二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ
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あらすじ
働き方は人それぞれ。自分の道は、自分で決める。元号が変わった年。老舗映画会社の買収をきっかけに、会社員たちは自らの働き方を問い直すーー〈マカン・マラン〉の著者がおくる、大人の群像劇!新元号が発表された二〇一九年四月、老舗映画会社・銀都活劇の宣伝部で働く砂原江見は岐路に立たされていた。勤務先が大手IT企業に買収されると決まったのだ。すべての企画が止まった社内には、弛緩した雰囲気が漂っている。DVD宣伝を手がける江見の部署も、一癖ある部下たちも、この先どうなるかわからない。では社名が消えるまでに、自分は何がしたいのかーーすべての働く人にエールをおくる、傑作エンタテインメント!(「BOOK」データベースより)
評判
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二十一時の渋谷で キネマトグラフィカの総合評価:
7.00/10点 レビュー 2件。
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章毎に語り手が変わる構成で、語り手は一人を除いて女性たちです。語り手は変わっても、全体のテイストは、仕事を止めて家庭に入っても、仕事に邁進しても、上役の顔色を窺って生きても、それぞれ悩みがあるけど、でも前向きに生きていこう、という感じです。基本的に(会社での地位だったり、周囲に認められることだったりといった何らかの形で)成功している人たちが、それでも私には何かが足りないといって悩んでいる様子が描かれています。
その一方で、本人なりに頑張った挙句、会社から追い出される人は作中では脇役扱いです。元気づけられるよりも、なんだか居心地が悪くなる一冊でした。