(短編集)

ブルースRed



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ブルースRed

2021年09月24日 ブルースRed

死に場所を求め、生きる女が、裏切りの果てに辿り着いた終焉の地とは。 ブルースに続く、『新たなダークヒロイン』の誕生! 釧路の街を、裏社会から牛耳る影山莉菜。 亡父・博人の血をひく青年を後継者として育て、官僚から代議士への道を歩ませようとしていた。 「男と違って、女のワルには、できないことがない」 亡き父の言葉を胸に、重い十字架を背負った女が、幾度もの裏切りの果てに――。 『ホテルローヤル』『家族じまい』を経てデビュー20年目の桜木 紫乃が放つ最高傑作!(「BOOK」データベースより)




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ブルースRedの総合評価:7.38/10点レビュー 8件。Cランク


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(7pt)

女アウトローの孤独とプライド

「ブルース」の続編となる連作短編集。ブルースの主人公・影山博人の義理の娘・莉菜が義父の亡き後を継いで釧路の街を制御しながらも、最後には街を出てゆく、ダークヒロインの半生記を描いたハードボイルドである。
自分のミスで義父を殺害されたという贖罪意識を抱えたまま莉菜は、父に代わって釧路の裏側に君臨し、ひたすら父の子である松浦武博を一流の政治家に育てることを目指す。目的のためには冷酷非情に振る舞い、信念を貫き通した莉菜は、武博が一人前に育ったのを目撃すると自ら釧路の街から姿を消した。
「ブルース」で強烈な印象を残した6本指の男・影山博人の後継者にふさわしい莉菜のキャラクターが、前半部分の読みどころ。後半は、アウトローの道を歩んできた女が自分で自分に決着をつける孤独とプライドが泣かせるハードボイルドである。
前作「ブルース」を踏まえた物語なので、先に「ブルース」を読むことをオススメするが、本作だけでも問題なく楽しめる。

iisan
927253Y1
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.7:
(3pt)

ブルースが凄すぎたので、、

ブルースが強烈な小説だったので期待しました
普通の話でした
ブルースRedAmazon書評・レビュー:ブルースRedより
4163914331
No.6:
(5pt)

ファンです

最高面白いですね
ブルースRedAmazon書評・レビュー:ブルースRedより
4163914331
No.5:
(3pt)

編集者の力量不足

この小説は章ごとに話者を変えて(「藪の中」+編年体)にしたほうがずっと面白かったと思います。
関係者それぞれの目線から莉菜が浮かび上がるようにすればよかったのに(そういう書き方は桜木さんは得意だと思います)
特にラストの章はあの新キャラの方から見た莉菜についてのお話のほうが読みたいな。

編集者の力量不足だと思います。
ブルースRedAmazon書評・レビュー:ブルースRedより
4163914331
No.4:
(4pt)

前作を読んだ上で読む事

前作『ブルース』を読んでからじゃないと、この本は全く楽しめない。まずは前作でヒロトの事を知ってから、影に佇む街をさまようべし。
惜しい点は、莉菜の言葉遣いが「今どきこんな喋り方をする女はいない」ってくらい痛々しかったのと、『JAL123』『スマートフォン』この2語のせいでコミック版との整合性が取れていないのが気になりました。時代を特定できる単語を入れるのであれば、いっそ『ホテルローヤル』並にゴリゴリにしてほしかったです。

難癖付けるのはそこだけ!文学の底力を見ました。
ブルースRedAmazon書評・レビュー:ブルースRedより
4163914331
No.3:
(4pt)

政治と経済の裏社会を少しでも知るものにとっては納得の内容

本作品は、釧路に暗躍していた影の大物・影山博人の夫人の連れ子である莉菜の物語である。博人の死後、徐々に影山という名前が通用しなくなり、釧路から去って瀬戸内に暮らすようになるまでの莉菜の人生を追っている。冷静さ(冷酷さというと冷たすぎるように思える感情)と情念の二面を表裏一体として持ち合わせていた莉菜。作品の始まりと終わりとでは最低でも10年は経っていると思われるのだが、莉菜の心情に老いというものが感じられない。それを作品の本質と捉えるかどうかが鍵になるかも知れない。ただし、作品の結末がやや安易な内容であるように感じられたのが残念。
ブルースRedAmazon書評・レビュー:ブルースRedより
4163914331



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