吉原十二月

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

吉原十二月の評価:

4.67/5点 レビュー 24件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 1〜20 1/3ページ
No.46
(4pt)

その終わり方は意外ながらずるい。読者まで幸せになるじゃないか

俗世とは一線を画す吉原での日々を、一年の四季の移ろいとともにまとめ上げた物語。
歴史上のことで今は無いその華やかで儚い世界の悲喜こもごもの中で、登場人物たちの肩を持ちたくなったり欺かれたり。
読者もその世界に引き込まれ、あたかもそこに一緒に住んでいるかのような感覚に誘ってくれる語り口は柔らかで親しみを覚える。
ただし、本物語の構成(人物の関係性、差し詰め物語の構図)によるところも大きいと思うが、どっぷりとその世界観に浸る、というよりは第三者的にその世界に仮住まいさせてもらうような、あっさりと読み終われてしまう距離感が、読み終わったあとにやや寂しさを与えてきた気がします。
日本版オペラ座の怪人、というと、いやそれは違うだろうとお叱りを受けそうだが、私にはその様に感じられました。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.45
(3pt)

期待ほどではなかいかも

前回、芥川賞を受賞したものを読んでとても面白かったので読んでいますが、あまり物語に入り込めません。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.44
(3pt)

期待ほどではなかいかも

前回、芥川賞を受賞したものを読んでとても面白かったので読んでいますが、あまり物語に入り込めません。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.43
(5pt)

二人の花魁の姿を生き生きと描いた傑作

本書では、小夜衣と胡蝶という同じ吉原の妓楼で競い合った二人の花魁の人生を、子供時代から、花魁として成長し、そして引退するまでを鮮やかに描いた傑作だ。

物語はタイトル通り、1月から12月までの12か月に起きた、二人に関する様々な12のエピソードが1話完結の短編連作方式で描かれて進行する。どのエピソードも一話完結で短編としても完成度は高い、その中で小夜衣と胡蝶という全く性格が異なる花魁が、ライバル関係にあるにも拘わらず、時には手を組んで、花魁として人間として成長していく姿が実に楽しめる。

本書のもう一つの面白さは、妓楼の主の目から見た二人の姿が描かれていることにある。そのため、実際にこの二人が何を思い、考えているかはわからないが、それでも本書を読み進めるにつれて、この二人が本当に違った意味で魅力的な女性であることがわかり、惹きつけられる。

花魁が主人公だと、最後がどのように終わるかが少し心配だったが、少し虚を突かれた見事な終わり方で、読後感も非常によい作品であった。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.42
(5pt)

二人の花魁の姿を生き生きと描いた傑作

本書では、小夜衣と胡蝶という同じ吉原の妓楼で競い合った二人の花魁の人生を、子供時代から、花魁として成長し、そして引退するまでを鮮やかに描いた傑作だ。

物語はタイトル通り、1月から12月までの12か月に起きた、二人に関する様々な12のエピソードが1話完結の短編連作方式で描かれて進行する。どのエピソードも一話完結で短編としても完成度は高い、その中で小夜衣と胡蝶という全く性格が異なる花魁が、ライバル関係にあるにも拘わらず、時には手を組んで、花魁として人間として成長していく姿が実に楽しめる。

本書のもう一つの面白さは、妓楼の主の目から見た二人の姿が描かれていることにある。そのため、実際にこの二人が何を思い、考えているかはわからないが、それでも本書を読み進めるにつれて、この二人が本当に違った意味で魅力的な女性であることがわかり、惹きつけられる。

花魁が主人公だと、最後がどのように終わるかが少し心配だったが、少し虚を突かれた見事な終わり方で、読後感も非常によい作品であった。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.41
(5pt)

おススメの小説です

とても読み応えがあり面白かったです。吉原の様子を知るとても良い参考書にもなります。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.40
(5pt)

おススメの小説です

とても読み応えがあり面白かったです。吉原の様子を知るとても良い参考書にもなります。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.39
(5pt)

