東京ハイダウェイ



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    初公開日(参考)2024年05月
    分類

    長編小説

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    東京ハイダウェイ

    2024年05月24日 東京ハイダウェイ

    ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。 東京・虎ノ門の企業に勤める桐人は、念願のマーケティング部に配属されるも、同期の直也と仕事の向き合い方で対立し、息苦しい日々を送っていた。 直也に「真面目な働き方」を馬鹿にされた日の昼休み、普段は無口な同僚の璃子が軽快に歩いているのを見かけた彼は、彼女の後ろ姿を追いかける。 辿り着いた先には、美しい星空が描かれたポスターがあり――「星空のキャッチボール」 桐人と直也の上司にあたるマネージャー職として、中途で採用された恵理子。 しかし、人事のトラブルに翻弄され続けた彼女は、ある日会社へ向かう途中の乗換駅で列車を降りることをやめ、出社せずにそのまま終着駅へと向かう。 駅を降りて当てもなく歩くこと数分、見知らぬとんがり屋根の建物を見つけ、ガラスの扉をくぐると――「森の箱舟」 ……ほか、ホッと一息つきたいあなたに届ける、都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた6つの物語。(「BOOK」データベースより)




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    No.3:
    (5pt)

    等身大の生き辛さ、恢復と変容

    新橋・虎ノ門ヒルズ周辺という昭和感と先端感が同居する街を舞台に、同じEコマース系企業で働く社員たちの各々の内面、疲れと恢復を描いた作品。舞台にした街における古さと新しさの同居が、「会社で働くってこういうこと」という認知フレーム、セクシャル・ハラスメント騒動への対応に関する登場人物たちの世代間ギャップと重なっているところが巧い。

     社員たちの抱えるモヤモヤや心の傷は等身大のもので共感が沸くし、他人の気持ちを一顧だにせずガツガツ生きる若手男性社員の姿も、この世の大多数の人間なら感じるであろう「鬱陶しさ」をまとっていて、そういう意味では敵役も平凡である。

     僕は虎ノ門エリアをよく知っているつもりだったのだが、港区のプラネタリウムが虎ノ門にあったなんて、知らなかった。(マイナーな施設だから「隠れ家」になる訳だ。)品川区の水族館、夢の島公園(新木場)の第五福竜丸展示館&熱帯植物館、国立近代美術館(竹橋)のある部屋から見える夜景など、実在するマイナーな場所を紹介する街ネタ作品としても面白い。

     短編集という構成だが各話は繋がっているので、続きが気になって一気読みする仕掛けになっている。

     社会派のテーマ(水爆、男性優位社会、ハラスメント、性被害のトラウマ、非正規社員と正社員の格差、いじめなど)が各話で蔦のように絡みつつも、書き手の「主張」ではなく人物の内面の変化がお話のメインなので、書きぶりのトーンは穏やかだ。この穏やかさは、「隠れ家」でじっと自己恢復を待つ登場人物たちの姿にも重なる。

     以上、感心させられた点を列挙したが、これらの要素を総合するとドラマや映画の原作にもピッタリのお話で、これが一流の商業作家の技なんだなあ、と感心させられた。
    東京ハイダウェイAmazon書評・レビュー:東京ハイダウェイより
    4087718689
    No.2:
    (2pt)

    いまいち

    あまり面白くない
    東京ハイダウェイAmazon書評・レビュー:東京ハイダウェイより
    4087718689
    No.1:
    (5pt)

    私のハイダウェイ

    虎ノ門のオフィスワーカーで、登場するエリア場所に知見があるせいかこれまでに体験したことのない、リアルとフィクションの境がわからくなるような臨場感を持って一気読みしました。
    登場人物それぞれの内部対話と心情、役割や立場の違いからくるバイアスなど気づきと学びを多く得ました。職場でも話題にし、読後シェア会として「私のハイダウェイ」を企画しています。
    東京ハイダウェイAmazon書評・レビュー:東京ハイダウェイより
    4087718689



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