(短編集)
谷から来た女
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全1件 1~1 1/1ページ
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2021年〜23年に雑誌連載された連作短編6作で紡ぐ表現者の女性の物語。アイヌ民族の誇りも悲哀も全て引き受けて生きるヒロインの靭さが感動的なヒューマン・ストーリーである。 | ||||
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アイヌ紋様デザイナー・赤城ミワ。その彼女を巡るというか、何らかの関係ある人たちが実はミワの強い意志に引き寄せられ突き放されていく。こう言う女性を書かせたら、桜木紫乃にかなう者はいないだろう。読者も、きっとミワの背中に彫られた入れ墨の姿を観たくなるに違いない。 | ||||
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アイヌ語には「さようなら」に当たる言葉が無いそうだ。別れの際は「アプンノパイエ=無事に行きなさい」と言う。アイヌの紋様デザイナーをめぐる人々の物語。裏旋律で流れるシサム(倭人)の差別の歴史は重い。最後は微かに希望を感じられた。 | ||||
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強い自我と芸術的才能を持った女性の物語 アイヌの血をひく女性が主人公ということで、民族や差別が描かれるのかと思ったが、文芸誌の主要顧客である中高年男性に向けたサービスなのか、若い女性が年上の男性と絡み合う恋愛事情が中心。別に、アイヌでなくても成立するストーリーだよね。アイヌを持ってきたのは話題作りのためだけなのかな? | ||||
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アイヌ出身の女性アーティストを主人公とし、その周辺の人たちとの関係からアイヌの差別を描く。 とは言え、物語的にはさらっとアイヌの現状は流れていくので、重苦しさはない。 それぞれのストーリーがその後の展開が気になる終わり方であり、余韻はあるが物足りなさというかもう少し読みたい気もする。 著者らしい北海道を舞台にした、陰のある女性の描き方は相変わらず読み応えある。 | ||||
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桜木紫乃さんらしい文体とストーリーすぐのめり込んで読みました。 | ||||
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