後半が面白かったです。

初めのうちは、「ふ~ん」とあまり気が乗らないまま読んでいました。
けれど、文月・葉月あたりから、惹きこまれていきました。
胡蝶と小夜衣、どっちが好きかといえば小夜衣です。
私自身の性格が胡蝶に似ているので、「無い物ねだり」で小夜衣に軍配が
上がります。
年季が明けて、二人とも良い道が開けたように思います。
胡蝶には良い道が飛び込んできて、小夜衣は良い道を切り拓いた…そういう
違いはありますが。
楼主にも幸せが訪れたようです、おっとり物静かに微笑む女房ではないですけど。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.38
(5pt)

後半が面白かったです。

初めのうちは、「ふ~ん」とあまり気が乗らないまま読んでいました。
けれど、文月・葉月あたりから、惹きこまれていきました。
胡蝶と小夜衣、どっちが好きかといえば小夜衣です。
私自身の性格が胡蝶に似ているので、「無い物ねだり」で小夜衣に軍配が
上がります。
年季が明けて、二人とも良い道が開けたように思います。
胡蝶には良い道が飛び込んできて、小夜衣は良い道を切り拓いた…そういう
違いはありますが。
楼主にも幸せが訪れたようです、おっとり物静かに微笑む女房ではないですけど。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.37
(4pt)

楼主が語る吉原

吉原手引草が面白かったので続けて購入しました。こちらは最初から終わりまで楼主の思い出語りです。

こういった題材にありがちなドロドロとした争いや陰惨な描写はありません。季節の行事を軸に二人の少女の成長、花魁としての全盛、その後の人生を描いています。

菖蒲の葉を打ち鳴らして大きな音を出した方が勝ちとは面白い行事です、花魁が大人気なく熱くなるのを微笑ましく読みました。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.36
(4pt)

楼主が語る吉原

吉原手引草が面白かったので続けて購入しました。こちらは最初から終わりまで楼主の思い出語りです。

こういった題材にありがちなドロドロとした争いや陰惨な描写はありません。季節の行事を軸に二人の少女の成長、花魁としての全盛、その後の人生を描いています。

菖蒲の葉を打ち鳴らして大きな音を出した方が勝ちとは面白い行事です、花魁が大人気なく熱くなるのを微笑ましく読みました。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.35
(5pt)

最初は語り口が気になるが、ストーリーが素晴らしい

松井今朝子さんの本を読むのは初めて。吉原や花魁の話は元々好きで、こちらはAmazonのセール中に見つけました。
最初は落語のような語り口が気になりましたが、ストーリーが素晴らしい。

▼好きな点
とても面白かった。小夜衣の芸達者さはさることながら、場が白けた時の落とし所の付け方。胡蝶の成長の仕方。胡蝶のような人は現代でも周りにいますね。
そしてこの二人の絡み合い。特に最後は爽快。
花魁を題材にしたものは「滔々と紅 (ディスカヴァー文庫)」も最高だと思いましたが、こちらも文句なし星5つ。

▼こうだったら良かったな
・語り手が妓楼の主人。最初は花魁の目線で語って欲しかったと思いました。
でも最後まで読むと、これで良かったんだなと思いました。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.34
(5pt)

最初は語り口が気になるが、ストーリーが素晴らしい

松井今朝子さんの本を読むのは初めて。吉原や花魁の話は元々好きで、こちらはAmazonのセール中に見つけました。
最初は落語のような語り口が気になりましたが、ストーリーが素晴らしい。

▼好きな点
とても面白かった。小夜衣の芸達者さはさることながら、場が白けた時の落とし所の付け方。胡蝶の成長の仕方。胡蝶のような人は現代でも周りにいますね。
そしてこの二人の絡み合い。特に最後は爽快。
花魁を題材にしたものは「滔々と紅 (ディスカヴァー文庫)」も最高だと思いましたが、こちらも文句なし星5つ。

