真珠とダイヤモンド
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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2021〜22年の週刊誌連載を加筆・修正した長編小説。日本中がマネーゲームに熱中した時代の波に乗り、狂騒の中を駆け上ろうとした若者たちのドラマである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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2013年に、年収五億円とも言われた敏腕ファンドマネージャーが妻と愛犬と共に殺害、遺棄される事件が起きました。wikiでは埼玉資産家夫婦死体遺棄事件となっています(しかし概要はほぼ記述無し) 興味のある方は調べてみてください。 この小説は、この事件を土台にしていると思います。調べれば調べるほど、主人公と被害者が重なります。 しかし、誰もその事について言及していません。 他のレビューで、妻は殺害されずに風俗をやらされるのが定石だろうとありましたが、そうではないのです。 | ||||
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レビュー4ですが気持ちは3.5です。 業界用語ばかりでイメージがつきにくいところもありましたが、一気に読めました。 バブル時代の株や投資が絡む話で、バブル崩壊を知っている私たちは読む前からこの物語の展開と結末はある程度予測できたと思います。 ただ、上巻を読み進めているうちにプロローグで出てきた佳那はきっと○○だろう、ということも安易に予測できてしまいます。そこで楽しみが一つ減ってしまいました。 とはいえ、この本は当時の日本中が熱に浮かされたような、異様な空気感を楽しむものだと思います。 それは同著の「抱く女」に通じるものがあります。 | ||||
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ネタバレあり。 結局、人生はお金じゃない、という結論になってしまうのか。実際、そうだった。 それぞれ夢を持ち、それなりに努力した三人が、こういう結末を迎えてしまったのは、なぜなのか。須藤という男、かなり性格に難があるが、どうしても憎めなかった。劣等感を持ち、コネも学歴もない男が、徒手空拳でのしあがっていこうとがむしゃらに生きて、こうなるのかと思うと切ない。 文中、水矢子が思うように「出した金が何もせずに十倍になって戻ってくるうまい話などあるわけないのに」、という文が意味ぶかい。そんな話があるわけないのに、バブルのころは国中がそんな夢に酔ってしまい、夢破れると誰かのせいにしていた時代が確かにあった。最後のあたりは読みながら泣けてきた。 | ||||
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ストーリーが面白く、読み易い。著者のストーリーテラーの力量に感心した。 | ||||
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なんで全員不幸にするかなぁ…と思う。 ちょっと陳腐な感じ。 株予想投資家が一番罪なのに、なぜヤクザから狙われないかが不思議。。 考えたら姉が須藤さんと関係したことが全ての不幸のはじまりなのかな? でも、株って自己責任ですよね。。この時代は銀行や証券マン任せだから他責にできたのかな。。 | ||||
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