのさえない男の、1つの失恋から、話は始まります。 さえない男の、「さえな」さ加減。 笑い。 しっかりつかんであります。 全国のさえない男、また、さえない男に興味がある人。 単純に笑いたい人。 呼んでみてはいかがでしょうか?
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4101290512
No.161:
(2pt)

正直自分にはあわなかった。

変わった大学生のよくあるようなもてない男の妄想を書いた小説だけど読んでもスッキリ感もないし笑いのツボが違うのか面白いとも感じなかった。 最後は何となく主人公が少しだけ大人になり何となくハッピーエンド的な感じだが根本的なものは変わってないようだし無駄な時間や無駄なことも必要な時はあるてのはわかるんだけどね。
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4101290512
No.160:
(4pt)

語り口がうまい

なんでもないような日常を、おもしろおかしく書ける語り口に非常な才能を感じます。 きっとこのような人に好かれる女性は幸せでしょう。 こんなふうに自分を語れたり、異性を思える人は魅力的だなあ、僕もこんな能力がほしいなあと憧れます。 ただ、モチーフである太陽の塔の使い方が多少大振りかなあと思いました。 変に小説としてまとめようとする小聡さみたいなのを感じ、ちょっとそこはノリきれませんでしたが、この小説は作者が京大の在学中に書いた処女作だと知り、妙に納得がいきました。 ファンになりましたので、この次の作も読んでみたいと思います。
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4101290512
No.159:
(4pt)

豊かな日本語が使われています。

森見登美彦さんの本は2冊目になります。一冊目は「夜は短し歩けよ乙女」でした。
作品の場面が京都である点と、独特で豊かな日本語にひかれて、一冊目を読み終えました。
少し別の作家三野作品を読んでいましたが、中毒のように森見さんの作品が読みたくなり、手に取りました。
やはり、豊かな日本語でちょっと偏った考え方を持っている男子大学生の学生生活が描かれています。
なかなか、他にはない本多と思います。豊かな日本語の表現に触れたい方におすすめです。
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4101290512
No.158:
(4pt)

モリミーと、四畳半シリーズの原点

「この話は、俺が書きたかった」とさえ思った。
懊悩やら自尊心やらを満載した学生の、その負のエネル
ギーが妄想成分たっぷりで出力されたものである。

「もし人間の苦悩やらが有益なエネルギーになれば」
云々の与太話が作中にあるが、本書がまさに、
人類にとっての天恵と言っても過言ではない。

惜しいのは、後半の「ええじゃないか」のくだりが
やや唐突なのと、妄想がもう一盛りほしいところ。
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4101290512
No.157:
(4pt)

実に生々しい

「夜は短し・・・」で森見さんに出会い、
この作品で記念すべき10作目です。
さかのぼってのデビュー作拝読となりました。

語り手が、自身の名をもじった「森本」であったり、
愛用の自転車に「まなみ号」と名付けるなど、
固有名詞が生々しい。

ジョニーの記述も多く、実に生々しい。

正真正銘の、現役腐れ大学生(失礼!)という事実も含めて、
若さ故の痛々しさがリアルに伝わってきました。

なんだか知っているようで、知らなかった
好きな人の過去を知ってしまったような
照れくさい気持ちです。

今後誕生する、あんな阿呆やこんな阿呆、
妖怪・天狗・神に至るまで、すべてこの作品があればこそ、
と思うと、まことにありがたい一冊に思え、
愛おしくなります。
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4101290512
No.156:
(5pt)

青春小説の金字塔たる作品。

怠惰でろくでもないことに情熱を注ぐ、ある意味では健全な青春小説。
しかしそれは清々しく華やかな青春ではなく、むしろむさ苦しくてさえないどんよりとした青春である。
ではなぜ「青春」なのかと聞かれれば、男という単純明快で真っ直ぐな生物をありのままに描いていることにある。
それを助長しているのが、作者の文才である。大言壮語、唯我独尊。独特で自信に満ちた文章能力は秀逸である。
殊勝なまでの馬鹿馬鹿しさをシリアスに求め続ける主人公と、その周りに集まる個性豊かという表現を越えた仲間達。
とても濃密な物語を読者に提供してくれた、新進気鋭の作家だ。
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4101290512
No.155:
(5pt)

森見節!

森見節炸裂のおかしい大学生シリーズ(?)パート1です。
読みにくいと感じるのは初めだけ。
嵌るともう止められません。
京大生の筈なのに、どこかおかしい主人公(どことは言いません)。
そして類は友を呼ぶ、彼の周りに集まるのは ・・・・。
物語の舞台は世界に名高い観光地京都なのですが、その格調高い京都を、歪んだ親しみと奇妙な懐かしさで一杯にしてくれました。
森見先生、ありがとうございます。
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4101290512
No.154:
(4pt)

森見節が炸裂!