▼こうだったら良かったな
・語り手が妓楼の主人。最初は花魁の目線で語って欲しかったと思いました。
でも最後まで読むと、これで良かったんだなと思いました。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.33
(5pt)

さすが直木賞作家です

女流作家の時代・歴史小説で面白いなと思ったのは、有吉佐和子氏の作品くらいでしょうか。
松井今朝子氏の作品を読むのは初めて、吉原を舞台にした小説を読むのも初めてでしたが、実に面白く読めました。
ネタバレになるので詳しくは申しませんが「ミステリ」の要素があります。
どんでん返しに次ぐどんでん返しの数々をお楽しみください。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.32
(5pt)

さすが直木賞作家です

女流作家の時代・歴史小説で面白いなと思ったのは、有吉佐和子氏の作品くらいでしょうか。
松井今朝子氏の作品を読むのは初めて、吉原を舞台にした小説を読むのも初めてでしたが、実に面白く読めました。
ネタバレになるので詳しくは申しませんが「ミステリ」の要素があります。
どんでん返しに次ぐどんでん返しの数々をお楽しみください。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.31
(5pt)

魅了される

花魁2人が主人公なんだがどちらも魅力的でグイグイ惹き込まれました
オススメ作品です
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.30
(5pt)

魅了される

花魁2人が主人公なんだがどちらも魅力的でグイグイ惹き込まれました
オススメ作品です
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.29
(5pt)

優しく爽やかな廓のお話

この作家の作品は初めての読了になります。まず題名の吉原十二月ですが、じゅうにがつではなく、じゅうにつきと読むようです。目次を見るとさらに良く分かりますが、月を追って吉原の四季折々の風物を体験するが如く読み進められるようになっています。また、月が進むにつれて歳月も進んで行くので、幼い二人の主人公が花魁として花開いて行く様子が、時節の出来事と共に優しく緩やかな視線で語られていきます。飾り物の花魁ではなく、嫉妬もすれば恋もする生きた女性としての花魁が描かれており、読み進めるほどに、まるて正反対の二人の主人公の体験を我が事のように感じられました。目次の最後になる師走に、一体どんなことが起こるのか、果たして二人の行く末はと、最後まで楽しく緩やかな時間を過ごすことができました。また、吉原に住む様々な人たちの生活を、実に細やかに描写されており大変勉強にもなりました。吉原へのひと時のタイムスリップ、お勧めです。
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381
No.28
(5pt)

優しく爽やかな廓のお話

この作家の作品は初めての読了になります。まず題名の吉原十二月ですが、じゅうにがつではなく、じゅうにつきと読むようです。目次を見るとさらに良く分かりますが、月を追って吉原の四季折々の風物を体験するが如く読み進められるようになっています。また、月が進むにつれて歳月も進んで行くので、幼い二人の主人公が花魁として花開いて行く様子が、時節の出来事と共に優しく緩やかな視線で語られていきます。飾り物の花魁ではなく、嫉妬もすれば恋もする生きた女性としての花魁が描かれており、読み進めるほどに、まるて正反対の二人の主人公の体験を我が事のように感じられました。目次の最後になる師走に、一体どんなことが起こるのか、果たして二人の行く末はと、最後まで楽しく緩やかな時間を過ごすことができました。また、吉原に住む様々な人たちの生活を、実に細やかに描写されており大変勉強にもなりました。吉原へのひと時のタイムスリップ、お勧めです。
吉原十二月 Amazon書評・レビュー: 吉原十二月より
4344019342
No.27
(3pt)

ほどほどに楽しみました

ンでも「二人の花魁」と、いうより「1番手と2番手定位置」の感じが強かった
競うも何も、こりゃ片方が、明らかに格上だったんだろう。的に。
で、ラストに少し興ざめた
「このワシに選ばれたんだから、『対等』だろう?」は、ちょっと違うだろ。みたいな
吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫) Amazon書評・レビュー: 吉原十二月 (幻冬舎時代小説文庫)より
4344420381