起終点駅



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    初公開日(参考)2015年03月
    分類

    長編小説

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    起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)

    2015年03月06日 起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)

    鷲田完治が道東の釧路で法律事務所を開いてから三十年が経った。国選の弁護だけを引き受ける鷲田にとって、釧路地方裁判所刑事法廷、椎名敦子三十歳の覚醒剤使用事件は、九月に入って最初の仕事だった(表題作「起終点駅」)。久保田千鶴子は札幌駅からバスで五時間揺られ、故郷の天塩に辿り着いた。弟の正次はかつてこの町で強盗殺人を犯し、拘留二日目に自殺した。正次の死後、町を出ていくよう千鶴子を説得したのは、母の友人である星野たみ子だった(「潮風の家」)。北海道各地を舞台に、現代人の孤独とその先にある光を描いた短編集を、映画化と同時に文庫化!(「BOOK」データベースより)




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    起終点駅の総合評価:7.64/10点レビュー 56件。Bランク


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    No.56:
    (4pt)

    大卒者ばかりじゃつまらない

    映画『起終点駅ターミナル』(2015年制作)を観て桜木氏に憑りつかれた私は、本を漁りはじめているのだが、映画の原作となったこの本は、桜木作品にしては少し趣向が違うと感じた。その理由は、社会の底辺にいて、問題は自分に学歴がないからだと諦観して、階梯思考を捨て、それでも自棄に陥らず、世間に伍して行く姿を丁寧に描いてゆくというのが、桜木文学の最大魅力と考えて来たからである。

    本書は違う。この短編集に登場する主人公的な人物は、最後の一篇を除いて、エリート会社員であり、神父であり、新聞記者であり、弁護士であり、北大出の失業者であり、皆が一流大学を出ている。彼らの相方として先に述べたような人々も登場するが、なにしろ語り手が大学卒なので、相方との間に距離が生じてしまう。

    大学出を眼の仇にするわけではないが、現在四年制大学への進学率が50%を超え、当然作家もその中におり、と言うことは、多くの作家の家庭は「中流」で、作家デビューする前は、執筆に時間を割ける比較的余裕のある優良企業に就職できたり、或いは親の金を当てにしたり出来る身分なので、通常それより下の階層が見えない。登場人物も必然的に大学卒となる。

    勿論大卒者でも、「こんなはずではなかった」と儘ならぬ人生を悔やむ輩らはいる。だが彼らには学生時代の(あてにできる)多少の友人もいるし(いないのは大勢の学生がいるキャンパスで人付き合いの機会を意識的に避けてきた彼らが悪い)、物おじしない学歴もあるし、それに弁もたつ(立たないのは学業に励まなかった彼らが悪い)。

    勿論、小説が描く、一度はこういった挫折を味わった大卒者からも大成する人物は出る。そうでなくとも非大卒者には与えられていない転運の機会は多い。

    桜木氏は、そんなことはない、私の描く人物を見てもっと良く観て欲しい。とおっしゃるだろう。小説は階層を書くものではなく個人を書くものだと。当然そんな指摘は気にも留めないだろう。あえて領域を少し拡げたかったのかもしれない。だが、世の中には、依然として、半分近くの非大卒の老若男女が、余り日の当たらぬ場所で、自暴自棄にもならずに、「必死で流されて」いるのだ。目移りはしない方が良い
    起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)より
    4094061363
    No.55:
    (5pt)

    面白い

    満足
    起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)より
    4094061363
    No.54:
    (4pt)

    期待を裏切らない作品だった

    表題作の映画をBSで見て本書を購入、作者の作品は初読だったが期待を裏切らない秀逸な作品だった、特に表題作は過去、現在を巧みに描かれており物語にひきこまれた、ただラストシーンは映画では5歳で別れた息子の結婚式に出席するけど原作では欠席と重要な局面だけに意外だった。
    起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)より
    4094061363
    No.53:
    (3pt)

    まぁまぁ

    知人に頼まれたので読んでないです
    起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)より
    4094061363
    No.52:
    (1pt)

    さっぱりわからない

    短編集です。表題作ともう一作読みましたが登場人物がなぜそういう損な行動をするのか
    説明はなく、疑問しか感じませんでした。読み取れ。ということなんではないかと思いますが
    そうだとしてもわからなすぎました。
    表題作についていえば司法試験に受かるような彼氏となぜ別れるのか?その彼と再会して復縁を求められたのになぜ自殺するのか。その彼自身も好きな女性が死んだからって、なんで自分を不利益な状況に置くのか。さっぱりです。
    起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:起終点駅(ターミナル) (小学館文庫)より
    4094061363



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