ブルースRed
- 十字架 (70)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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「ブルース」の続編となる連作短編集。ブルースの主人公・影山博人の義理の娘・莉菜が義父の亡き後を継いで釧路の街を制御しながらも、最後には街を出てゆく、ダークヒロインの半生記を描いたハードボイルドである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ブルースが強烈な小説だったので期待しました 普通の話でした | ||||
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最高面白いですね | ||||
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この小説は章ごとに話者を変えて(「藪の中」+編年体)にしたほうがずっと面白かったと思います。 関係者それぞれの目線から莉菜が浮かび上がるようにすればよかったのに(そういう書き方は桜木さんは得意だと思います) 特にラストの章はあの新キャラの方から見た莉菜についてのお話のほうが読みたいな。 編集者の力量不足だと思います。 | ||||
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前作『ブルース』を読んでからじゃないと、この本は全く楽しめない。まずは前作でヒロトの事を知ってから、影に佇む街をさまようべし。 惜しい点は、莉菜の言葉遣いが「今どきこんな喋り方をする女はいない」ってくらい痛々しかったのと、『JAL123』『スマートフォン』この2語のせいでコミック版との整合性が取れていないのが気になりました。時代を特定できる単語を入れるのであれば、いっそ『ホテルローヤル』並にゴリゴリにしてほしかったです。 難癖付けるのはそこだけ!文学の底力を見ました。 | ||||
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本作品は、釧路に暗躍していた影の大物・影山博人の夫人の連れ子である莉菜の物語である。博人の死後、徐々に影山という名前が通用しなくなり、釧路から去って瀬戸内に暮らすようになるまでの莉菜の人生を追っている。冷静さ(冷酷さというと冷たすぎるように思える感情)と情念の二面を表裏一体として持ち合わせていた莉菜。作品の始まりと終わりとでは最低でも10年は経っていると思われるのだが、莉菜の心情に老いというものが感じられない。それを作品の本質と捉えるかどうかが鍵になるかも知れない。ただし、作品の結末がやや安易な内容であるように感じられたのが残念。 | ||||
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