相変わらずの京都の大学に通うひねくれ大学生が主人公で、思考も言動もひねくれまくりですが、それがいい。

冒頭で触れられているように読後に男臭さがすごく増すような気がします。笑
今から大学生になる人、大学在学中の人は必見ですが何か大事なものを失うような感じもあります。
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4101290512
No.153:
(4pt)

まず少し読んでみて・・・・

かなり賛否の分かれそうな作品。

文学的で古風な言い回しでストーカー大学生の下らなく、益のない、バカバカしい日常が描かれる。
常に書き方は理屈っぽく、シニカル。
あくまで個人的なイメージだが極めて高尚な例をだすと
「吾輩は猫である」や「カラマーゾフの兄弟」を連想してしまった。
先方に非常に失礼な気もしますが・・・・。

テンションも終始あまり変わらず、ストーリーも平坦なので、
この特異な文体のリズムが合うか合わないかに尽きると思う。

買う前に数ページ読んでみて、文体が面白いと思った方には「買い」。
合わないと思った方は「買わない」。
合わない人は頑張って最後まで読んでも時間の無駄でしょう。

人に薦められるとは思わないが、わたしは結構好きです。
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4101290512
No.152:
(4pt)

太陽の塔はすてき

女性にからしき縁のない、男汁したたる腐りかけの大学生の妄想クロニクル。太陽の塔が、どうしても見るべきものであるならば、恋もどうしても落ちるべきものなのかもしれない。苦々しい、失恋のあとのまつり。太陽の塔の存在感が、胸に迫ります。
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4101290512
No.151:
(4pt)

森見ワールドの本筋

夜は短し歩けよ乙女、四畳半神話体系の方がメジャーでそこからこちらの方に入るという方が多い気がします。
まさにこの流れに乗るのが、いやこの本の延長線上にあるのがその2作ですね。
あの語り口が好きな人には当然受け入れやすいと思います。京大や京都の町が好きな人にも受け入れやすいと思います。
逆にそれらが無理なら無理ですね。笑
ストーリーとしてはリアリスティックだけどやっぱりファンタスティックな面も持つこれまた森見さん王道なパターン。
ですが冒頭にあげた二作に比べれば、場面の変化や登場人物のバラエティには欠けるかなと言う気がします。
そこらへんが冒頭二作との知名度の差につながったのでは。
でもやはり男子大学生の鬱々とした感じをうまく表現されているし、読みやすい作品だと思います。
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4101290512
No.150:
(5pt)

森見さん初心者です。

四畳半神話体系(アニメ、小説拝見しました)から森見さんを知り、色々読んでみたくなって購入。
独特の言い回しが本当にツボで、クスッと笑える所や、若い世代の男性ならではの考え方が独特で、ニヤニヤしながら読んでしまいました。
中古でしたのでお値段も安く、十分満足でした!
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4101290512
No.149:
(3pt)

うーん

夜は短し歩けよ乙女を読んだ後にこの本を読んでみたのですが、夜は短しにあった「黒髪の乙女」のような追いかける相手も特にいなく、あまり読んでて先が気にならないような内容でした。
やっぱり恋愛物の方が面白い。
最終的にどうなるのか気になるから最後まで読まないといけないし。
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No.148:
(5pt)

文句無しの傑作。

森見登美彦のデビュー作で、日本ファンタジーノベル大賞受賞作。
私は初めて読んだとき、爆笑しました。
内容の割に、文章もしっかりしています。
自信を持って、お薦めします。
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4101290512
No.147:
(5pt)

もてない京大生のまじめな話

現役京大生(正確には院生)が書いた書物だけにこれぞ京大生の生態が思う存分描かれている。ストーリーそのものは
もてない京大生4人組の滅茶苦茶ではあるが、きっちりと勉強をして、思索にも十分ふけったことは間違いない学生
生活の中で、案の定、全くもてない彼らの一人主人公の「私」の失恋を核に、それぞれのもてなくて、理屈っぽくて、
それでいて妙に純粋で、憎めない彼らの学生生活が描かれているだけであり、太陽の塔という題名も、主人公が
惚れた女性、水尾さんがどういうわけか太陽の塔を好きでたまらないということから付けられたもので、どうってことは
ない。全編を通じて言えることは作者の文章力の確かさと弛まざるユーモア精神の面白さである。超真面目な4人組が
いつも失敗ばかりする、それでいてその失敗には何かと理屈が付けられ、それがまた新たなユーモアを誘い、登場人物
への愛情を掻き立ててくれる。
太陽の塔 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.146:
(1pt)

著者の心理状態を疑いたくなる。

まず文章が肌に合わない。というか生理的に受け付けられないし、下手。珍しい熟語を使えば良いと思っている面が気に食わない。多くの読者がいるがこれを好きになれる理由が解せないので星一つ。世間の評価もまた好き嫌いなのだが。
太陽の塔 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:太陽の塔 (新潮文庫)より
4101290512
No.145:
(1pt)

お金と時間を返して欲しい。ここまで面白く内容のない本は初めて。
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4101290512

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